@odaiji さん曰く、。
僕はSurface Pro 3を買った経緯もあって次期製品となるSurface Pro 4がとても楽しみだったんですけれどね。僕の使い方的にはグラフィック関係じゃなくって様々な場所にパワフルなタブレットを持ち運んでどんな場所でも文章を書いたり、ちょっとしたブログやWebメディアの編集作業ができるということが魅力だったんですけれど・・・。
今回お招きいただいた、Surface アンバサダープログラムでのSurface Pro 4発表イベント。製品の発売日に行われたこのイベントは絵を描いたりする人に向けたイベントでした。
もし募集の際に、あらかじめそういうベクトルの方に向けたイベントだよ、という一言があれば参加を見送ることもできたので、最初の告知がちょっと残念だったなって思ったりしました。
余りに畑が違いすぎてイベントとしてよかったかどうか判断しようがなかった、というのが正直なところなんですが、その反面、アンバサダープログラムで興味ある製品だったからイベントに即飛びつけばいいというものでもない、という参加者側としての反省も感じたのです。
~ 目次 ~
「アンバサダーミーティング」ではなく「パーティー」だった
恵比寿の、とてもきれいな会場でした。内装なんかはパーティー仕様です。
やたらおしゃれな「つまみもの」が出ていました。お寿司とかね。
Surfaceを模ったお菓子?もありましたよ。
やっぱり「青い食材は食欲を減衰させる」のが分かった青いマカロン。食べなかった・・・。
タッチ&トライコーナーもあった
Surface Pro 4も自由に触れる状態でおいてありました。トークセッション中も自由に触れましたよ。
タイプカバー(蓋にもなるキーボード)は全体的に良くなったと思いました。Surface Pro 3のタイプカバーは使い物にならなかったのですが、ちょっと触った範囲では「十分使えるかも」というレベル。
イベント開始
お寿司つまんだり知った顔を見つけて話していたらイベントが始まったんですね。
はい。僕も世の中へSurfaceの良さを伝えたいです。
でも・・・。正直、このイベントで僕はSurfaceの良さを伝えることができないんです。僕の使い道としてはゼロの、デザイナーさんや絵を描く人向けの説明・デモしかなかったんですよ今回。
キレイなプロジェクションマッピングを手掛けている会社ですとか、
きれいな絵を描く人とか、
もう一人きれいな絵を描く人とか。
本当に申し訳ないのですが、お三方とも存じ上げませんでした。会場内のモニターで見た絵もきれいだなと思ったけど、それ以上のことが分からなかったんです。
正直言うと、このイベントに関して僕は新しいSurfaceを使って、ビジネス用途がどれだけ良くなったかとか、モバイル性がどう良くなったかとか、Officeソフトとの連携で面白いものができたか、とか、そういうものが聞けると思っていたんですね。そういった説明は2時間のイベント時間のうちの最初の1時間では何もありませんでした。
トークセッション中に、お三方のうちのおひとりがSurfaceとお絵かきソフトを使って即興で綺麗な絵を描かれたのですが・・・
いや、きっとこれってSurface Pro 4の機能・性能とか、ソフトとか、描き手の力量とか素晴らしいんだと思うんです。嫌味とかじゃなくってきっとそうなんです。でも、僕が思ったのは「これじゃない」感。たぶんこういうことをやる、ということが事前に知らされていたら参加しなかったな、って思ったんです。
実際僕はこれ以上居続けることができなくって、途中で帰ってしまいました。
思えば、イベントの説明は特になにもなかった
イベントにご招待いただいた際のメールには、このように書かれていました。
11月12日発売となる Surface Pro 4 を一早く体験いただけるだけでなく、
アンバサダーの皆さまと一緒に楽しめるような企画をご用意いたしております。
ぜひ奮ってご応募ください!
他に参加したことがあるアンバサダー系イベントと同様なものを想像してお邪魔したらパーティー&クリエイティブ系操作だけの紹介・・・。Windows系のタブレットで出来るジャンルは山ほどあるので、せめてその中のどういったジャンルに関するデモやらトークセッションなのかを教えていただければ・・・。
ネタばれと「これじゃない」感のはざまで
正直、今回のイベントについては「良い」も「悪い」も言えません。それだけ自分の興味と関係のないところが語られていたんです。あえて言うならば、事前のご案内をもう少しうまくやっていただくことで、イベントに楽しく参加できる人を増やせるような可能性があったのではないかな、ということ。
詳細なイベント内容を事前に書くと、ネタばれになっちゃいますよね。主催としてこれは面白くない。
でも、完全にシークレットにした場合、そしてそのシークレットにした内容が万人受けするものではなかった場合、その内容にひっかからない人からしてみると、単純に「はずれ」になってしまいます。
そのバランスが難しいとは思います。でも、マッチした参加者に良いレポートを書いてもらうためには、主催者は「最低限事前に出すべき情報」があると思うんですよね。それによって
(まったくの見当はずれ・・・)
な人たちの参加を未然に防ぐことができると思うんです。
僕もイベントを開催するときに、
・それが誰(どういう趣味・特技・志向性)に向けてのイベントか
・イベント参加されたらどうなるか
などをイメージできるような案内を書きます。そしてそれが無い時には今回のような、僕にとっては何も残らなかったイベントになってしまうこともあるんだなあということが実感できました。
また、自分としても、内容があいまいなイベントに「アンバサダー案件だから」と飛びつくのは良くないなということが分かりました。どうせなら
「参加した!面白かった!」
って書きたいですもんね。今後に向けて反省しているところです。
イベント主催者が伝えるべき内容の「さじ加減」と、参加者側の確認事項について考えさせられたイベントでした。