ネット選挙の勉強会とかをしたことがある@odaiji さん曰く、。
2016年夏の参議院選挙は選挙権が18歳に引き下げられてから初めての国政選挙という位置づけで話題にもなったりしていますよね。この記事を執筆しているのは投票日の前日。期日前投票をしている人もいるとは思いますが、投票日に投票する多くの方に気をつけていただきたいことをさらっと書いておきたいと思います。
※以下、特定の政党の応援運動、落選運動をしているわけではありませんことをあらかじめ強調しておきます。
~ 目次 ~
「民主党」ではなく「民進党」と書こう
岡田克也代表の政党は民主党から民進党へ党名が変わっています。
政党名は正しく書かないと比例でも議席を獲得出来なくなってしまいます。
もし与党政治に不満があるなどで民進党へ投票したいとお考えの方がいらっしゃるなら、間違っても「民主党」と書きませんようご注意を。
支持政党のない人は「支持政党なし」にご注意
今年の参議院選挙では「支持政党なし」という「政党」が議席の確保に向けて動いています。
この党は議案ごとにインターネット投票を行うことで国民の「声」を投票に活かそう、というポリシーの元活動をしているようです。
これまで日本の政治の多くは、僕たち有権者が選挙で選出した代表が投票することで案が固まる間接民主制、代表民主制という制度で運営されていますが、ここにITの力や政党として政策を持たないことで、直接民主制の発送を持ち込もうとしている
「れっきとした政党」
なんですね。
もし
「どの政党もだめ!」
ということであれば、投票用紙に「支持政党なし」を選ぶのではなく、何も書かずに白票を投じる、ということをしなければなりません。
個人的にはインターネット投票の際、一人一票であることや、そもそもその「一人」の投票資格がどうなるか詳細な定義付けがないと仕組みの実装としては怖いなあと思ったりもしますが、日本にこれまではなかった発想の「政党」です。
党代表の佐野氏は過日の自身のブログで
『新党本質』⇒『安楽死党』⇒『支持政党なし』代表 佐野秀光の日常
そもそもが今の国会をみれば誰だって解るのは、与党の自民党と公明党の言う政策以外は、全て絵に描いた餅ですからね
と書かれています。
これが、佐野氏が基本的に現与党よりの方なのか、それとも客観的な事実を述べているかによって、党全体のコントロールが実は変わってくるんじゃないの?と思ったり思わなかったり。
客観的な事実だと判断して、間接民主制の中に直接民主制の要素を取り込めることが気になる人は投票してみてもいいのかもしれません。
ただ、あくまでこれは「どの政党も支持していない」わけではなく「『支持政党なし』という政党を支持している」ということの勘違いがないように気をつけなければいけませんね。
以上の2点に気をつけた投票をされると良いと思います。与党を応援する人には全く意味のない情報ですけれど(笑)