以前からブロガーさん同士の繋がりを膨らませたり、ブロガーさんに今よりよくなっていただくための講演の機会を設ける場「ブロガーズフェスティバル」を運営していましたが、2018年12月3日にライターと編集者・メディア関係者などの繋がりを膨らませるためのミートアップ「東京ライターMeetup‘2018 忘年会 」を開催しました。100名程度が集まって、それぞれ新しい仕事の話などで盛り上がっていたようで、成功した会になったようです。ご参加いただいたライターさん・メディアさん・編集の方・ライターに興味ある皆様、本当にありがとうございました。
~ 目次 ~
意外とない「ライターの出会い」
自分自身もライターをしているから分かるのですが、おそらく様々な角度の実力があるライターさんでないと
「向こうから仕事がやってくる」
という割合はあまり多くないのではないでしょうか。僕も、一つお仕事が進んでから継続的に案件をいただいたり、過去にお仕事をした方に新しくご依頼をいただくことはあるのですが、なかなかメディアさんなどからご依頼をいただくことが多くはありません。
それなりにブログでアピールしたり、執筆した署名記事にはできるだけ連絡先を載せたりはしているんですけれど。
自分がそうなんだから、まあ世の中の人でそういう人も多いんだろう、という勝手な思いで第1回のライターミートアップを開催したのが去年の秋。
もしかしたら内気なライターも多いかもしれないと思って、イベント開催時には席替えタイムを設けようとか、話しやすくする仕組みを考えようとか、いろいろ考えていました。ところが蓋を開けてビックリ。もう主催者の小細工なんか不要なくらい、参加したライターさん・編集者さんがアグレッシブに話していたんですよ。
きっと、ライターはライターで編集者との出会いがない。
編集者は編集者で良いライターとの出会いがない。
そんな不足感が盛り上がりに繋がっていったのでしょう。
裏方マインドが前に出る
いやでもあれですね。ブロガーの同様のイベントでもそうなのですが、どうしても自分が楽しむよりも、できるだけ多くの参加者に何かしら持ち帰っていただきたい、という方が強く出てしまうんですよね。
自分も話したい人、興味のある人はいたんですが、会場内で所在なさげにしている方であるとか、ぱっと見シャイな感じで人ときっかけを作るのが難しそうに映った方などを放っておけなくなっちゃいます。
お節介かなとも思いましたが、一人で立っていたライターさんの執筆領域をおたずねして、その領域の編集さんのところへご案内しました。その方からは後日お礼のメールをいただけました。
自分の友人のガジェットやグルメに強いライターをそういったメディアの方に紹介したりもしました。
時間が許す限り、壇上から自分の得意領域やどういう人を求めているかを表現できるアピールタイムの登壇者を募り、きっかけ作りの元を作りました。そりゃ全部は難しいだろうけれど、その中のいくつかでも実を結んで、新たな編集者-執筆者の関係ができあがればいいなと願っています。
あとは自分だ(笑)
人と人をつなぐことがなんとかできたので、後は自分が新しい何かと結びつくようにならないといけませんね。
自分が来年に具体的に繋がりそうな何かがあったかというと難しいので、名刺交換をしたりFacebookで友だちになった人と、これから築ける関係を築いて行かなければと思います。
ライターさん向けのこうしたイベントや勉強会を企画したり開催したりもできるので、これを読まれている編集の方、多くのライターを抱えている方がいらっしゃいましたらぜひご連絡ください。開催のお手伝いをさせていただきます!
以上営業タイムでした。
来年もまたやりたい
来年もまた、こうした会はやりたいと思っています。参加された方から「ああいう場を作ってくれてありがとうございました」と感謝されるのは、やって良かったなあと素直に思えますからね。
イベント中の「出し物」は有志による書籍のプレゼントとアピールタイムくらいで、あとは参加者自身が積極的に交流することによる新たな人間関係の構築がコンテンツだから、主催側が準備で知恵を絞ることはそうそうありません。
なお、忘年会中にあったプレゼントの書籍は以下の二冊です。ほしい!と思った方は買ってみてくださいね!
それよりも、当日、いかにぼっちの方、コミュニケーションが苦手なのに勇気を出して参加してくださった方の満足度を高めていくか。そこをまた考えて、より良くなる会を開きたいです。
そうしたらみなさま、またご参加くださいね。