たまに誘われたりして食べに行くお肉が大好きな@odaiji さん曰く、。
お肉を食べられる店が複数並んだ「肉横町」が立川に出来たんですよ。それも「庄や」とかで有名な大庄が企画した肉のフードコートみたいな感じで和洋中のお肉が食べられる4店が併設です。2016年6月にオープンしたこちらの横町、試食会があってお邪魔する機会がありました。
~ 目次 ~
旭日食肉横町
立川駅南口からほんの1分くらいの所にできたのが「旭日食肉横町(あさひしょくにくよこちょう)」。いかにも博多で食べているかのような焼きトンやもつ鍋を頂ける「焼きとん・もつ鍋 お多福」、薄皮の餃子がウリながらも旨辛の台湾ラーメンや手羽唐揚がおいしい「薄皮餃子酒場・台湾辛料理 八田與一」、今や市民権を得まくっていて競争も激しい鳥からとハイボールを堪能する「から揚げ&ハイボール カラハイゴールド」、神田の激戦区で存在感を出しまくっている塊肉の名店「神田の肉バル RUMP CAP」の4店が並んでいます。
4店とも肉づくしなんですがベクトルが全然違うので、一度行けば多様な肉を堪能することができますよ。途中でおなかきっつきつになったくらいですから、一日に全店舗回ろうというよりは、何回かにわけてしっかり堪能するのがオススメなんじゃないかなって思ってますけれどね。
八田與一
個人的に一番気に入ったのがこの薄皮餃子のお店。おい、いきなり肉から外れるのかよ!と言われてしまいそうでスミマセン。
餃子中心なのですが
▲ナンバーワン人気メニューとなる薄皮與一餃子は本当に一口サイズで、口の小さな人でも簡単に放り込んで食べることが出来そう。
▲手羽唐揚は甘辛なタレでできあがってきます。1個の長さが10センチくらいでしたかね。素手でがっと掴んでワイルドにむしゃぶりつきたい一品でしたね。
▲カエルのから揚げ「ピョン吉唐揚」は1日5食限定です。鳥のから揚げっぽくて食べやすく、普通に美味しいですよ。
▲締めに食べたい台湾ラーメンはピリ辛で美味しかったですよ。記憶の辛さで東京近辺在住のわかりやすさでいうなら、蒙古タンメン中本でいう5辛くらいの辛味ですかね。
肉ミンチはとても美味しかったです。辛さ成分はスープにあるような気がします。
激辛好きの人が辛さを求めて食べると「いや、もっと辛くしようよ!」ってなりますが、辛い物耐性が中の下以下くらいの人だと激辛に感じることでしょう。
お多福
博多の知人に、いっつも言われるんですよね。「博多の飯は超美味い。本当においしい」って。言われっぱなしも悔しいけれど、僕は東京に住んでるわけでそうそう博多に行けないじゃないですか。
でもまあ立川までならいけるよね。そんな気持ちになれる店です。
▲焼きとんの数々は口に入れた時の「こりしゃく」っとした歯触りがたまらなくおいしく焼けていましたし、
▲醤油ベースのおつゆで作られた「はかたもつ鍋」はニラがしっかり効いている上に・・・
▲モツが大型でぷりっぷりです。マルチョウが三度の飯よりも好き(?)な僕にとってはこのサイズのビッグマルチョウが入っているのはポイント高しで、ぶっちゃけこのホルモンだけお代わりしてお酒を飲み続けていても事足りるんじゃないかってくらいです。
そうそう、飲み損ねましたけれど、あらかじめ水で割った焼酎を特性の燗付器で暖めて飲む「じょか」もこちらでは楽しめるそう。焼酎の定番「霧島」シリーズの中でもあまり置いてある店が多くない「白霧島」「霧島ゴールドラベル」もメニューに入っているようです。
RUMP CAP
ザ・肉!という塊肉、ステーキをがっつり食べたいならこちらのRUMP CAPが一番。
▲お店の名前にもなっている「ビーフランプキャップ」はあえて焼き終えた後に5分ほど寝かす手の入れようで、変なタレにつけるのではなく塩で食べる一品。
本当に美味しい食材は塩で食べるって、世の中の相場が決まっています。
徳川家康が家臣たちと戯れで「どんな食材が美味しいか?」なんてグルメ話に花を咲かせていたとき、家康は側室の「お梶」にも聞いたらしいんですよね。その時にお梶は「塩」と答えたそうな。どんな食材も塩がなければ味が調えられないという理屈に一本取られたんですが、今度は「じゃあ一番まずいものは?」家康がお梶に聞いた所、ここでも「塩」と答えたそうなんですね。入れすぎたらしょっぱくて食えたもんじゃない、と。いやいや、そんなとんちの効いた話はいいから!とも思いつつ、江戸時代の初めから塩の重要性は認識されていたんだなーと納得させられた訳です。
で、このビーフランプキャップの他に食べた
▲カイノミ(ビーフフラップミート)にも、ソースは出ているものの、塩で食べるのを勧められていたりして。もちろんお梶ファンの僕は塩で頂きましたが、表面の焼きが美味くてうまみが凝縮されたお肉に、この塩がよく合いましたよ。
カラハイゴールド
ほんと申し訳ないことに3店舗回ったらおなかいっぱいになっちゃって、ここでは食べる余裕がなくなってしまいました。
肉横町で4店舗っていうと「よーし全部回ってやろう!」って思っちゃうかもしれませんけれど、無理しない方がいいっすよほんと。そうとう満腹になれる自信ありますし、身をもって体験しました。いやほんと。おなかいっぱい。
から揚げとハイボールの相性の良さは、様々な街に「から揚げ&ハイボール」のお店が出来ていることからも証明済みですよね。僕もよく近隣の下北沢で食べます。美味しいもの。
で、こちらはやっぱりハイボールとから揚げの組み合わせが一押しです。
▲もも唐には醤油生姜・塩ニンニク・スパイシーの3つの味があり、他にも砂肝のこしょう揚げやらVチキン、もも焼きにむね焼きなど種類も沢山。
これだけあると中途半端な状態で入店するのではなく、この1店に添い遂げるつもりで食べに来た方が良いんじゃないかと思いましたよ。
また来て食べたいと思います。
カラハイゴールドの写真はすべてあかめ女子のwebメモのあかめさんから許可を頂いきまして、使用させていただきました。
クーポンを利用してお得に食べよう!
場内は人がひしめいていて賑やかだったこともあり、とっても昭和っぽさを味わえるレトロ感。
お店によってはクーポンが発行されています。いずれも7月末までとなっているので、上手に活用して安く、たらふく食べちゃいましょう。
八田與一の、2016年7月末日まで利用できる名物半額クーポン
カラハイゴールドの、2016年7月末日まで利用できる名物半額クーポン
場所は立川駅を下りて八王子側の改札を通り、橋の上からアクセスできるビルの5階にあります。
4店舗がひしめき合っていることから、ちょっとだけ飲みたいっていうときにも、あまり恥ずかしがることなく少量の注文ができますよね。これは横町システムのいいところだと思います。
立川が通勤圏内にある方、ちょっとしたお出かけで立川に赴いた方はこちらで肉分の補給をしてみたらいかがでしょうか!