自分でレンタルサーバーを契約し、独自ドメイン(自分専用のインターネットアドレス)を取得し、WordPressをインストールしてブログを運営してみたい、という人は少なからずいます。でも、ブログを続けることは割と大変です。あるブロガーが調査した結果によれば、はてなブログという仕組みの中で立ち上げられたブログ20,000件のうち、1年間続くブログは約30%、2年間続くブログは約10%といいます(3ヶ月に1度以上の更新で継続とみなした場合)。
ブログをどれだけ続けられるかは分からないし、今、人気のあるブロガーでも何度か立ち上げ直した結果成功している、という人もいます。そういった事情を考えると、志半ばで諦めたときの金銭的ダメージが小さい、リーズナブルなブログサービスでブログデビューするのは妥当な選択肢だと言えるのではないでしょうか。
レンタルサーバーのロリポップ!はリーズナブルな価格で、ブログを運営できるサービスです。200万以上のサイトがここで運用されており実績も充分。初期費用1,500円・月額500円(長期契約時)で柔軟な運用ができるスタンダードプランは「低コストで試してみたい」という方の選択肢としては有力です。
~ 目次 ~
LOLIPOP!(ロリポップ!)ではブログを立てるために必要なものが揃う
一般的に、自分でサーバーを立てたいとした場合に必要な契約は
- レンタルサーバー
- 独自ドメイン
があります。
レンタルサーバー
自宅のパソコンにブログのサービスに関するソフトウェアを入れ、世界に向けて情報発信することは決してできないことではありません。
しかしそれは
- 自宅のパソコンをいつも起動していなければならない
- 機器の管理をすべて自分で行わなければならない
- 自分で一からインストール・設定する必要があり、ソフトウェアの運用管理も面倒
- パソコンは世の中のWebサービスが動いている「サーバー」という機器より貧弱
- 多くの自宅環境の場合、電源やネットワークの多重化ができておらずその周りも貧弱
- 温度や湿度の管理も専用の設備に比べて貧弱
という視点からみても非常に大変なもの。ブログのためと割り切れるのであれば、そこに機能を絞ることで、安価に簡単に契約できるレンタルサーバーが有利です。その大手でリーズナブルな展開をしている代表的なサービスがロリポップ!です。
特徴は、上記の自宅のパソコンで稼働させた場合の反対の利便性にあります。
ロリポップ!では、契約をすると簡単にブログサービスのWordPress(ワードプレス)をインストールできます。
独自ドメイン
僕のブログでいえば「odaiji.com」というのが独自ドメインです。アメブロの場合、すべてのブログが「ameblo.jp」の下にあり、こういうブログは「独自ドメインで運用している」とは表現しません。はてなブログで「〇〇.hatenablog.com」という形で運用しているものも同様です。
インターネットの中でサーバーを識別するにはIPアドレスという数値情報があるのですが、これは現実の地理においては緯度や経度の数字のようなもの。数字だけでは非常にわかりにくいんのですね。
独自ドメインはある緯度・経度に対してわかりやすい住所を割り当てるようなものです。
ロリポップ!が確保してくれているドメインにサーバーを割り当てることもできるのですが、それは集合住宅の部屋を借りるようなもの。
通常ですと高くても年額2,000円、安いものですと一年目に限り数百円で独自ドメインを取得できるので、自分でサーバー運営してみたいという人はついでに独自ドメインを取ってしまうことをオススメします。
ロリポップ!を運営しているGMOペパボ株式会社は、独自ドメインを管理するサービス「ムームードメイン」を運営しています。
ロリポップ!とムームードメインをペアで使うことで、レンタルしたサーバーに対して簡単に独自ドメインを割り当てられます。お名前.comなど、ほかのドメイン管理サービスもあり、こことロリポップ!を組み合わせることもできますが、この記事ではそのやり方などには触れません。
価格も安く管理しやすいスタンダードプランが使いやすい
ロリポップ!は全体的に価格の安いサービスです。中でも、毎月支払いだと600円・一括払いだと月あたり500円になるスタンダードプランはおすすめしやすいプランです。
