今ヤマハさんから前2輪のスクーター「トリシティ」を借りている@odaiji さん曰く、。
これまで街中をちょろちょろと走っていたトリシティですが、いよいよ奥多摩方面へツーリングしに行ってきました。寄り道含めて200キロ弱の行程でした。
これまで奥多摩へのツーリングは高速にのって八王子までショートカットしていたのですが、125CC(正確には124CC)のトリシティは高速に乗れません。下道を走って行ってきました。
~ 目次 ~
行ってきます
なんかFacebookではジャングルに行く冒険家とか地球防衛軍とかいろいろ言われたけれどヘルメットをかぶっています。
青梅街道→新青梅街道→青梅方面
遅めの9時半くらいに出発。この腰の重さを改善したい。
東京都心部から奥多摩へ移動するのは簡単。青梅街道から新青梅街道へ自然に進み、新青梅街道の終点(?)となるT字の突き当たりで右折すれば、あとはなんとなく青梅の方面に行けます。
休憩したコンビニでトリシティを撮影したりしながら進みます。
この、ハンドルを傾けた状態でも前の2輪がそれぞれ地面をしっかりグリップしてくれる感がいいんですよね。普通の2輪車と比べても安定感というか安心感が違います。
そのまま青梅までびゅーんと進み、JR青梅線とほぼ平行に進む感じで。
トリシティは125CCですが時速50キロ程度の速度の伸びで苦労することは感じませんでした。車と同じ流れに乗ることもできるので運転のストレスがとても少ないです。
また、信号でノロノロ進むときなんかも前2輪の安定感は有利に働いているんじゃないのかなと感じました。
▼東京の日本酒「澤の鶴」を作る澤乃井酒造がある沢井駅で電車とトリシティのツーショットを撮ったり・・・
▼澤乃井酒造と僕のツーショットを撮ったり・・・
※澤乃井酒造さんは45分ほどの酒造見学が可能です。今度時間があったら見に行きたいです。
しながらお昼時を迎えました。お昼は御嶽駅近くにある「玉川屋」さん。おそば美味しいんですよ。
玉川屋でお昼を食べて奥多摩方面に
腰のあるおそばで美味しかったです。天ぷらも揚げたてでした。
腹ごしらえが済んだところで奥多摩方面に進みます。地図上だとシンプルなんですが、御嶽駅から奥多摩湖まではさらに何十キロも進む感じ。ゆるりと上り坂が続いている感覚もありましたが加速も快適です。
▼「大都市・東京」のイメージとはかけ離れた風景を堪能したり
しながら奥多摩方面を進んで行きます。
▼途中、奥多摩駅近くの「もえぎの湯」へ立ち寄りました。
大人一人780円。タオルが販売されていて220円です。こういうツーリングに行くときにはタオル一枚持って行くと節約になりますね。
受付のおばちゃんが、バイクウェアでごつごつしている僕をみて大きめのロッカーを割り当ててくれたのが嬉しかったっす。そういう心遣いがありがたいですね。
いきなり足湯が出迎えとは。温泉を使った人は無料のようです。
▼温泉入ってコーヒー牛乳飲んで・・・
▼休憩室でうとうとして・・・
と、しばらくの休憩です。
▼トリシティも休憩中・・・。
奥多摩湖から奥多摩周遊道路へ
温泉で一休みした後は、いよいよ奥多摩湖から奥多摩周遊道路へ向かいます。午後の3時半か4時くらいでしたかね。ここはいかにもツーリング好きの人が走っている、ってところですね。一時期はあまりにもバイク乗りの運転が荒く、奥多摩から五日市の方へ降りていく下りで、バイクの単独死亡事故が続出したりしたらしいんですよね。そのために通行規制がされたりもしていましたが、今はそういった制限はなくなっています。
▼奥多摩湖の一部・小河内ダムとツーショットを撮ったり
▼奥多摩湖をぼけーっと見てたり
のんびりしたもんですね。そうそう、奥多摩周遊道路に入る道を間違えて山梨県に入ったりもしました。東京都と山梨県って直接つながってるんですよねー。知っていないと意外な感じ。
▼あとは奥多摩周遊道路を進みます。途中からは運転に集中しちゃって写真撮れてませんが。
▼めっちゃ坂を上ったあとの駐車場から奥多摩湖を見下ろしてみたり。
東京には標高2,000メートルの山があるそうな。これも意外といえば意外かも。
奥多摩湖側から奥多摩周遊道路を走ると、3分の2位は下りです。奥多摩周遊道路が終わっても下りです。
速度超過に気をつけながらワインディングロードを下っていくんですが、ここでのトリシティの安定感は頼もしかったですね。
バイクで「曲がる」ときって、ハンドルを切らないんですよね。身体を内側に傾けます。傾けると自然に曲がるって感じなんですけれど、今回トリシティで下りていった時には、「身体を内側に」というよりは「腰を外側に押し出す」感覚がとてもフィットしました。
前2輪あるので前輪の接地力は強いんです。他のビッグスクーターで通ったときより安定しているような気がしました。重量150キロ超えという、原付2種にして重い車重もこういったときには役立ってるのかな。
バイクに乗っている時はマンホールを踏むのが嫌だったりするんですけれど、トリシティの場合は前の2輪のどちらかがアスファルトをつかんでいてくれると安定するから怖さも減ります。これもとってもありがたいです。
東京23区とかに済んでいると、高速に乗れない分トリシティでワインディングを楽しむという機会は少ないかもしれませんが、こういう連続カーブのある環境でバイクに乗るなら、トリシティ、安心できますよ。
20時ちょっと前に帰宅
でもって帰宅したのが20時ちょっと前。帰路は、
奥多摩周遊道路→なんだかんだ武蔵五日市駅前へ→滝山街道(旧滝山街道)→国道16号→国道20号 の順。遠い割には道順はシンプルでごちゃごちゃしていません。
八王子辺りから30キロくらいを国道20号で走ってきていたのですが、国道20号に乗った頃には下道ばかりを150キロ以上は走っていた状態です。不思議なことにその疲れはさほどなく、ラーメン屋に寄り道しつつもしっかり帰宅することが出来ました。
全走行距離も200キロ弱といったところでした。
片道100キロ弱のツーリングなら結構乗れるぞ!
そう思えたトリシティでの奥多摩ツーリングでした。
まとめ ツーリングが出来る原付2種バイク
高速道路に乗れないのは仕方無いとして、片道100キロくらいなら結構乗れるな!と思った今回のツーリング。原付2種って、いわゆる50ccの原付では一般道を時速30キロでしか走れない、みたいなデメリットを避けるために乗るというイメージをこれまで持っていました。
でもね、
いやいやツーリングできるんじゃない?
と思った今回の奥多摩ツーリングでした。お隣の県に行くくらいのお出かけならこれでも十分だなと思います。近隣の美味しいラーメン屋さんに行きたい!みたいな人には向いている乗り物かもしれません。
ただ、それが出来たのはトリシティだったから、かもしれません。
楽しくツーリング出来たな。そんな一日でした。