前回の記事で、スマホ利用経験ゼロの両親にZenFone3の設定をしてあげ、最低限使えるように教え始めるところまで行きました。その続きです。
ざっくりですが、母は確定申告で忙しいと逃げを打った模様でスマホ利用がほぼゼロ。父は熱心に使ってくれているという現状です。今回の報告は主に父とのやりとりで発生しているものになります。
~ 目次 ~
アプリが増えてる!
久々に父のスマホのホーム画面を拝見。アプリがなんだかしらないけど増えてる!
どうしたの?と聞くと画面が出てくるから触ったら何か入ったっぽい、との事。
無料アプリの広告部分をタップして、そのアプリを入れちゃったんですな。いや-、この対処を教えるのはちと大変。
アプリごとに広告の出方なんて違うし、広告が出たときにどうやってキャンセルしたらいいか教えるのも大変だし、もちろんアプリの削除方法を教えるのはもっと後。
幸いGoogleのアカウント情報とお金の情報(クレジットカードやポイント関連)を紐付けていないので、妙な課金をされることは無いので致命的ではないと判断。とりあえずアンチウイルスのアプリを入れることで対応です。
アプリを無料にして広告を貼り付けるモデルは、初心者には優しくないのかもしれませんね。しかし、クレジットカードを紐付けてしまうと何かのときにバンバン引き落とされてしまう罠があります。
Playカードを購入して、プリペイドの形で運用するのが楽なのかもしれませんなあ。無料で広告が出るバージョンと有料で広告がでなくなるバージョンがあるなら、有料のアプリをプリペイドの形で買ったポイントから適用して、余計な広告を出さないというのが安全運用に繋がるかもしれません。
指紋認証の設定
セキュリティは大切なので、その設定の一つ・指紋認証をやってあげました。とりあえずは両手の人差し指を。
純粋に感動してくれましたね。衝撃度というか、つかみはOK的な凄さがあるみたいです。
ただ、父の人差し指はなぜか乾燥し勝ち。皮脂とか適当につけながらやってみて!とお願いしました。
メモを取りたい
備忘録としてスマホにメモを入れられないの?という父へのソリューションとしては、僕が普段使っているEvernoteよりもGoogle Keepの方が良いだろうと判断しました。理由は付箋型のインターフェースがわかりやすいんじゃないかと思ったこと。
使ってもらうと、画面遷移にちょっと癖があるのが初心者向きじゃあないのかもしれません。しかし、Evernoteのようながっつりノートよりは、やっぱり付箋程度のメモらしいので、当面はKeepに頑張ってもらいます。
Keepの使い方(インターフェース)は他のアプリとちょっと異なるところあり、やっぱり操作を忘れることがあるみたいですね。
じっくり付き合って、繰り返し操作してもらっています。
直接メモアプリではないけれど、Googleカレンダーの利用をそのうち促してみよう。
Google Mapを使ってもらう
客先仕事がたまにある父は、紙の地図を使っていました。調べるのが割と大変そうだったのは知っていたのだけれど、ガラケーでデータ通信をほとんどしない契約にしていたから、デジタル地図は当時夢のまた夢でして。
ZenFone3にしたからこそGoogle Mapも使えるようになったわけで、行き先検索と経路検索、ピンチイン・ピンチアウトによる拡大・縮小を最低限の操作として教えました。
5.2インチの液晶で見るGoogle Mapは、70代の父でもそれほど困っていない様子です。
アプリの行き来、タスク終了をそろそろ教えようかと
最初はホームボタン・戻るボタンだけで画面遷移をしてもらっていましたが、そろそろマルチタスクの概念を教えようかなあと思います。
ZenFone3はソフトキーではなく物理キー(とはいえベコベコ凹むものではない、物理センサーキー)なので、設定変更はできるものの説明はそれほど難しくなさそうです。
マルチタスクの概念というか感覚をWindowsで理解してくれていればあっさり教えられるんですけれど、果たしてどうなることやら。