ライターノウハウなど

公式サイトを初めて作りたいライターに超お勧めブログサービスを一つ紹介します! #ライター交流会

2018/04/18

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2018年4月14日に開催されたライター交流会で、これからブログを立ち上げたいと思っているというライターさんの姿もいたように思います。また、イベント関係なく、ブログを始めようと思ったライターさんは少なからずいらっしゃることでしょう。

ブログを始めるにはブログサービスと契約をしなければなりません。有料・無料、準備されているもの・自分で準備するものといろいろある中でブロガーとしてもライターとしても活動している僕が強くお勧めしたいサービスがあります。なぜかあまり勧められているケースをみないのですが、非常に筋が通っていてしかも業務にも役立つサービスがあるんですよ。

ずばり

WordPress.com
です。

え?さんざん語り尽くされている普通のWordPressじゃないの?とお思いの方もいると思いますがこれはちょっと違うんですよ。どういうものか、また何が優れているかをご説明します。

アメブロやはてなブログのようなWordPressがWordPress.com

WordPressというと、だいたい次に出てくるのが

  1. レンタルサーバーと契約して
  2. 独自ドメインを取得して
  3. WordPressをセットアップして
  4. はい、書きましょう

っていうもの。初心者にはこれ面倒臭いです。目的がサーバー回りの作業に詳しくなりたいからブログを立ち上げる、のではありませんから。自分のポートフォリオを掲載したり、これから書きたいジャンルをアピールするためにブログを立ち上げるんです。余計な作業はしたくない。

WordPress.comは、アメブロやはてなブログのように、申し込みをするだけですぐに利用できるようになるWordPress。無料の場合は機能制限はありますが、ブログを書き始めて実績を蓄積したりアピールするのであれば十分運営できます。本格的に運営するに当たって様々な機能を追加したくなった場合には有料オプションをつければ対応できます。

広告については一部制限があるものの、無料プランから利用可能です。どのような広告が使えるかは後述しますね。

アメブロやはてなブログと違う、ライターにとってのWordPress.comの大きなメリット

そういう用途ならアメブロもはてなもあるよね、と思われがちですし、大体「無料ブログサービス」というとアメブロとはてなを挙げる人が多いのですが、WebライターにとってはWordPress.comの大きなメリットがあります。

それはWordPressの入稿画面を実際に使える、ということ。

Webメディアと同様な入稿画面を無料で体験できる

Webメディアの編集者側からの指示で「CMSの画面を開放するので直接入稿していただけると助かります!」と言われることがあります。これはつまり、WordPressなどの記事登録画面にアクセスできるようにするので、下書きかプレビュー状態までやっていて、というお願いをされているんです。

アメブロやはてなブログをやっていると、当たり前ですがWordPressの入稿画面は使えません。ところが、WordPress.comならば、無料ブログサービスなのにWebメディアに近い入稿画面を使えます。そもそもブログの入稿操作は難しくないのですが、慣れないと、一度やってみないと、編集さんに出来ると言いにくいのも正直な所。それを自分のブログで、しかも無料で体験できるって素晴らしいことじゃないですか。

▼これがWordPress.comの標準的な編集画面

です。ただこれは、WordPressで作っているWebメディアの入稿画面に似てるけれどちょっと違うんですね。

実は隠し技、でもないですけれど、URLをちょっといじるとほぼ同じ管理画面でWordPress.comの投稿が出来ます。
WordPress.comで

https://mysite.wordpress.com/

というブログを持っていたとすると、上の画像の投稿画面って

https://wordpress.com/post/mysite.wordpress.com

というアドレスで表されるものです。これを

https://example.wordpress.com/wp-admin/

というアドレスでアクセスすると、レンタルサーバーにWordPressをセットアップしたり、WordPressを使っているWebメディアの投稿画面と同じ画面にすることができるんです。

ライターならこの画面を普通に使えるようになっておけばお得です。これが、ライターが手軽にブログを始めるならWordPress.comにすればいいと思う大きな理由です。

慣れてきて操作を簡略化させたくなったら、MarsEditやするぷろ、MWebなどの便利なWordPressに投稿できるアプリに切り替えられます。これも便利なポイントですね。

入稿画面の他、カテゴリーの感覚やアイキャッチ、抜粋など、お仕事先のWebメディアで気にしているようなことも自然に目にするようになります。目にするところから勉強をはじめていけば、自然にWebメディアの方と話が通りやすくなりますよ。