詳細はご利用料金 - レンタルサーバーならロリポップ!をご覧になってください。
- ディスク容量が120GBと必要十分
- PHPが高速なモジュール版
- 電話サポートがある
これらは月額料金が数百円異なる下位プランに比べてコストパフォーマンスがよく、動作上の余計な心配をするくらいなら、ざっと500円のプランにしちゃいなよ!と雑に考えることができるほど価格と動作のバランスがよさそう。
さらに勉強目的でサーバーを契約したいという人や、ブログが楽しくなったら様々な実験をしてみたい、という人にとっては以下の点が圧倒的に優位です。
- 下位プランが0or1しか作れないデータベースが複数(30)作れるようになる
- SSH接続できる
これだけの差があって、一つしたのライトプラン(月額250円)と、月額あたりたった250円しか違わないのですから、スタンダードプランにしない手はないでしょう。
ロリポップ!と契約してWordPressをインストールしてみよう
それではロリポップ!と契約をしてWordPressをインストールしてみましょう。それほど難しい手順ではなく、順を追って説明します。
契約のためには
- クレジットカード
- SMSが受信できる携帯電話環境(音声通話でも可です)
が必要になります。あらかじめ準備しておいてください
ロリポップ!と契約する
何はともあれロリポップ!と契約しなければなりませんね。
▼ ロリポップ!にログインするためのアカウント情報を指定し「規約に同意して本人確認へ」をクリックする
1:アカウント名は自分が覚えやすいもの、自分がよく使っているものにしましょう
2:ロリポップ!のドメイン は、独自ドメインを契約するなら何でもOKです。
3:パスワード は、十分に複雑なものを入れましょう。アルファベット大文字・小文字・数字・記号を含めて12文字以上はあると、そこそこ複雑だと思います。
4:連絡先メールアドレス には、様々な連絡・通知を受け取る自分のメールアドレスを入力します。
この情報はこれから利用しますので、忘れないよう・他者にばれないよう、に工夫して保存してください。
▼ SMS認証による本人確認の画面では携帯番号を入力し「認証コードを送信する」をクリックする
1:電話番号のところでは、携帯の番号を入れましょう。固定電話よりは後々楽です
2:□SMSではなく音声通話による認証を利用する は、050携帯などSMSの受信をできない環境のときにはチェックを入れましょう。のちほど、メッセージでなく音声の着信があります
3:入力が終わったらクリックします。
▼ 認証コードがSMSまたは音声の着信で伝えられますので、その内容を入力し「認証する」をクリック
▼ 連絡先情報などを入力
1:住所は適切に入れましょう。
2:自動支払いの欄でクレジットカード情報を入れれば、無料お試し期間の終了後、自動的に有料支払いのモードに切り替わります。
自動更新の手続きをしなかったがために、軌道に乗っていたブログがある日突然アクセスできなくなり原因究明に時間がかかった、というトラブル事例は僕の周りだけでも何人もいます。不要になったら解約することが前提ではありますが、自動更新は最初からしていたほうが良いと思います。
3:有料オプションですが、バックアップオプションは正式に使うようになってから導入の検討をすれば大丈夫です。PC用ウィルス対策ソフトの利用は、Windowsの場合はWindows Defenderが最初から入っているので個人的には不要と考えています。
▼ 入力データの確認画面が出てくるので、一番下の「無料お試し開始」をクリック
これでロリポップ!の登録は終了です。画面数はありますが、登録で難しいところはほとんどないのではないでしょうか。
独自ドメインを取得する
次に、ムームードメインで独自ドメインを取得しましょう。
ドメインは、ブログやレンタルサーバーとは管理する管轄が異なります。ロリポップ!をはじめとするレンタルサーバーではサーバー周りやブログを管理できますが、独自ドメインはドメイン管理サービスで管理されます。ムームードメインというサービスは、ロリポップ!を運営しているGMOペパボが運営するドメイン管理サービスです。
ドメインはすでに誰かが予約しているものは、たとえ利用されていなくても使うことができません。
