2017年・18年と、坂本龍馬の暗殺150年、明治維新150年という記念の年を迎えた高知県のキャンペーン「幕末維新博」が2019年1月にお開きとなりました。
歴史を堪能した2年間の次のステップは高知の自然を堪能してもらおう!ということで、「リョーマの休日~自然&体験キャンペーン~」が2020年12月31日まで行われています。
プレスツアーで一部体験もさせていただきましたが、お楽しみエリアも食材も豊かな高知県はとても楽しそうで、良いキャンペーンになりそうですよ。
~ 目次 ~
リョーマの休日~自然&体験キャンペーン~ 概要
「リョーマの休日~自然&体験キャンペーン~」公式サイト | 高知県観光キャンペーン
このキャンペーンは高知県内の自然と体験をテーマとしたもので、
- 自然とあそぶ(アウトドア)
- まちと歴史
- ものづくり
- アラカルト
を主題として展開しているもの。東西に長い高知県では海も山も川もあり、川ではラフティングや川沿いのキャンプ、海でも珊瑚礁や高知県立足摺海洋館・足摺海底館といった展示、まちと歴史ではもちろん戦国時代の長宗我部家時代・江戸時代の山内家時代・幕末の動乱期とファンにはたまらんテーマが山ほどあります。グルメも、当ブログで書いているとおり、美味しいものばかりがある地域です。
それらの体験をプログラム化・モデルコース化してセットで体験しやすくし、高知の魅力を全体的に楽しんでもらおうとしているのがこのキャンペーンです。
ページ右側にあるこうしたウィジェットから検索をすると、そのテーマの体験プログラムをセットとして旅行の予約ができるというものもあり、興味のあるプログラムをそのまま旅に結びつけられています。
気になったテーマで旅行予約がしやすいのは便利ですね。
リョーマの休日~自然&体験キャンペーン~ 開会式は盛大に
2月1日には開会式が行われました。
開会式では尾崎正直高知県知事やフリーアナウンサーの中井美穂さん、ユージさん、ほかお偉い方々が登壇して華々しく、うやうやしく行われました。
尾崎知事によれば、かつて福山雅治さんが坂本龍馬役を演じた大河ドラマ「龍馬伝」が放送された効果による来訪者数・435万人を、2年間行われた幕末維新博では440万人と上回ったそうです。外部要因でなく、自らが打ち出したキャンペーンによって多くの来訪者を得られたのがとても嬉しく、自信にもなったそうで、
「歴史キャンペーンの次は自然キャンペーンをやりたい」
ということだったそうな。
キャンペーンサイトを見た中井さん・ユージさんも
中井さん「情報をどう得るかが問題だけど、観光サイトができたのはいい。フルに使いたい」
ユージさん「情報が伝わりやすくなってる。このサイトに行けばいろいろな高知の魅力が体験されている」
と、お気に入りの内容だったようですよ。
リョーマの休日~自然&体験キャンペーン~ にも関係ありそうな高知体験
何度か高知県を訪れた僕も、このキャンペーンに適してそうな体験をいくつかしております。そのときの思い出を簡単に語っておこうかしら。
おち仁淀川キャンプフィールドは、キャンプ好きならたまらんエリア!
高知市内から車で90分弱くらいでしょうか。あっというまに自然に囲まれた場所になるおち仁淀川キャンプフィールドは、キャンプ、川遊びが楽しめるフィールドでした。スノーピークさん直営。キャンプ好きならとにもかくにも行きたい場所でしょう。
陸援隊の幹部・田中光顕が残した歴史資料は幕末好きなら垂涎
高知市とキャンプフィールドの間にある佐川町という場所にある「青山文庫(せいざんぶんこ)」は、坂本龍馬と同時に暗殺された中岡慎太郎率いる陸援隊の幹部だった人です。その後、昭和まで生きた田中が集めたり残したりした資料が保管されています。
様々なマンガ・小説や龍馬伝のようなドラマで扱われていたあの幕末の志士たちの素顔を描写した部分もあったりして、幕末の高知に興味のある人にとっては
「もはや興味しか無い」
という状態に。歴史好きならぜったいに行くべきです。
高知はグルメもたまらん
高知県は食べ物の美味しいところ。みょうが、ニラ、しょうがなどの野菜は全国一の生産量を誇っていますし、カツオのたたきが美味しいのは多くの人が知っていること。そんなグルメも楽しんでいます。
ひろめ市場というフードコートというか屋台村は、高知に旅行にいったら一度は訪れたい場所。お酒やカツオ、その他の珍しい食材の多くが食べられます。
昼からお酒が飲める、いかにも高知!という「らしさ」を体験できますよ。
ここはグルメスポットとしては無名で地元の人ばかりが来ている店ですが、僕が一押ししたい店です。
高知は酒飲みのエリア、みたいな認識がありますが、そうであればやっぱり「アフターお酒」の質が高いわけですよ。
呑兵衛屋台のシジミラーメンは本当にシジミたっぷり。それがすっきり塩味のほとんど具材のないスープにでーんと入っているので、麺を食べ終えたあとに飲むスープがシジミの香りで包まれるんですよね。圧倒的にうまいですよ。
日曜市は文字通り「リョーマの『休日』」
日曜日には高知城の近くの道路、およそ1300メートルにわたって屋台が出てきます。日用品みたいなものもありますが、地元の食材や名物が食べられる屋台もたーくさんあります。
日曜日に高知県にいるなら、何はともあれ日曜市に顔を出したいところ。行かなきゃ損です。
現代的なスポット「蔦屋書店」も
2018年12月に開業したのが蔦屋書店。東京とかにもある、スタバと一体化した蔦屋で、購入前の本を読みながらスタバのコーヒー飲めたりしちゃうおしゃれスポットです。
地元の豚肉を使ったハンバーガーショップやコワーキングスペースもあり、出張中に作業のために立ち寄るのもいいですね。
また訪れたい高知県
高知県、何度か訪れている野ですが取材ばっかり入っているんですよね。
ライターの仕事の方でも
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と、グルメレポートをいろいろしています。
バイクを使って高知県内をぶらぶらツーリングしながら自然を眺めたら楽しいだろうなあと思ったりするわけでして。暖かくなったらぜひそんなことをしてみたいと考えています。
自然も歴史もグルメも楽しい高知県、休日に訪れるには良いスポットだと思いますよ!