有料プランにすればできることが沢山ある

▼ のリンクは、WordPress.comの料金プランについての説明ページです。
WordPress.com:無料のサイトやブログを作成

WordPress.comの無料プランでは、独自ドメインができなかったりデザインの自由度に欠けるといったデメリットがあります。しかしWordPress.comでは途中から有料プランに切り替えて、独自ドメインに対応させたり、デザインテンプレートをアップロードできるようになります。

無料プランから使えるアフィリエイト、有料プランではプランが増える

広告についてはGoogle Adsenseは利用できないものの、ブロガーが良く使うアフィリエイトリンクは無料プランから利用可能。ですから、Amazonや楽天などのアフィリエイトリンクは使えます。また有料プランにすればWordAdsというWordPress.comの公式な広告プログラムも使えます。

ビジネスプランではテーマのアップロードやプラグインの追加も

有料プランの中でも「ビジネスプラン」にすれば、オリジナリティ溢れるテーマをアップロードしたり、プラグインを追加したりもできます。表示できる広告の種類も増えますね。

HTTPS化も簡単

そうそう、独自ドメインを取った際にも、自動的にHTTPS化してくれますよ。このHTTPS対応というのもレンタルサーバーで自分で行うとちょっと面倒だったりするのですが、これも自動化してくれるなんて嬉しい限りです。
有料プランには独自ドメインを一つ取得できる費用が含まれています。 もちろん、すでに取得した独自ドメインをWordPress.comの自分のブログに割り当てることもできますよ。

自分で運営したくなったら簡単に移行できる

ブログを書き進めていくうちに「これは自分で全部管理できるようにしたい」と思ったら(いや、思うのかな。コンテンツ積み重ねるのに時間使った方がいいと思うけど…)、そのタイミングでレンタルサーバーにWordPressをインストールして移行もできます。WordPressからWordPressへの移行なので、基本的にはエクスポート→インポートという簡単な手順で行えます。

お金をかけずに試せて、でも長く使おうと思ったら使い続けられるもの

お金をかけずに試せるってとても大切だと思います。契約っていうのは契約をすることよりも解除をすることの方が大変なので、無料で出来るのならそうした方がいいです。レンタルサーバーを借りる前提の、インストールタイプのWordPressよりも遙かに簡単なわけですね。

サーバー契約してうんぬんということを勧める方ももちろんいらっしゃいます。それは、登録した文章や写真のデータを、自分が主契約しているサーバーに保存されることのメリットをもって勧めている場合もあるので、それは一つの意見です。

自前でデータを持たない、公序良俗に反するサイトの運営には難があるといった程度の制限があるだけで、WordPress.comで開始する意義は大いにあります。

WordPressやサーバーの最新化やセキュリティ対応作業を忘れられる

無料の段階から出来る有り難いこととしては、WordPressのバージョンやサーバー管理が信頼出来る会社に委託された状況なので、サーバーメンテナンスに時間をかける必要がまったくないことです。これも、サーバー運営をしたいわけじゃない。コンテンツを積み重ねたい、というライターさんにはもってこいです。

運営元の信頼感

WordPress.comは世界で運営されているサービスです。ローカルな小企業が運営しているのではなく、Automattic社という、世界中のWordPressと深く関わっている企業が運営するサービスですから信頼度は抜群。WordPressの技術の総本山といっても過言ではない企業の運営なので、自分で運営するよりも信頼できるという考え方もあります。

お金をタンス貯金しておくのと銀行に預けるの、どっちが安心か、という考え方もありますよね。

さて、そこからステップアップした際には有料プランへの切り替えによって、最低限の人的コストで本格的なブログへのモデルチェンジも可能ですよ。

小さく始められて大きく育てることもできる。WordPress.comは今とても素晴らしいサービスだと思っています。

ライターがブログを始めるならWordPress.comから

まとめます。

  • WordPressの入稿画面に慣れることができる。その後もWordPressに触れられることで自然と知識が身につく
  • 最初は無料で始められる
  • その気になれば独自ドメイン・HTTPS化・オリジナルデザインの対応も可能
  • どうしても独自サーバーへ移行したくなったら、わりと簡単にできる
  • 信頼できる企業の運営

と、ライターにとってはメリットが沢山のWordPress.com
これから始めようと思っている方は、ぜひ試してみてください!

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