ですので、取得したいドメインの名称を検討したうえで、第2、第3くらいまで案を考えておいたほうが良いかもしれませんね。
https://lolipop.jp/にアクセスし、右上の「ログイン」から「ユーザー専用ページ」を選択します。
ユーザー名・ドメイン・パスワードの入力を求められたら、ロリポップ!のアカウントを作成するときに入力した情報を入れます。
▼ 左側の柱から「サーバーの管理・設定」>「独自ドメイン設定」を選択
ここで、ムームードメインの画面が立ち上がります。
▼ 取得した独自ドメイン名を入力して「検索する」を押してみる
この画面で、実際に取得できる自分専用のドメインが誰かに取られていないかを確認できます。取得できるものであれば、
1)ムームードメインのユーザー登録
2)ドメインの確保
という手順で取得します。
まずは確保したいドメイン名を検索してみることにしましょう。
例えば僕のブログは https://odaiji.com/ なので、odaiji.comというドメインは僕がすでに持っています。この状態で、ムームードメインで「odaiji」を検索してみると、このようになります。
odaiji.com は「取得できません」になっていますが、その下の「odaiji.jp」「odaiji.net」などは「カートに追加」というボタンがありますね。
「カートに追加」ボタンがあるものは、取得可能なドメインです。
ブログに設定したいドメインをひとつ決めて「カートに追加」ボタンを押すところまで進めてみてください。
カートに追加できたら、お申込みへのボタンをクリックしましょう。
ムームーIDをまだお持ちでない方は「新規登録する」とあるので、「新規登録する」をクリックします。
まずはIDとなる自分のメールアドレスと、パスワードを入力します。
パスワードは、ほかのサイトでは使っていない、これオリジナルのパスワードが望ましいですね。
ロリポップ!と同様、SMSもしくは音声通話で本人確認を行います。コードの受け取り方を決めて「認証コードを送信する」をクリックし、SMSか電話を待ちます。
SMSなどで届いた4桁の認証番号を入力し「本人確認をして登録する」をクリックします。
▼ ドメインの所有者情報を入力していく
取得したドメインについて情報を入力していきます。縦長の画面なので、下までどんどん設定していきましょう。
ドメイン設定では、以下の設定を行います。
WHOIS公開情報:「弊社の情報を代理公開する」を選択します。
WHOISという仕組みによって、ドメインは所有者が誰か、という情報が公開されるようになります。「弊社の情報を代理公開する」を選択することによって、所有者の個人情報を明かさなくて済むようになります。
ネームサーバ(DNS):「ロリポップ!」を選択します。
ロリポップ!とムームードメインを運営する企業が同じGMOペパボであることが、ここでの設定を楽にしてくれます。それぞれ別の事業体のサービスを利用すると、ここの設定はちょっとだけ面倒になります。
連携サービス同時申し込み:チェックは不要です。
すでにロリポップ!の申し込みが終わっているので、このチェックは不要です
オプションサービスは「利用する」にチェックを入れる必要はありません
お支払いとして、クレジットカード情報と、ドメインの契約年数を選択します。
全部入力したら最下部の「次のステップへ」をクリックします。
ドメインの契約ですが、1年目だけ割安に設定されているケースが多くあります。2年・3年などの複数年契約を選んだ場合は、おそらく1年目の価格の年数倍よりも高くなっています。
お試しでやってみるなら、1年契約にしておき、2年目以降は様子を見て検討するのが良いでしょうね。
▼ 連携サービスの指定ですが、ここは「登録せずに次へ」をクリック
▼ ユーザー情報の確認画面では、自分の情報を入力していく
上の設定で、WHOIS公開情報を「弊社の情報を代理公開する」の指定にしてあれば、ここの情報が公開されることはありません。正直にどんどん入力していきましょう。
すべて入力したら画面最下部の「次のステップへ」をクリックします
▼ 最終確認画面で内容を確認し、利用規約にチェックして「取得する」をクリック
取得が完了しました。。次のステップへ進みましょう!
