スキーなんててんで滑れない@odaiji さん曰く、。
取材で、2016年3月の末に福島は磐梯山の星野リゾートがあるスキー場へ、スキーじゃない取材へ行ってまいりました。
IoT × Security Hackathon 2016
というもので、医療セキュリティ関係のハッカソンです。ホテルで開催するということもあり、宿泊にも気を配った(=徹夜で作業ができちゃう)面白いハッカソンでしたよ。
掲載された記事はこちらをご覧ください。
2日間の取材で二本立てです。
福島・磐梯でIoTとセキュリティのハッカソン、IoT × Security Hackathon 2016から(第1日目)
福島・磐梯でIoTとセキュリティのハッカソン、「IoT × Security Hackathon 2016」から(第2日目)
僕も一泊二日でハッカソンの取材をしてきたのですが、いやほんと、どうしてあのハッカソンに参加する人はエネルギッシュなんでしょうか。初日の夜には懇親会でお酒も入っているのに、半分徹夜して、しかも二日目の夕方まで元気でいらっしゃって。
あのエネルギー、少し分けてもらいたいですわ。僕は写真撮影と取材のノート取りなどでめっちゃ疲弊していたのに・・・ね。
~ 目次 ~
ハッカソンの舞台にも意味があった
先日は熊本で大震災がありました。
5年前の東日本大震災で宮城県とともに大きなダメージを負った福島県は原発の問題もあり、単にモノが壊れた、とかいうのとは違う次元で復興に苦労されているというお話も聞きます。
そうした中、福島に本拠をもつ会社が、福島の風評的な被害を少しでも小さくしようと参加者を募って開催しているハッカソン。初日夜の懇親会では地酒が提供されたり、結果的には滑る人はいなかったけれど、ハッカソン競技の休憩中に、自由に滑ってくださいね、という環境を用意してくれたりと、復興面でも意識されたイベントになっていました。
優勝者発表が猪苗代湖の遊覧船の中で行われた、というのも面白いところで、参加者が記憶にとどめやすい工夫が随所にされていたなあ、そう思えたイベントとなりました。
医療の現場と情報セキュリティと
情報セキュリティの技術って、それを積極的に適用しようとしている業界って一部のITに限られちゃってるんですよね。
今はIoTといって、いろいろなものの中にインターネット接続環境ができてしまっています。冷蔵庫だってぬいぐるみだって、インターネットに接続できちゃう昨今です。
すると、それぞれの業界にセキュリティの概念が浸透していかなければならないのですが、IT以外の業界に、その感覚が追い付いていっていない、というのが現状みたい。
医療業界もそれに近いところはあるようで、医療に使うための情報技術の発展は受け入れられているけれど、セキュアかどうかとか、法律との整合性とか、そんな課題がまだまだ山積している状態なんだなというのが分かりました。
それぞれの業界で、ITに強い・セキュリティに強い。そんな人が出てこないと、IoTの成長に安全性が追い付かない危険性をはらんでしまっている状態になってしまうという難しさを感じられた取材となりました。
取材・ライティングのお仕事お受けします
こんな取材、こんな原稿、こんな写真。やります。書きます。撮ります。
取材のご用命がございましたら是非ご連絡をお待ちしております。