ADとPRの表記について

このたびは私へレビューご依頼をご検討いただきまして誠にありがとうございます。

ここではブログやSNSへの情報発信に際し、企業様からご依頼をいただいたケースでのAD・PRといった表記についてご説明します。

ありがたいことに最近は様々なモノ・コトのレビューに関するご依頼をいただくことが多くなりました。弊ブログのお問合せフォームなどからもご依頼いただけるケースも増えております。レビュー記事の執筆ご依頼ですが、条件が合う様でしたらお受けいたします。

弊ブログに関して申し上げればブログの中に嘘を書きたくないということです。もちろんエイプリルフール企画やジョーク記事の場合は除きます。要は自分がつまらないと思っているものを、広告やアクセス数などのために「おもしろい」とは書きたくないということです。

そのためにどのようなお約束をご依頼者とするのが良いかということを考えまして、以下のルールを作りました。弊ブログのポリシー、嘘をつきたくないというポリシーを守りたいため、ご理解ください。

主なルールだけあらかじめ示させていただきました上で、そのほかの詳細は個別にご相談いただければと存じます。なにとぞよろしくお願い申し上げます。

※以下のルールは、本ルールを最初に執筆した2016年1月より前には適用されていない場合がありますが時系列の問題のためご容赦ください。
また今後変更の可能性もあることをご容赦ください。てにをはの変更でなく内容に変更があった場合には、極力変更内容を履歴として残します。

また、自分のブログにおける「PR」「AD」の表記については
自分のブログの【PR】【AD】表記について考え方を整理した
こちらでも考えを整理し、まとめてあります。こちらもご参照ください

執筆料

  • 執筆いたします対象の(もの・こと)
  • ボリューム
  • 記事本数や締め切り
  • その他

などなど条件によって全く異なります。ここはお打合せの上でということでお願いします。

が、以下に説明するPR・ADで比べた場合、ADの場合の執筆料はPRに比べて高額になることはご了解ください。

状況の明記

原則的にレビューなどの記事をお受けする際には、記事タイトルや本文の冒頭部分で状況のご説明をさせていただくことになります。
レビューなどの記事とは、およそ以下のようなものを想定しています。

  • 私(および私が関係する団体)が執筆料を頂戴して執筆するケース
  • 私(および私が関係する団体)がレビューする製品をいただいたり、飲食を提供していただいたりして執筆するケース
  • 私(および私が関係する団体)が執筆するために製品や権利を一定期間お借りして執筆するケース
  • 私(および私が関係する団体)が執筆するために体験させていただいて執筆するケース
  • その他上記に類する形で何かしらのご提供をいただいて執筆するケース

紹介の仕方によってこれ以上、増えるかもしれません。

ご説明としては、ブログであれば記事タイトルに【PR】【AD】などがつき、また本文冒頭にご依頼者さまとの関連性(商品や体験などのご提供を受けたこと)や、記事広告である旨を明記します。

(2021/08/18追記)SNSであれば本文中に#PR #ADといった表記がつきます。

PR記事の場合

記事内容に関して、掲載内容の最終決定権が私にあるもの、記事の内容が私の客観性によるものにつきましてはPR(広報)の記事として扱わせていただきます。
広報ご担当者様のお気持ち・お考えに私が理解・共鳴することで、私のブログ内に独立した記事として書きます、という位置づけです。

弊ブログの読者へ向けてのスタンスとしては、
「企業などからの依頼がきっかけとなってこの記事を書くことになったが、文中で記した思っていること、感じたこと、長所・短所は私個人のリアルである」
とお伝えするものになります。

PR記事に関しましては、タイトルの先頭もしくは末尾に【PR】などの表記をつけさせていただくことになります。

本文中に「○○をご提供頂きました」「○○の試食会に参加しました」と事実関係をはっきり書かせていただきます。
また、記事内容は私が感じたことなどについて書かせていただきます。

(2021/08/18追記)SNSでの情報発信につきましても#PRなどの表記をつけ、関係性を書かせていただきます。

AD記事の場合

記事公開前にクライアント様がチェックし、内容について私の感想・意見よりもクライアント様のお考えを優先させなければならないものにつきましてはAD(広告)として扱わせていただきます。記事広告としての取り扱いになります。

弊ブログの読者へ向けてのスタンスとしては、
「企業などからの依頼があり、この記事広告を書くことになった。文中で記した思っていること・感じたこと・長所は原則的に私個人の意見であるが、クライアントの表記チェックなどを通したもの」
になります。

ADに関しましては、タイトルの先頭もしくは末尾に【AD】などの表記を付けさせていただきます。

また、本文の冒頭部に「この記事は○○社ご依頼の記事広告です」などといった事実関係、をはっきり書かせていただく、あるいは記事広告であることを明記するバナーを貼らせていただくことになります。

