格安SIM大好きな@odaiji さん曰く、。
初夏の頃に発表になりつつ全然音沙汰の無かったLINEモバイルですが、8月終わりに突如発表予告、そして本日2016年9月5日にサービス開始&発表会がありました!
実は内容に関して事前にご紹介いただける『LINEモバイルブロガーイベント』というのがあり、参加してきました。
料金体系や契約数など特徴を感じましたのでその時の様子と、近い距離でお話を伺えた感想をお伝えします。
~ 目次 ~
仮に動画や音楽でパケ死してもコミュニケーションを取ってほしい
冒頭のLINEモバイルの代表取締役社長・嘉戸彩乃さんのご挨拶がとても印象的でした。
コミュニケーションアプリをリリースしてきた「LINE」ではスマートフォンの可能性を信じ、よりスマートフォンを楽しんでもらえる環境を提供したいと常々考えていたそうです。そのための施策の一つが「LINEモバイル」で、たとえ動画を見すぎたり音楽配信を聞きすぎたりして高速データ通信を使い過ぎてもLINEだけは楽しんでね!という暖かさが伝わってきたんですね。
「SNSの通信無料!」って単に書くと、なんかビジネスよりなんですよね。
でも、LINEモバイルではLINEを使ってくれるすべての利用者に対する愛情があるんだなあと。そんな印象を受けたんです。言葉っていくらでも繕えるけれど、嘉戸社長の言葉にはなんとなく真心みたいなものを感じました。
サービスについて
サービスについてですが、大きく二つに分かれています。LINEフリープランと、コミュニケーションフリープランです。
LINEフリープラン
こちらはスマホでLINEをメインに使っている人ならば安く済みますよ!というプランです。
高速データ通信は1GBのみのプランで、
高速データ通信のみ:500円/月
高速データ通信+SMS:620円/月
高速データ通信+音声通話(+SMS):1,200円/月
というもの。音声通話は30秒20円という格安SIMでは標準的な料金体系でしたが嘉戸社長は
「LINEを使ってお話ししていただきたいですよね」
という本音もちらりと。ごもっともです。小さめなお子さんにスマホを持たして、LINEだけ許可する、なんて親御さんには向いているかもしれませんね。
コミュニケーションフリープラン
こちらは、いわゆる格安SIMにあるような料金プランでした。
高速データ通信量 | データ通信のみの月額 | データ通信+音声通話の月額 |
---|---|---|
3GB | 1,110円 | 1,690円 |
5GB | 1,640円 | 2,220円 |
7GB | 2,300円 | 2,880円 |
10GB | 2,600円 | 3,220円 |
高速データ通信の使用量ですが、LINE・Facebook・Twitterの一部通信についてはカウントをしないルールになっています。
こんな発表がされました。
SNS | 高速データ通信無料の対象となるもの | 対象とならないもの |
---|---|---|
LINE |
テキストおよび音声メッセージの送受信 スタンプ・画像・動画・その他ファイルの送受信 無料通話・ビデオ通話 タイムラインの画面閲覧・投稿 スタンプ・着せ替えのダウンロード アカウント設定に関わる操作 友達一覧画面の表示・友達追加 ”その他”画面の表示 |
LINEアプリ経由で友達から共有された外部リンクへのアクセス LINE LIVE機能 LINE株式会社が提供する「LINE」アプリ意外のアプリサービスの利用 |
タイムライン・ニュースフィード画面の表示・投稿 リクエスト・お知らせ・その他画面表示 プロフィールの編集 |
Facebook LIVE Messenger 外部アプリへの接続 |
|
タイムライン画面の表示・投稿(画像・動画含む) ホーム・ニュース・通知の画面表示 メッセージ機能の利用 プロフィールの編集 |
Twitterのライブストリーミング動画「PERISCOPE」 外部リンクへの接続 |
どのSNSでも、タイムラインの表示や投稿は高速データ通信の対象になりませんね。対象にならないということは、1GBなり3GBなりの枠として消費しないということであり、枠を使い切って全体的に遅くなったとしてもこの通信は維持されるということです。
ダイレクトメッセージは、Facebookだけは高速データ通信の対象になっていますね。LINEかTwitterで行うのが良いでしょう。
年齢認証が可能に!LINEモバイルならではの機能
LINEモバイルならではの、有り難いLINE関連機能もいくつかあります。
- LINEの年齢認証・ID検索が可能に
- SMS認証無しでLINEアカウントが作成可能に
- 月額基本料金の1%がLINEポイントに
- LINEモバイルユーザーの誰とでも高速データ通信が分け合える
- フィルタリングサービスを無料で提供
- LINEの公式アカウントからトークで問い合わせ
まず1の年齢認証・ID検索ですが、これまでの格安SIMでは出来ない機能でした。LINEは申込時の身分証明書確認などを自社で行えるからか? 年齢認証が出来るようになっています。
2も似たようなものです。とにかくLINEをやるのに親和性の高い格安SIMがLINEモバイルと言えるでしょう。
4ですが、LINEモバイルではファミリー契約のようなものがありません。その代わり、例えば10GB契約しているお父さんが、1GB契約の子供に「今月はお父さんから2GBプレゼントしよう」なんてことが出来ると言うことですね。ファミリー契約的な使いかが出来ます。
もちろん家族でなくても出来るので、例えば読者プレゼントみたいなことも出来るかもしれまえんねえ。何かメディアを持ってる人、ブログを運営している人などが読者獲得に使うという手もできるのかもしれません。景品関係の法律分からないのでうかつなことは言えませんけれど。
LINEの公式アカウントへトークで問い合わせられるのは、とても楽そうです。普段LINEを使っている人ほど、簡単に使えそうですね。
Instagramは無料の対象にならないのですか?と聞いたら「今は・・・」ということでした。将来に期待したいところです!
20000枚の限定発売
2016年9月5日からは2万枚の限定販売となるそうです。楽しみにしている人が殺到する可能性はありますね。10月から本格開始となっていますが、このときに販売枚数が増えるのでしょうか?
あっという間に20,000枚売り切れてしまうかもしれませんが、追加販売を待ちつつLINEユーザーは試してみたい格安SIMですよね。
私も購入しました
私もLINEモバイル、購入しました。これから使い勝手など確認し、レポート出来ればいいなと思っております。お楽しみにお待ちください!
フォトギャラリー
LINEさんのスペースに入ったのが初めてでしたので、写真を何枚か撮ってきました。イベントの様子も踏まえてご紹介いたしますね。
LINEモバイルの記事はこちらもどうぞ!
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