拝啓@odaijiです。
ブログやTwitter、FacebookなどのSNSを使っているひとびとが現実世界でも会ってコミュニケーションを深めましょう、という趣旨のイベントに参加して参りました。
本格的にブログを初めて100日程度、投稿記事がまだ240そこそことひよっこブロガーなので、こういうオフを利用してここぞとばかりにつながりを深めようと目論んでの参戦です。
セミナー中、iPadにメモしたものを極力そのまま書き出し、そこに一晩寝かせて思い立った感想を付け加える形でまとめとします。
~ 目次 ~
HAYAさん(@haya1111)オープニング
ニット帽の人、HAYAさんの登場です。
「つなカン」の仙台開催を通して、つながることの大切さを複数の角度から説かれました。
仙台開催について
1)仲間
何をやるかより、誰とやるか
2)目的
最初に仙台で開催してやるという気概
濃い繋がり生まれる。
3)興味
仙台に行きたかった。
つながるコンテンツのつくりかた
やってみる
やり続ける
仲間とやる
コンテンツ?
見つけ合う
最初は下手でいい
信用できる相手とまず始め、やり続けること。
まとめるとシンプルですが、結構覚悟とか根気とか、必要ですよね。
イメージとしては忠臣蔵かな。一つのプロジェクトに対して信頼できる仲間を時間をかけて確認し、吉良邸討ち入りまで計画を練り続ける、といったところでしょうか。
ばんかさん(@bamka_t)講演
以前「アシタノワークショップ」での講演はノーマイクでしたが、この日はマイクしてましたねー。
スタイルがいいからですかね、上を向いて両手を広げるようなポーズが似合います。実際にそんなポーズしていたかどうかは覚えていませんが。
アウトプットの重要性
何らかの対象から出る信号や力
自分の脳から外に吐き出す
目的語はない
影響の輪を広げる(sns)
FBだっていつなくなるかわからない
普遍的な成功の要素を抜きだす
自分がアウトプットできる内容の量・質は、自分がインプットした内容の量・質を超えることができない。だから
沢山インプットしよう。ということを手を替え品を替え、話されていました。
息を吐き出せる量は、吸った量以下ですよね。ブログやSNSで情報を発信している人って、結局何かしらのインプットをしているということなんです。それが端から見て面白い、面白くないではなくって、自分のインプットとアウトプットを行うことの大切さを知りました。
ここで、前回参加者の特別講演です。参加者が演者になるのが「つなカン」の面白いところですね!
2名の方の講演がありました。
ミチルさん(@mt_316)講演
人見知りでもつくれるツナがるコンテンツ
実は人見知り。
ネットはよくしゃべるけどリアルはなかなかはなせない
オフラインでつながることが苦手でも、オンラインだとうまくいける。ネット弁慶
市川ブログ合宿に参加したことがきっかけ。
口で語れなければ文字で語ればいい
オフラインをオンラインで補完する
時間や場所が離れていても話題共有
オープンな場で話すことによる相乗効果
会えない時も繋がりを維持できる
オフラインのためにオンラインで準備。
オフラインとオンラインとをうまく使えば、どちらか片方よりも楽しいものにできる
まず、語らなければ何も始まらない
語れない分は文字でカバー!!
話すことに迷いがあるなら文章でカバー!
