ふとしたご縁からご招待頂くことになり、2017年3月4日に渋谷にオープンした富山・石川・福井の北陸三県の食材をふんだんに使ったイタリアンバル「バルッチャ」にお邪魔し、海の幸・山の幸・野菜を頂いてきました。
料理もお酒も美味しいし雰囲気もよく、これは女子会とかデートでの利用にピッタリじゃないかと思いましたよ。
北陸の幸×イタリアン、ぜひ味わいに行ってみて下さい!
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バルッチャ お店情報
お店のFacebookページはこちらです。
記事執筆時点ではグラスワインサービスなんかもあるみたいですから、チェックしてみるといいですよ。
北陸3県の素材を使ったオリジナル料理がおいしい!
富山・石川・福井っていうと、やっぱり海の幸を想像するんじゃないかなと思うんですよね。でも、野菜もお肉も美味しい食材があるんだ、というのがよーく分かる料理でした。そして料理も素晴らしい!
お刺身の三種盛り 1,600円
富山の、のどぐろの炙りとバイ貝とサーモンの昆布締めです。
のどぐろの炙りは、皮の炙り具合がぱりっとちょうど良く、また脂のノリも絶妙でした。しつこくなくてバジルっぽいソースに合います。
バイ貝はスポイトっぽい容器に入った醤油とワサビを使って。
こりっとした歯ざわりが美味しい貝でした。
サーモンの昆布締めは昆布の香りがほんのりと乗っていました。鮭が元から持っている味わいがきゅっと締まって、非常に食べやすいです。普通の三種盛りだとマグロとかブリとか入りますけれど、これは全然違う。贅沢な三種盛りですね。
A4の稲葉山牛 100gで1,800円
戦国時代好きなので「稲葉山」というと、織田信長が斎藤家から奪った稲葉山城(岐阜県)を思い出します。今は金華山っていうのかな?
でも、富山県にも稲葉山があり、とやま牛 | 越中とやま食の王国を見てみると稲葉メルヘン牛って書いてあるんですね。そんな牛を食べることができました。
ミディアムレアに仕上げて頂いています。
お肉の周りについている味噌が、地元の田舎味噌とトマトを和えたペーストなんですよね。
お肉の上に乗せて食べると、味噌に混ざっているトマトの酸味がお肉の脂身を程よく中和して、でも脂分はきっちり主張もしていて、これもバランスが良いんですよ。もちろん田舎味噌のコクと塩分も楽しめます。
お皿の奥にある岩塩とワサビを使ってワサビ塩で食べてもいいけれど、この味噌とトマトのペーストも絶品でしたねー。
これだけ持ち帰って、日本酒をチビリチビリと飲みながら味噌舐めてたら、一晩行ける。そのくらいおいしかったです。
加賀野菜のピクルス
魚と肉を食べたら、野菜もなきゃいかんですよ。ということで頂いたのが加賀野菜のピクルス。あ、細かな野菜を聞くの忘れてしまいました。
だがしかし、いかにも「酢漬け」といったピクルスと違ってこれはとても優しい酸味。いわゆるピクルスを想像すると、うーんと食べやすいんじゃないかと思いますよ。
そして野菜のバラエティも豊かなので全然飽きも来ないし、野菜好きでなくても美味しく楽しめるピクルスです。
富山のホタルイカのアヒージョ
富山のホタルイカをアヒージョでいただきました。
アヒージョって塩分的な所をアンチョビに任せること、あるじゃないですか。このアヒージョではオーナーの意向で「へしこ」(主に鯖を塩漬けにした後にぬか漬けにしたもの)にしたらしいんですよ。へしこももちろん地魚だそうで、アヒージョなのに地元料理感がばっしばしでているんですね。
焦げ目のついたバケットに乗せて食べれば、うまうまです!
お酒も美味しかった
頂いたお酒は富山の白ワインと、越前福井浪漫麦酒。写真に撮っていませんが赤ワインもお肉に合わせていただきました。
白ワインはすっきり爽やかとしたものでほのかな甘味と柔らかい酸味。魚とのマッチングは絶品です。
越前福井浪漫麦酒は見たとおりの黒ビールです。だけれども、この黒ビールは苦手な人にこそ飲んで貰いたい一品。コクがありながらもスッキリとした喉越しが強い、さすがエール系の黒ビールといった風情が。ビールまで北陸のものが飲めるというのが嬉しいですよ。初めて飲みましたから。
店内は茶色中心の落ち着いた雰囲気
お店はメインのホールがカウンター6席と、4人テーブルが5つくらい。ほかに10人程度が入れる個室があり、少人数の会合にもピッタリ。
オーナーにお話を聞くと
「ぜひ、女子会に使っていただきたいです!」
とおっしゃっていました。女性同士でも入りやすい内装ですよ。
赤い黒板(?)がおしゃれです。
デートや女子会にピッタリな心地よさ
井の頭線の渋谷駅西口改札からセルリアンタワー側に徒歩2分程度と立地も抜群。内装もおしゃれ、料理は北陸の食材をたっぷり使ってくれるというお店は食の話題性も抜群ではないでしょうか。
オーナーは富山の方で、これまでは地元で展開していたのですが、東京に初めて進出した店舗だそうです。地元でもイタリアンとしてはやっておらず、東京に合わせてオリジナリティ溢れる料理にされたのだそう。
味も食材に合っていて、素材の味わいはしっかりとあります。
女性を連れてデートにも、また、女子会の利用にピッタリなんじゃないでしょうか。
僕みたいなおじさんひとりなら、カウンターで一人飲みたいところですね。