大坂 酒・飯

焼いたホルモンの脂で焼きそばを作ってくれる「ホルモン坂上」は大阪にいくたびに何度でもリピートしたい

2018/01/25

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大阪出張の仕事終了後、夜の梅田界隈をうろうろしていた時に気になるホルモン焼きやさんを見つけました。ホルモンは店員さんが焼いてくれますし、焼いた時に出た脂を上手に焼きそばに使ってくれたりするので美味しいですし。これはまた大阪出張行った時には立ち寄りたいぞ!と思えるお店でした。

東梅田「ホルモン坂上」

場所は東梅田。ちょっとホテル街っぽいところにあります。ちなみにウロウロしてはいましたがそういう遊びをしに歩いていたわけではありません。

2900円で10種類のホルモン+そばorうどんが食べられる、というのがおススメメニューで、晩御飯を食べたあとに立ち寄った僕もこれを注文しました。


傾いた鉄板が特徴的

着席後、鉄板が傾いているのに驚かされました。よく見ると傾いた下側には穴が空いており、その穴の受け皿としてソースの入った小鉢があります。これはなんなんですか?と聞いたら、店員さん曰く

「ホルモンを焼いた脂をためて、あとで焼きそばに活用するんですよ」

と。ああ、ホルモンの脂おいしいですもんね。サラダ油を引いて焼くよりも圧倒的に美味しそう。

鉄板の角に穴が空いていて、脂は自動的にソースの上に落ちるようになっています。

白焼きと黒焼きを5種類ずつ焼いてくれる

塩とタレっていうイメージですかね。白焼き5種類と黒焼き5種類というのが出てきます。

まずは食べ放題だというもやしの塊を鉄板の一部に広げ、そこになにやらペースト状のものを載せます。

「にんにくダレです。つけてお召し上がりください」

ほう、白だろうが黒だろうが、このにんにくダレをつけて食べるのね。

そして店員さんがホルモンを鉄板に載せます。他のお客さんの分も一人で手際よく焼いて回っています。

ときどき僕の鉄板も様子をみて、焼きあがったものを

「どうぞお召し上がりください!」

といってもやしの上にポンと。なるほど、これ以上焼かないためのお皿の役割もしているんですな。もやしは鉄板の上にあるから、ホルモンは冷めないし、そして焦げもしない。これは優秀なシステムです。

僕は出来上がったホルモンを食べるだけです。一人で入って至れり尽くせりで食べるだけで済むなんて、なんという贅沢なシステムでしょう。

自分の好きなタイミングで食べてもいつでもホクホクです。これは美味しい。

そもそもホルモンも美味しいですし。脂を流してくれているからか、ホルモン類にしてはしつこさも感じませんね。

にんにくダレは、程よく効いたにんにくと塩分がホルモンにぴったり。このにんにくダレだけお持ち帰りしたいくらい美味しかったです。

締めにそばを頼む

「ホルモンは締めて麺類にしますか?」

という店員さんの問いにのって締めを食べることに。ちなみにホルモン用と麺用で鉄板の種類が違うため、ホルモンを単品で頼むのであれば、鉄板を変えずにいるのではないかと思われます(頼んでないので想像)。

締めはうどんかそばかを選べます。特に理由はないですが、そばを選択しました。

店員さん曰く

「これ、他のお店でつけ麺として出している麺を分けてもらってるんですよ」

ほおおお。玉出とかで買うんじゃないんだ。ちゃんとした麺なんだ。

ホルモンを焼いている間に脂を溜め込んだソースを麺にかけて、これまた店員さんがじゃじゃっと焼いてくれます。これも僕はみているだけ。

麺類が焼き終わったらコンロの火を落とします。ああお腹いっぱい。ご馳走さまでした!

初めて「ガリ酎」を飲む

大阪の方では酎ハイにショウガを入れる「ガリ酎」なるものがあるようですね。僕は関西に行った際に酎ハイを飲むことがこれまでなく、その存在を知りませんでした。

このお店で初めてガリ酎を頼んだのですが、これめっちゃうまいじゃないですか。

甘酢な感じのガリが酎ハイに入っているだけですけれど、さっぱりしていてホルモンにぴったりです。これ、家に帰っても作ろう。

少人数で大阪行くならまた寄りたいお店だった

お店の人に焼いてもらうシステムがとっても楽チンで、旅の疲れを癒すのにもぴったりなお店でした。

コの字型のカウンター席しかなく、せいぜい3〜4人のグループが精一杯という感じですけれど、だからこそ1人や2人でも入りやすいお店になっています。

次に大阪に来る機会があったらまた立ち寄ろう。そう思える良いお店でした!リピートしたい!

ホルモン坂上 | Retty(レッティ)

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