北陸新幹線の上越妙高駅付近にある、コンテナを活用した横丁的なスペース「FURUSATTO」で、新潟らしい味噌ラーメンを頂きました。「YAMATO」というお店で、スープに酒粕が入っているんですよね。コクがありました。
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雪中梅の酒粕とかんずりを活用

僕ら関東の人間は「新潟の地酒」って丸めて行っちゃいますけれど、いざ新潟に来てみると、ここではやっぱり「上越のお酒」が地酒なんですよね。ぜんぜん製品が違うっていう印象を持ちました。
で、ここは上越なので、上越の日本酒です。雪中梅。
こちらの酒粕をスープに混ぜた味噌ラーメンが売っていました。「上越田舎みそラーメン」(880円)「上越田舎みそチャーシューメン」(1130円)です。
豚肉好きな僕はもちろん、チャーシューメンで頼みましたよ。

小皿にはこのエリアの薬味でもある「かんずり」が入っています。柑橘系の辛味で、僕はこれだけ舐めていればお酒を飲めそうな気がします。
コクのある味噌ラーメン

麺はまっすぐ目なたまご麺。チャーシューは薄切りで、脂の部分と肉の部分のメリハリがしっかりしているタイプでした。
もやしが太くてシャッキリとした歯ざわりだったこと、あとは紅生姜が異彩を放っていたといいますか。紅生姜というととんこつラーメンのイメージがあるんですけれど、こういう味噌ラーメンにも入れるんですね。

スープを飲むと、そもそもコクのある味噌スープに酒粕の香りが加わってコク倍増。酒臭いっていうことではなくて、ほのかーに香る酒粕らしさが旨味を増しています。
かんずりは麺に直接乗っけて食べた方が香りがついて良いですね。スープにいれるとスープの濃厚さに持っていかれそうな気がします。

メンマがしっかりしたサイズで、歯ざわりも抜群でした。
舌だけでなく、歯からもおいしい
10月にしては薄ら寒い日でしたが、こちらでラーメンを食べスープを飲んだらほんわりと温まってきました。歯ざわりも肉や卵の柔らかさと、メンマやもやしのシャッキリが入り混じって、舌だけでなく歯から美味しかったです。
妙高を訪れた際には食べてみたらいかがでしょう?