半分取材、半分旅行で新潟県に来ています。戦国時代は上杉謙信が、江戸時代の初めには松平忠輝(徳川家康6男)が治めていた高田の近辺をうろうろしているのですが、新幹線の駅にもなっている上越妙高駅の西口にできている、それぞれの店舗がコンテナでできた商店街的な複合施設「FURUSATTO」がユニークでした。
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2015年3月開業
北陸新幹線の開業に合わせてできたFURUSATTO。扇型の民営地を一部借りて、まるで駐車場のど真ん中に商業施設が出来上がったかのような趣を見せています。
FURUSATTOの施設は、コンテナでできています。

こんな風に、広い土地を生かして「ぽん」と置ける感覚でできているのが面白いですね。

アーケード的になっている部分と、その近辺に、まるで置かれているかのようにお店があるのが面白いところです。
今は10店舗弱、といったところでしょうか。でも、場所も広いし大きくなる可能性は大いにあるでしょう。
カフェ、ラーメン屋、飲み屋などいろいろ
おもに飲食施設が入っているようですね。


カフェではパスタが食べられましたし、

まだ閉まっていますけれど(コンテナらしい閉店状況がいい感じです)居酒屋さんもあったりします。

エリア内にはこうやって作業できる(していいのかな)テーブルもありますし、シェアオフィスもありました。

酒処ですからね。お酒を取り扱っているショップもありましたよ。上杉謙信がお酒を飲むときに使った「馬上杯」でお酒が飲めるバーもあるそうです。
独特の場作りが面白い
FURUSATTOは、商業施設というよりは横丁のような小さな町を目指しているそうです。東京の人ならわかるかもしれない、新宿のおもいで横丁や吉祥寺のハモニカ横丁。あの狭い空間に独特のお店が立ち並ぶ感じ。大資本のチェーン店ではなく個人が自分の趣味を最大限に発揮したお店。
そんなのが現代ふうなコンテナの中で発揮できたら面白いですよね。
コンテナの設置は、本当にトラックで運んだり、クレーンで釣ってドスンと置いたりしていたようです。写真が展示されていて、それを見ることでわかりました。
立ち寄ったFURUSATTO CAFEで話を聞きましたら、いずれは2階建のコンテナなんかの展開もあるかもしれないとかなんとか。
お土産売り場なんかも充実すれば、新幹線の待ち時間での立ち寄りがもっともっとしやすくなるでしょう。上越妙高に来た時には立ち寄ってみたら面白い場所なんじゃないかとおもいました。