スマートデバイスと日本酒の世界が盛り上がるといいなあと思っている@odaijiです。
日本酒大好きで僕と知り合いの方、今度一緒に行きましょう!って言いたくなる店に三軒も行ってしまったのが先週でした。いわゆる銘酒店。一軒一軒がちょ〜幸せなお店に3回も! ああ、幸せでした。順に紹介して行きますが、お店に迷惑がかからないよう、お店によっては写真分量は控えめにしていきます。
月曜日§吟吟(東京・大森)
ここは行き付けの店の店主さんと飲んできました。
いつも寡黙ないきつけの店主さんと陽気な奥さんのプライベートは、明るい人柄の店主さんと陽気すぎて熱射病になりそうなパワーの奥さんだったす。店主さん紹介だったので、吟吟さんの店主さんともお話できました。連れて行って下さる方がこういう方だと、初めて行ってもちょっとお得ですね。
酒は常時70〜80くらいは置いてありそうでした。日本酒・焼酎が中心だと思います。日替わりと見えるオススメ一覧は知らない酒がずらり。日本酒の世界、深すぎます。スタッフは数名いらっしゃるのですが、どの方に質問をしても的確に答えが返ってきます。
「フルーティーなお酒」
「一番米臭い酒」
こんな質問にも余裕で応えてくれます。
料理
刺身の盛り合わせを頼んだら9種類出てきた・・・。有りがたや。
その他、がんもどき、さつま揚げ、なんとかエビ、全部美味しかったです。
料理につける塩は、岩塩とおろし金を使って自分でこさえるのがこのお店流。これ初めてやると楽しいです。疲れるけど。
月曜日に行ったのにお店は満席。満足いくまで飲み食いしたのに5000円ほどという安さであればこの人気はうなずけます。行こうと思っている方、要予約ですよ!
水曜日§つくしの子(東京・池尻)
一見さんお断り、原則予約必須というこの店、日本酒の会で知り合った粋人に聞いたら、何と常連さん!これはってんで、無理言って連れて行って頂きました。という事情により、本ブログでの紹介もお店のすごさを具体的にお伝えするのが難しいです。当たり前ですが、私のブログ見たからって言っても予約できませんからね〜。
もし興味のある方がいらっしゃったらご連絡ください。
という判断がつく方だけご一緒させて頂きたいと思います。上から目線っぽくて大変申し訳ないのですが、一人の客としてお店を大切にしたいので、お店に負担をかけることはしたくないんです。
入り口は、これは酒を呑む場所とは思えないたたずまい。インターネットな現代に残る本物の「隠れ家」です。30人以上は入れるキャパを店主さんとお母さんの二人でまわしています。お酒の説明や料理の出し方など、そのための効率化の工夫がとてもなされている、とてもシステマチックな店だなと感じました。
お酒は20度くらいの冷蔵庫(保存庫?)、普通の冷蔵庫、冷凍庫に近い冷蔵庫と3種類あり、多分150種類くらいは常時あるのだと思う。そしてこれが、しっかり回転しているんだと思うのです。
とてもお酒に満ちあふれています。
唯一撮影した写真がこの一枚。店主の日替わりスペシャル酒がひとつあります。ピンクのラベルを張っているんですね。
食事は「ストップ」言わない限りゆるりと次々に出てくるイメージ。お酒は半合から頼めるようで、粋人さんと半合を分けて呑んだりしましたので、30種類くらい呑んだのではないか、というところです。とにかく日本酒好きなら、ここに来ずに死んじゃったら「我が生涯に一片の悔い無し!」と片手を突き上げることが出来ないと思います。
店主さんには僕の呑み方(?)を認めて頂き、予約の許可を頂けました。嬉しいなあ。また行こう。絶対行こう。酒呑みの心が分かる人と呑みに行きたい店です。
金曜日§産直屋たか(東京・渋谷)
予約無しでは入れないこのお店は、渋谷は円山町にある、これまた隠れ家。もう10年近く、週に一回通っています。月曜日の吟吟さんに一緒に行った店主夫妻さんは、ここです。スタイルは時々変わるのですが、今はコース料金を決めて予約して、料理はそのコース内、お酒はその時に店主が厳選した10種類くらいのお酒が次々に出てくるといった感じです。お酒は毎週のように変化するので、飽きがくることがありません。
毎週変わるとはいえ、二大銘柄を挙げるとすれば「貴」と「而今」の二銘柄でしょうか。この二種は毎週何かしらありますし、日によってはとても珍しい、スペシャルバージョンに出会うこともあります。
また「産直屋」の名にふさわしく、魚介を中心とした食材が絶品なのがこのお店の最大の特徴です。都内随一、というか、そこいらの港で食べる「穫りたて魚介」なんかより100倍旨いことは保証します。2種類の美味なウニを同時に出してくれて「食べ比べ」とか、関アジ•関サバだけではない、関タイ、関ブリ、関イサキなど、日頃の生活では出てこない食材に出会うことができました。
※もちろん季節によります。
牡蠣なんか、ここで食べちゃったら、他の店のハードルが確実に高くなること間違いなしですね。
前記二店と比べ、料理に対する満足感の比重を重くしたいのであればここ最高です!
酒と肴のいいとこ取りが出来るんですね。幸せです。
と、先週行った3店舗はそれぞれの持ち味を生かした美味しさを味わうことが出来ました。麻雀で言えば大三元ですね。
まだ大四喜分の名店枠を残しているので、これからも探していくことになるでしょう。そのときはまたこうやって紹介させて頂くと共に、気の合う、お酒の呑める皆さんとは是非盃を交わせればなと思っています。是非楽しみましょう!