の画面が出てくれば、ムームードメインでの作業は終了です。
ロリポップ!の画面に戻って作業を続けますが、ここまでの設定が反映されるまでに時間がかかります。Whois登録は思わぬ時間がかかるケースもあり、ここで1~3日ほど足止めを食らう可能性もあります。のんびり待ちましょう。
ロリポップ!にドメインを設定する
ドメインの取得が終わり、これからロリポップ!に取得したドメインを反映させる作業を行います。
ロリポップ!でドメインに関する作業は
- ドメインを反映させる
- SSL設定を施す
の二つがあります。
順を追って説明していきましょう。
ドメインを反映させる
それではレンタルサーバーの設定に戻ります。
ロリポップ!のユーザー専用ページから、独自ドメインの設定画面に戻ります。
さっき設定していたページを閉じてしまった方は
https://lolipop.jp/にアクセスし、右上の「ログイン」から「ユーザー専用ページ」を選択します。
ユーザー名・ドメイン・パスワードの入力を求められたら、ロリポップ!のアカウントを作成するときに入力した情報を入れます。
▼ 左側の柱から「サーバーの管理・設定」>「独自ドメイン設定」を選択
まで作業してください。
ここの「ステップ1」を、今ムームードメインの作業で終わらせたところですので
「ステップ2」に進みます。
▼ ムームードメインで取得したドメインを「ステップ2」のところへ入力
設定する独自ドメインのところには、ムームードメインで取得したドメインをそのまま入力します。
公開(アップロード)フォルダは、内部的なフォルダー名の指定になります。ドメイン名のメイン部分を入れるなどしておけばよいでしょう。
入力が終わったら「独自ドメインをチェックする」をクリックします。
▼ 独自ドメイン取得直後に操作をする場合にはチェックを入れて「送信」を押す
下記のドメインで設定を行います。間違いなければ、設定ボタンをクリックしてください
とメッセージが出てきますので、画面したの「設定」ボタンをクリックします。
▼ドメイン登録時のWhois反映が終わっていないときなどは、以下の画面になります。これが出たら最大3日ほど待ちましょう。
ドメインを一から登録してサイトを立ち上げるときは「当日中にできるよね」と思うと思わぬ足止めを食らいます。要注意。
無料の独自SSLをインストールする
SSLとは、簡単に言えばインターネットの通信を暗号化するものです。利用者にとって安心を与えるものですし、ChromeというブラウザーではSSL対応していないサイトでは警告が出てくることもあって、今はSSL対応していないサイトにマイナスイメージがもたれてしまうような印象もあります。
SSLが設定されているWebサイトでは
「https://~~~」
でアクセスします。
SSLが設定されていないWebサイトでは
「http://~~~」
でアクセスします。
ロリポップ!では独自SSLを無料で設定できるようになっているので、設定は必ずしておきましょう。
▼ 管理ページ(ユーザー専用ページ)の「セキュリティ」>「独自SSL証明書導入」をクリック
https://lolipop.jp/にアクセスし、右上の「ログイン」から「ユーザー専用ページ」を選択します。
ユーザー名・ドメイン・パスワードの入力を求められたら、ロリポップ!のアカウントを作成するときに入力した情報を入れます。
これで管理画面に入れますので、独自SSL証明書導入のところへ移りましょう。
「独自SSL(無料)」の欄に
「すべてのドメイン」「SSL保護されていないドメイン」「SSLで保護されているドメイン」
という記述があり、SSL保護されていないドメインのところに、先ほどムームードメインで取得したドメインの記述があります。
□にチェックを入れ、右の「独自SSL(無料)を設定する」をクリックしましょう。
すると「SSL設定作業中」と表示の一部が切り替わります。
サーバー側で作業をしているので、5~10分ほど待って、ページの再読み込みをします。
「SSLで保護されているドメイン」のところに、登録したドメインが表示されていれば設定完了です。
いよいよ、ブログのシステムであるWordPressをインストールしていきましょう。
ロリポップ!にWordPressをインストール
レンタルサーバーの良いところは、WordPressのようなシステムを簡単にインストールできるところ。昔々、僕が自宅のマシンにWordPressをインストールしていたときは、いろいろなソフトウェアを適切にインストールした上で、初めてインストールできるというものでした。簡単になったものです。
▼ 管理画面から「WordPress簡単インストール」を選択する
管理画面から「サイト作成ツール」>「WordPress簡単インストール」を選択します。
▼ WordPressの必要事項を入力する
サイトURLにはムームードメインで登録したドメインを入れます。このドメインでWordPressだけを運営するのであれば、右の「入力は任意です」のところはそのままで大丈夫。
利用データベース:ここは新規自動作成でOKです。
WordPressの設定のところは、後で変更できるものの、先に決めておいた方が楽なものもありますね。