また、ご依頼者さまのご指定によってWebページにリンクを施す場合、aタグ内に【rel=”sponsored”】を付加致します。

以上のこと、ご了承ください。

(2021/08/18追記)SNSでの情報発信につきましても#ADなどの表記をつけ、関係性を書かせていただきます。

執筆時期・本数・内容

ブログの場合、原則的には2週間以内に1記事として考えております。変更のご要望がございましたら別途ご相談ください。ご依頼後の2週間の私のスケジュールがパンパンであった場合には締切日のご調整をお願いする可能性もございます。ご了承ください。

改善すべき点を感じたならば、改善すべき点も執筆させていただきます。執筆料を頂戴したから一方的に褒めちぎるということは致しません。もちろん欠点の見つからなかったサービス・製品であればその限りではありません。

もっとも、記事にする以上はその製品・サービスをお勧めできるから書くものであり、読者が離れるような否定の仕方はいたしません。

記事中には弊ブログのほかの記事などに掲載されているような広告枠による広告が入り込む場合がありますことをご了解ください。また、物品に関連する場合にはネットショッピングなどのアフィリエイトが張られることもご了解ください。どうしてもNGの場合は別途ご相談ください。

もし私個人の好みと違ってしまい良い点を説明することが不適格であると感じた場合、執筆をお断り、あるいは中止させていただくこともございますことをご了解ください。その場合、執筆を中止した理由をご連絡するとともに、頂戴した・あるいはお借りした製品をご返却させていただきます。レビューのタイプが「体験」「飲食」など返却の形をとれないものは、申し訳ございませんがご了解ください。

レビューとはいえ自分に合わないものを「とても良いからみんなも使いなよ!」とは勧められませんし、それを一度やってしまうと、そのほかのすべての記事の信頼性がなくなってしまいます。弊ブログの中で私が良いと書いたものは、少なくともその瞬間に私が「良い」と感じたからこそ書いています。読者とブログ執筆者の信頼関係を維持するため、ここは譲れません。

私が勧めることが不適格であるということに問題点の本質があり、そのもの・こと自体の品質が悪いかどうか問題ではないことはご理解ください。

その上でクライアント様のご意向に沿った記事を弊ブログ内でお望みであれば「AD」でのご相談をください。
お話はお伺いします。

(2021/08/18追記)SNSでの情報発信につきましては、情報発信のタイミングはご相談とさせてください。

製品をいただいたりサービスを受けたりしてもPRなどの表記がつかないケース(2021/08/18追記)

製品をいただいたりサービスを受けたりしてもブログやSNSの発信においてADやPRなどの表記をつけないケースがあります。
それは、

製品をいただいたりサービスを無料で受けたりしたものの、そのことについてブログやSNSでの発信依頼を受けていなかったもの

です。依頼をされたのではなく、自分の意思でブログに書いたりSNSで情報発信をしたりしているものですので、企業発の施策にはあたりません。

書かなかった際に契約上の問題にならない場合、書くかどうかは完全に発信者側の裁量に委ねられます。その場合、冒頭に書きましたとおり「読者に対して嘘をつかない」の基準に則ります。すなわち

  • 良いと思ったものは良いと思った分だけ書く
  • 悪いことだらけで褒める要素がないのなら書かない
  • ほかの作業などが忙しい場合は書かない

など総合的な判断を行います。

繰り返しになりますが、こうした裁量が許される場合、ADやPRといった表記は行いません。また、関係性についても必要が無ければ書きません。

(2022/08/31追記)AD/PR表記についてかんたんにまとめますと、以下の表のようになります。

AD/PRの表記 記事執筆のトリガー 金銭・サービス・商品の提供 記事執筆における主体
AD 製品・サービスの提供者からのご依頼 問わないが、ほとんどの場合金銭・サービス・商品の提供あり クライアント様(記事公開から一定期間、細かい部分などの表記修正依頼に応じる)
PR 製品・サービスの提供者からのご依頼 問わないが、金銭・サービス・商品の提供の場合が多い ブロガー(事実誤認、クライアント様の評価を貶める表記などの修正には応じる)
なし ブロガーの意志 ・ブロガーが対価を支払っての執筆の可能性あり
・記事執筆の依頼無く提供されたサービスについて執筆の可能性あり
ブロガー(ブロガーとしての良心に基づいた執筆を行う)

変更の可能性

本稿はまだまだ叩きの部分があり、その後得た正しい知識や世間の常識の変化などによって変化する可能性もあり得ます。すべての目的は冒頭に記しました通り、

  • せっかくご提供いただきましたものが私の「風」に合わなかった場合に対するお断り
  • 執筆させていただく場合に、タイトルに【PR】【AD】がつくこと

が前提となったうえで条件を詰めさせて頂きたいのです。そのブレさえなければ調整の可能性はいろいろあると思っています。

以上、ご納得いただけるようでございましたら画面最下部のフォームからご連絡をお願いいたします。

また、ライターとしてのお仕事のご依頼であれば
ライターのお仕事・ご依頼について
こちらをご一読くださいますようお願い申し上げます。

2016/01/24