フリーライターをやっていて、有難いことに企業様からお問い合わせをいただくことがあります。とても有難いことです。
その際に、このようなことをあらかじめ明らかにしていただけると交渉や打ち合わせをスムーズにできるよね、という趣旨の記事を書いたのですが、それを読んでくださった方からお仕事依頼があり、スムーズに打ち合わせが進みましたのでそんなご報告を。
~ 目次 ~
お仕事依頼をくださったメディアのご担当が記事を読んでいた
こんな記事を書いていたんです
が、この記事の公開後に原稿のご依頼をいただいたWebメディアさまが、この記事を読んでくださっていたんです。
その方からのご依頼には僕の知りたいことが一通り網羅されていました。
でしたので返信は、金銭面の交渉だけ。非常にスムーズな交渉となりました。
会社を訪れての実打ち合わせは実質15分
メールでの打ち合わせも一発で確認が終わり、あとは一度お会いしてお話しましょう、という段階へ。
顔を付き合わせての会議を極端に嫌う人もいますが、ぼくは一度は相手の会社に行くことは大切だと思っています。会社の雰囲気やご担当の方以外のスタッフの表情がイキイキしているかどうかなど、実際に訪れることによってさまざまな情報が入ってきますからね。
と、そんなこんなで会議室に通され、仕事面で重要な意思確認をしたのに要した時間はわずか15分。
そのあとは、お仕事のご依頼を受けたジャンルの周辺領域のお話や、ぼくのほかのライティングジャンルのお話をして、有益な時間をテキパキと過ごせました。そうそう。ぼくの記事をご覧になって頂いていたのもこの時間で分かったんです。
そういった雑談を含めても30分程度の打ち合わせで済んだのは、メディアさまがあらかじめ必要な情報をまとめてメールしてくださったからです。
もちろん依頼時には決まっていない要項もあるでしょう。それはそれで、あるものを隠し持たずにオープンにしていただく。これがとても嬉しかったですねえ。
「奥野さんがまとめてくださったので、こちらが提示しなければならない情報がぱっとわかりましたよ」
とありがたいお言葉もいただけました。
相手の時間を重んじる
最近、礼儀2.0って言葉がすこし話題になりました。
ちょっとここの本文には疑問があって、礼儀1.0にあって2.0にない言葉の中に「相手を重んじる」があるんですよ。
でもね、礼儀2.0で相手を重んじてないわけないんですよね。重んじ方が違うって話なんです。
相手を重んじているからこそ余計な時間を使わせない。人が2人以上いる時間をできるだけ有益にするように心がける。
打ち合わせの際の時短の工夫にも、礼儀2.0の要素があるのだなと感じましたよ。
相手を思いやれるコミュニケーションを取ろう
大切なのはコミュニケーションです。ビジネススキルっていろいろありますけど、コミュニケーションスキルってぜったいあった方がいいし、ない人は避けちゃいけないと思ってます。上手にならなくてもいいけれど、下手じゃなくなるくらいまでなら努力でカバーできるから。
ライティング依頼の際に要点をまとめるのも、結局は相手を思いやるコミュニケーションの一環ですよね。別にライターうんぬんじゃなくて、そういったスキルは大切にしていきたいものです。
Webライターに執筆依頼する際のチェックリストについては、こちらの記事をご覧ください!