サイトのタイトル:これから作るブログのタイトルを入れてください。後でも簡単に変えられます。
ユーザー名:WordPressに接続するユーザー名を入れます。「admin」「Admin」「test」「root」「administrator」は指定できません。あまり第三者に推測されやすいものは避けましょう。
パスワード:アルファベットの大文字・小文字・数字・記号を組み合わせて作ってください。WordPressの乗っ取りはわりと身近な話です。ユーザー管理は大切に。
メールアドレス:何かあった時の通知を受けられるメールアドレスを入れてください。
プライバシー:普通はチェックを入れておきます。
すべて入力したら、画面したの「入力内容確認」をクリックしてWordPressを作成します。
▼ 確認画面で「承諾する」を選択しインストール
インストール時に同じ名前のファイルがある場合は上書きされます。
の確認に
□承諾する
のチェックを入れて「インストール」をクリックします。
▼ インストール完了画面が出てくる
正常にインストールが完了いたしました。
と始まる画面が出てくればインストール終了です。
以下の表にある管理者ページURLにアクセスできるか確認してみましょう。
WordPressのインストール時に設定したユーザー名とパスワードでログインします。
「http://~~~」
で始まっている管理画面へのアクセスを
「https://~~~」
でアクセスできることも確認しましょう。同じようにログインできるのであれば、これ以降はすべて「https://~~~」でアクセスするようにしてください。
ここまでできれば、WordPressの基本的なインストールは終了です。
WordPressの設定をする
WordPressの設定はブログの運営者によって千差万別。この記事で解説することではないので別の機会に譲りたいと思いますが、一つだけ必ずしておかなければならない設定がありますので、そこだけ解説しておきます。
▼ 管理画面に入ったら一般設定を行う
WordPressアドレス(URL)
サイトアドレス(URL)
のところがhttp://~~で始まっているので、ここをhttps://~~に修正し、画面したの「保存」をクリックします。
変更を保存するとまたログイン画面に移りますので、改めてユーザー名とパスワードを入れてアクセスしてください。
この後はひたすらWordPressの設定と記事の投稿のフェーズに移れます。お疲れ様でした。
Webで仕事をするならWordPressを簡単に使えたほうがいい
僕はWebでライターの仕事をしていることもあって、WordPressの使い方を知っていたり、入稿の仕方が分かっていたりすると、お仕事を頂ける編集部の方との話がとてもしやすくなります。
ブログを自分で設定して一通りの情報発信を経験してみると、検索エンジンに愛される立ち振る舞い(SEO)や広告を有効に活用することなどの知識が身に付きます。それがWeb界隈で仕事する際に役立つことはたくさんあります。
無料のブログサービスであればWordPress.com、低価格なレンタルサーバーであればロリポップ!で一通りを学んでみることは、僕のような仕事をしている人、これからしたい人には大いに役立つことでしょう。
自由度高くやさしくWordPressを始められるロリポップ!
ブログを始めたいという人の理由は様々あります。第nの収入の柱とするため広告収入などを得たいという方。自分の仕事や専門領域を世の中に伝える自分の城を持ちたいという方。僕の場合は、
「自分でサーバーの契約をし、ドメインを取得し、Web上で何か運用してみたかった」
のが始めたきっかけでした。その上で広告収入が得られれば嬉しかったし、自分のことをインターネットに向けて発信してみたかったというおまけもありました。
以前公式サイトを初めて作りたいライターに超お勧めブログサービスを一つ紹介します!という記事で、アメブロやはてなブログのようにサービスが用意されているWordPress.comの紹介をしました。
けれど、このサービスはブログの記事作りに専念できるメリットがありますが、ブログの仕組みを構築したり、運営会社の規約を意識したコンテンツ作りをしなければアカウントをはく奪される可能性があるというデメリットもあります。
その点、インストールタイプのWordPressは自由度が高いものです。ロリポップ!でも、アダルト・出会い系に関する広告・サイト設置は禁止といったルールはあるものの、運営の中での自由度はまったく低くありません。
ムームードメインによるドメイン取得だけ終わってしまえば、管理画面の操作も左の柱から項目を探しながら選択するだけで簡単でした。
マニュアルのページを見てみると、サーバー管理に必要な操作方法に加え、ブログアフィリエイトの始め方まで解説されており、
ブログを立ち上げるか
だけではなく
ブログをどのように活用するか
という視点まで心配りがされているように思います。こうした気遣いはやさしさです。
レンタルサーバーのデビューをしてみたいという人には、低価格な上に無料おためし期間もあり、活用事例も多いしマニュアルも整備されている。
そして操作も簡単だったロリポップ!は価格も低く
「まず試してみたら?」
と気軽に言いやすいサービスだなと感じました。