少なくともこれまでは、オンラインが得意、リアルにコミュケーションを取ることが苦手だったのですね。それがSNSを使うことでうまく補完し合い、より良い方向に進んで行った、というお話でした。
そして特別講演の二つ目。
うたのさん(@utano320)講演
オフラインだから伝えられることがある
なぜこの場にいるのか
オフラインだから伝えられることがある
オンラインだと人見知り
熱、人間性、空気はオフラインだからこそ伝わる。
オンラインの武器は立派でなくておk
直接あって熱、人間性、空気をつたえる。
オフラインからオンラインを育てる。
逆に、オフラインが強い方の講演であり、ミチルさんとは対照的な性格の講演になりました。ただし共通しているのは、どちらが主軸になっていてもオフラインとオンラインは相互補完できる、ということですね。
ワーク
グループワークを行いました。同じテーブルの人々で、自分のオススメのものを紹介する、というもの。10分間で紙に書いて、その後3〜5分でテーブルの人にプレゼン、というワークでした。
用紙が配られていましたが、傾奇者の私としては普通のやり方でやりたくない。
・ん、こんなところにiPadがある。オレ持ってきたんだ。
・ん、そういえばiPadにはKeynoteが入ってる。オレ、インストールしてたんだ。
ということで、自分のオススメである「酒」「肴」についてKeynoteでまとめ、プレゼンしました。
iPad、テーブル内プレゼンにはちょうどいい大きさですね。
サプライズプレゼン ゆのきさん(@yunokixxx)
どうやら当日の朝「プレゼンしたいなー」とツイートしたところ、それが運営スタッフの目に留まり、急遽登壇ということになった模様です。
富山っ子
東京に住む人の情報発信は東京の中で完結していないか。
といった所から、「地方ならでは」の「あるある」を演劇風、ちょっと鬼気迫る感じでお話されました。
準備全然してないのにすごいな〜、と思っていたら演劇やってらっしゃったとか。そりゃ、感情がたっぷり入るわけですな。
僕は東京生まれ、東京育ちなので共感は出来なかったけれど「お察しします」とは言える、そんな気がしました。
なんかね、迫力が有りすぎてメモを取らず見入りましたよ。なので詳細が書けてないというジレンマ。
jMatsuzakiさん (@jMatsuzaki)プレゼン
順番的にメインイベントでしょう。若きメインイベンター。
ゲリラの戦術
契約でつながる組織でなく、興味でつながる集団。
契約でつながる組織は
1+1=2。
興味でつながる集団は
1+1=11にする
ゲリラ戦に勝つために
1)何を使うか
ストックとフロー
保存、検索 ストック。スピード、拡散 フロー
ストック
ブログ
経験、ナレッジ、ノウハウ
フロー
rss twitter Facebook
絞り込んだ相手に対して対話、一騎打ち、局地戦
信頼の活用法は、より大きな信頼に投資すること
ストックはインプット、フローはアウトプットですね。で、ストックとフローを繰り返すうちに蓄積されてくるのが「信頼」および「信頼残高」。信頼残高は、例えばブログで言えばユニークユーザー数やPV数などを意味するのだと思います。
で、この信頼残高の使い道が重要だということですね。安易な広告などで消費してしまうのは勿体ない。自分を信じてくれる人のために使うことこそ最高の使い道だ、ということを意味しているのだ、と理解しました。
質疑応答
運営の皆さんが、事前に募集した質問に丁寧に回答されていました。机上の知識ではなく、実体験に基づいた回答なので、それぞれが腑に落ちますね。
まとめ・感想
同卓にはタスク管理系の超大物がいらっしゃったり、WordPressのセミナー開いちゃおうなんていう野心満々の好漢がいらっしゃったり、講演されたミチルさんがいらっしゃったり。なかなかに楽しい席でした。
さて。
職場では自分ほどSNSを使うような人がいなかったりで孤独感もあり、これまではブログ始めたけれど1記事書いておわっちゃった、というのを繰り返していたんですね。
でも6月後半に本格始動してからは、違います。なぜなら社外に、同じ志の人が沢山いることが分かったからです。このつながりがある限り、くじけても立ち直るきっかけを与えてくれる人は必ずいるし、自分が与えられる立場にもなり得る。喜びを2倍にし、苦しみを半分にできる。そんな風に思えました。
セミナー自体、とても楽しかったです。持ち帰るべきものがいくつもありました。
でも、運営の皆さんもきっとこう思っているはずだと思うのですけれど、このセミナーの最大の財産は、参加者同士の中で知り合い、連携し、次に新しい何かをつくるきっかけが得られることなんじゃないかなと思います。
ようし、やったろうじゃないの。