今だに柔道部物語をよく読み返している@odaiji さん曰く、。
一時期引退されていたと思われる漫画家・小林まことさんが、まさかの柔道漫画で復活しました!小林さんといえば「1・2の三四郎」や「What's Michael?」でも有名ですが、80年代後半から90年代始めまで連載された「柔道部物語」は名作の中の名作。
これを見て柔道家を志したという選手も多く、今回新連載の「女子柔道部物語」の原作で、アトランタオリンピック(1996年)の女子61キロ以下級金メダリストの江本裕子さんも柔道部物語の大ファンだったとのことです。
連載開始した講談社のマンガ「イブニング」誌の表紙を見て即買い。月二回刊の雑誌なので、これからは忘れないようKindleで読むのも良いかなと思っています。
~ 目次 ~
主人公はアトランタオリンピックの女子61キロ以下級金メダリスト
まさに江本選手と同じ設定です。そして時代的にちょうど、前作の柔道部物語が終わった1991年から5年後と、柔道部物語の登場キャラクターが登場することに違和感のない時代となっています。
主人公の女子選手の名前が「神楽えも」というのですが、「えも」は江本選手の「えも」ですかね?
第1話からあの人が登場している!
柔道部物語の続編たり得るところは第1話から明らかです。名前は出ていませんがコマを見たら、ファンならきっとピンとくると思うんですよ。
まず、マンガ最初のシーンである1995年に日本で行われた世界柔道の実況席にいるのは・・・。
髪型、鼻の形、口ひげ、まさに史村春道さんでしょ?これ! 1991年に三五たちが3年生だと仮定すれば、講談館大学に西野が在籍している最中で、ちょっとストレス溜まってるんじゃないですかね。いや、金鷲旗で三五に破れて西野は改心したのかな?
マンガの中ではオリンピックの金メダリストで講談館大学の柔道部監督で、テレビの解説にしょっちゅう出てきましたからね。これは史村春道さんで間違いないっす。
そして、柔道部物語といえば・・・あの人!
三五十五です!この眉毛は間違いようがありません。
主人公・神楽えもの通う北海道旭川市の高校の近くを歩いているシーンで登場します。「Japan」のジャージを着ていることから、オリンピックでいろいろ辛い思いをした三五が何らかの形でえもの通う学校に絡んでいくのでしょうか?
あとは、小林さんのマンガに色々出てくる「コンバヤシさん」。
藤子不二雄アニメの「小池さん」みたいなもんですかね。髪型も世代もいつも違いますが、とにかくまあどこにでも出てきますね、「コンバヤシ」さんは。今後マンガでも、キャラクターや会社など様々な形で「コンバヤシ」さんが出てくるんじゃないでしょうか。
連載が楽しみすぎる
マンガの冒頭は1995年に日本で行われた世界柔道。ストーリー自体は1991年、えもが高校1年生のところから始まります。そしてマンガ内で分かっていることは、えもが1996年のオリンピックで金メダルを取るということ。
えもがどのように柔道と出会い、どう強くなるのか。
三五を始め、柔道部物語に出てきた名脇役・西野や鷲尾がどのように(ちょいキャラでも)登場するのか、これからの展開が楽しみすぎて、月2回発売のイブニング誌の発売が楽しみになってきました!
昔、柔道部物語で熱い思いをした人、2016年のリオオリンピックで「柔道ってすげえ!」と思った方は連載を楽しみにすべきですよ!
コンビニでも買えますしAmazonでも買えます。Kindleでも読むことができるので、雑誌を買いたくない人も電子で読んじゃってください!