自分の名字が「小池」でないことを呪ったことがなくもないかもしれない@odaiji さん曰く、。
京王井の頭線永福町駅から徒歩圏内に美味しいラーメン屋さんがあると聞き、さらにそこのつけ麺が絶品らしいというので食べに行ってきました。永福町駅から徒歩10分ちょいの「RAIK」さんです。
確かに、鰹かける豚のつけ汁とチャーシューがべらぼうに美味しいつけ麺でした。これね、また行きますわ。
~ 目次 ~
RAIK
本名(?)はBonitoSoupNoodeleRAIKさんというみたい。カウンター6席のみの小さなお店です。
なんかの権威あるラーメン大賞で新人賞みたいなの受賞したらしいのはお店に入ってから知ったけど、そんな他人の舌で決められたよその権威はどうでもいいよね。興味ある人は「TRY」とかいうので検索してみてください。
鰹×豚 RAIK つけ麺を頼む
券売機で、あるていどそのお店の考え方ってわかるもんです。RAIKさんは間違い無くメニューを絞って一つ一つの商品の味にこだわりを持つタイプ。
基本的には鰹×鶏のあっさり目の汁のラーメン・つけ麺と、鰹×豚の、こってり目の汁のラーメン・つけ麺しかありません。
こってり好きな僕は鰹×豚、チャーシュー3枚、煮卵のセット950円に、さらにチャーシュー追加(140円)、ゆず胡椒追加(20円)を注文しました。だって、初めていくお店のチャーシューって気になるじゃないですか。
待ってる間に設備とかを観察。
カウンターの上の調味料も最低限しかありません。七味とこしょうかな?両方とも使わなかったから分からないけれど。
こだわりが見えますよね。すごいなと思ったのは、標準で3枚入ってるチャーシューが
大山鶏の胸肉を使ったチャーシュー
低温処理で仕上げた豚の肩ロースチャーシュー
豚バラのあぶりチャーシュー
の3種類も入っていること。これ読まずに追加チャーシュー頼んじゃったから、どれがどれだか分からなくなっちゃう。
着丼
注文して5分過ぎくらいにできあがりました。
これです。問題の(?)チャーシューが色とりどり過ぎる本体はこれ。
左から、鶏、肩ロース、炙り、炙り(追加分)、炙り(追加分)だと思います。
太麺とはありましたがそこまで激ブトでもありません。つけ汁には良く絡んでいたと思います。もちもちした歯ごたえは十二分です。茹でた後、水できゅっと締めてるのが効果出てる気がします。
鰹×豚のスープは半濁です。玉ねぎが入ってました。
香り付けにゆずのような柑橘系が何か入っているため、汁本来は豚の効果でとっても濃厚ですけれど、飲んだあとのすっきり感があります。これね。美味しいよ。ほんと。鰹もしっかり効いていますが、当たり前ながら臭みはとくにありません。
ちなみに鰹×鶏の方のスープは透明感があるらしいです。今度食べに行く。絶対。
炙りチャーシュー。香ばしさと、焼けた部分のかすかな苦み、そして脂の甘み。美味しい。
肩ロースの低温調理チャーシュー。これは本当に上質なハムを食べているかのよう。豚の肩ロースってこんなに美味いんだねえ、というのをいやってほど確認させられました。
鶏チャーシュー。チャーシューって豚ばっかりだとおもっていたけれど、決してそんなことはないんですね。
歯触りも良くってすっきりした美味しい鶏チャーシューでした。今度は麺とスープと一緒に食べる。
20円でつけてくれたゆず胡椒は、お店の方の指示で食事の中盤から投入。濃厚ながらもしつこくないつけ汁に、ゆず胡椒ならではのぴりっとしたちょっとした辛味と、さらなる口当たりの良さをもたらします。
本来のうまみを邪魔することなくかすかにゆず胡椒が入り込んでくるバランスの良さ、うまいですね。
メンマは穂先メンマです。歯ごたえの良さもありながら柔らかいその食感は、まるで新タケノコの刺身を食べているかのようです。140円の追加食券で、チャーシューかこのメンマを増量できるみたいですから、メンマ好きならぜひ増量を試みてくださいませ。
とっても美味しいつけ麺だった
ああ・・・。美味しいつけ麺を食べたなぁ。
そう独りごちながら家路に着けたつけ麺は本当に久しぶりです。食に対するこだわりをいろいろ感じることが出来ました。
特にこのチャーシューは三者三様のおいしさがあって、これだけでもまた食べに行きたいレベル。
いや本当に、永福町近くを通ることがあるんだったら寄っておくべきお店の一つだと思いますよ。悪いこといいませんから。