歴史好きな@odaiji さん曰く、。
好調だと漏れ聞いているNHKの大河ドラマ・真田丸ですが、これをさらに楽しめて、さらに歴史の勉強にもなる、このアカウントを是非是非チェックしておくべきだと思いご紹介する次第です。
~ 目次 ~
時代考証の丸島和洋氏
そのアカウントは、真田丸の時代劇をご担当されている丸島和洋氏のTwitterアカウント。
ホームページはこちらです。
甲陽雑記:武田氏研究のページ
そもそも丸島氏は日本中世史の研究をされていて、
こーんな興味深い本を沢山書かれています。
武田氏・真田氏に興味のある方にもおすすめの本です。
真田丸に絞ったアカウントではない
上記の丸島氏のTwitterアカウントですが、真田丸専用のものではありません。Twitterのプロフィールには「告知用」と用途が記されていますが、真田丸の放送時には番組の中で気になるシーンなどについて補足的なご説明もしてくださいます。
真田丸関係で印象に残ったツイートをいくつかご紹介しましょう。
丸島氏の三谷幸喜氏(脚本)評
三谷さんは、僕の感覚ではかなり史実を大切にされる方です。ですので、僕の手持ちの情報はNHKが整理して三谷さんに伝えています。すると、史実を大事にした上で、上手くアレンジした脚本が出されてきて、それを考証しています。史実軽視という指摘は、ちょっと僕の感覚とはかけ離れています。
— 丸島和洋 (@kazumaru_cf) 2016年5月2日
第一次上田合戦で徳川が負けた理由について
第一次上田合戦の徳川勢撤退の原因は、石川数正出奔です。この前提として、石川数正が「指南」として面倒をみていた小笠原貞慶(深志城主)が秀吉に寝返ったということがあります。そこに、信玄の次男海野龍芳が実は生きており、甲斐に帰国するという噂が流れます(『三河物語』)。
— 丸島和洋 (@kazumaru_cf) 2016年5月2日
大河ドラマの進行に合わせて、本放送後にその回についての補足が期待出来る(約束されているわけではありませんよ)
大坂編は、話しが連ドラ的になるので、「今回どこまでやるんだっけ」というのを確認しないと迂闊に発言できません。本放送観てからになる理由のひとつです。
— 丸島和洋 (@kazumaru_cf) 2016年5月1日
そのほか、歴史全般の話、研究の話、プログラミングの話など、興味深いツイートが数多くされています。面白いですよ。
より深く面白く
この丸島氏のツイートを踏まえた僕の真田丸の見方は
1)録画しながら本放送を観る
2)丸島氏のツイートを数日おっかける。真田丸もしくは戦国時代に関するツイートをチェック
3)その内容を踏まえて録画した真田丸をもう一度観て、当該箇所を良くチェック
です。
これをすることで、三谷幸喜さんの面白い脚本のドラマを見ている状態からひとつ奥深くドラマをかみしめることが出来ますよ。
こういうちょろっとしたことを積み重ねておくと、そのうち戦国時代を立体的に楽しめるようになって、他のドラマでも表現が気になり始めたりします。
ぜひ試してみてください!