拝啓@odaijiです。
~ 目次 ~
このエントリーの流し読みっ!
・飲むに値しない日本酒バーに行ってしまった
・どんな店がよくないか、まとめ。
・経営される方、飲みなれていない方のご参考にどうぞ。
いやー、今日の日本酒の店は最悪だったわー。飲み直しでグリフォン。
— Daiji Okunoさん (@odaiji) 2013年5月16日
僕はプロの評論家でもなんでもないけれど、日本酒を飲めるお店には結構行ってきたつもりです。
昨日職場の同僚と行った店(渋谷・新宿エリアの某店。私は初来訪)がそんな中であまりにも納得いかないお店だったので「この店はどんなところで僕の逆鱗に触れたのか」という項目を挙げておきたいなと。
これ、すべて一つのお店で感じたことなんです。まとめてここまで出てきてしまうと、もう「次」は無いですね。お店の名前は出しませんけれど。ああなんと嘆かわしい。
飲食の経営者には耳の痛い話かもしれませんがユーザーからの苦情はなかなか得られないでしょうからご参考にしていただければ幸いです。
日本酒を飲みに行きなれていない人は、こういう店はあんまりよくないんだな、という事例としてとらえていただければ幸いです。
大部分のお酒が1合1000円オーバー
お酒の値段は
お酒自身の仕入れ価格
管理コスト
人件費
そのお店の経営にかかるコストを乗せる分
など、様々な要素で決まります。なのでお店によってお値段が違うのは当たりまえ。
でもしかし、1合1000円超えが大部分のお店なんてそうそうあるものじゃないし、そこからは
「酒の値段がわからない客だけ来ればいいよ」
というメッセージが聞こえてきます。
え?あの酒が1合1200円?あれが1400円?
馬鹿にするなっての。同じ酒、もっとおいしく、安く飲める店なんていくらでも知っているよ。
ツマミも一品一品の量が少な目で割高感
ここは一人飲みとグループ飲みで評価が分かれるところかもしれませんが、気の利いたお店ですと、
大皿風の料理を、一人客には一人前の量・一人前の価格にしてくれる
ということをしてくれます。
最初から量が少なく、さりとてそれほど安くない。
量が少ないことは高級感につながらないよ。高級感は品質で出すものだよ。これではグループ客の喜びは得られません。
ホールスタッフが女性一人、カウンター内で人がどんな作業しているか全然見えない
お酒が高いのだから、お店の中のスタッフは充実させていないとおかしい。
そういう部分が出来てなくて、女性一人がホールを回している。酒の燗を付けるところ、15人くらいの客の相手。見たところ忙しそうで客に注意を払えるような状態ではなかったです。
店の関係者風の人がノートパソコン持ち込んでカウンターで作業をしている
目障りだよ。裏でやりなさいよ。
店の雰囲気壊しなさんなよ。
「雰囲気の良い日本酒BAR」を謳っておいて、なんで雰囲気をぶち壊してるの?
日本酒ファンを呼びたくないの?
日本酒をおいしくするのは、酒自体と、酒器と、つまみと、店の雰囲気なんだよ。
自ら壊してどうするんだよ。
メニューが見辛い。暗めの照明で、濃い背景色に濃い小さい文字という配色。
何が書いてあるのか分からない。なんで注文するのにいちいち目をこらして、疲れるメニューに目を通さなければならないの?
酒飲みはどんどんめんどうになっていくもんだよ。
お客さんに追加注文してもらいたくないの?
ふつうのお店が白い紙に黒い大きな文字でメニューが書いてあることに理由があると気づかないのかね。
客でもわかってるよこんなこと。
▼こういうのが良い例。
見やすいでしょうに。
※追記:例がよくないというご指摘多数。白地に黒文字は飲みながらでも見やすいですよ、というところだけでご判断ください!
見辛くするのが格好いいわけないでしょ。
以上、こんな感じ
トータルですっごい薄っぺらさを感じました。一見落ち着いた雰囲気で、オトナな雰囲気で日本酒を飲めるお店。
しかしちょっと味わってみると、どこにも満足がいかない。
この経営者、日本酒BARが格好いいと思っただけで、好きでもなんでもないんじゃないですか?ネットで調べれば「高級日本酒」なんていくらでも出てくるから、日本酒何十種類なんていうコピーの店は簡単に作れるからね。
見た目の内装だけきれいで、日本酒を飲む店で飲んでいる雰囲気の良さが全然見えてこなかったんです。
お店の雰囲気づくりだけにとらわれて、大事なことを見逃しているんじゃないかなと思ったのです。
この店には二度と行かないし、人に聞かれても絶対に勧めない。そう思った
がっかり度200%
のお店レポートでした。
あ、くどいですが、もちろん店名は伏せますよ。