食べ放題の焼肉屋さんに行きそびれてうろうろしていた豪徳寺で、普段なかなか目にしない看板を見つけました。世田谷線の山下駅から徒歩0分みたいな場所です。
クレープBAR?
外の看板には怪しくないって書いてあったから、勇気を出して潜入してみましたよ。うん。お酒とクレープは悪くない!って思ってしまった一店でした。
~ 目次 ~
夜の豪徳寺で目に入った看板
いきなりこれが目に飛び込んできたら「なんじゃこりゃ」ってなりますよね。
看板を見てみると、想像できる「スイーツクレープ」の他に、酒の肴になるのこれ!?みたいな「おかずクレープ」というのがあるじゃないですか。まあなんだか分からないけれどとりあえず入ってみますよ。焼き肉屋さんに行けなかった分は別のお店に行ってしまってるので、そんなにおなかの空き容量はないけれども。
BARっぽい店内、気さくな店長
金曜日の23時くらいだったのかな。お店には誰もいませんでした。
「こんばんはー。開いてますか?」
「どうぞどうぞお入りください」
ってんでささっと入店。外看板に出てたのと同じメニューを拝見します。
「どのメニューが出るんですか?」
って聞いたら
「塩クレープ(500円)が一番人気ですよー」
というんで
「じゃあそれください」。
お酒はすんごい迷ったんだけれど、直感でシャンディガフ(ビールのジンジャーエール割)にしました。
シャンディガフは優秀な奴で、
- ビールよりもアルコール度数が低いので酔いにくい
- 見た目がビールっぽいから周りから変な目で見られにくい
- ジンジャーエールもビールもだいたいどこの店にもあるからメニューに無くてもお願いしやすい
- ジンジャーエールという人を選ばない味で飲みやすい
- でもビアカクテルだからおしゃれにお酒を呑んでる感を演出できる
- おそらく和風には合わないけれど、洋風だと割と幅広くカバーできそう
と、使い勝手のいいやつです。あまり酔いたくないけれど付き合うお酒のときなどにご活用ください。もちろんこの日の僕のように、美味しく飲むのだってアリな優等生です。
塩クレープはアレみたいだ
塩クレープ、到着。
うん。具材なしのクレープっぽい何かですね。
まあまあのボリューム感があります。
かじってみると、見事によく見えません。
味は、ピザに入っているようなチーズとバジルがクレープの具材として入ってるものを想像してもらえれば。プレーンなおかずクレープですね。ここに、ハムだのカレーだのグラタンだのサンマの蒲焼きだの、いろんな具材が入るようですので、晩飯として食べに行く必要性が出てきました。
なにぶん、プレーンなピザは嫌いじゃないので、ぱくぱくっと食べ終わってしまいました。
満腹。だけどここで帰りたくもないなー。と思ったら店主さんから
「スイーツクレープも食べていけば?」
うーん人の気持ちを読まれたかのようなオススメ。では、めったにクレープを食べない僕ながら、食べるときにはいつもチョイスするチョコバナナをトッピングしました。
チョコバナナクレープはしっかり見事なボリューム
チョコバナナクレープはうろ覚えだけどたぶん600円。違ってたらゴメンナサイ。
これはさっきの塩クレープ以上にずっしりどっしりしてて、手に重みも伝わってくる一品です。
バナナもきちんと入っていて、生クリームとチョコレートソースの味としっかり調和されているの。クレープの皮もほんのり甘みを感じる雰囲気があって、これは完全にデザート。食後にこれは割とボリュームあるぜ!って量でした。
ただし、スイーツクレープとシャンディガフは相性抜群だぜ。ビールだと、クレープには苦すぎると思うんだよね。でもジンジャーエールの甘爽やかな味が苦みを飛ばして、クレープの甘みに対しては炭酸のシュワシュワで流してくれるような役割も持っていましたよ。うん。このマッチ感は発見。
おなかいっぱいでしたけれど美味しく食べられました。
フラッと寄ってみたい不思議なお店
お酒を呑むと糖質が欲しくなるんですよね。そうしたとき、帰りのラーメンとクレープを比べる日が来てしまうかもしれません。
なかなか豪徳寺へ足を運ぶ機会もないのですが、訪れた際にはちょっと立ち寄ってみたいお店の候補として、むくむくと浮上してきましたよ。ちょいと面白い店でした。
変化球的なお店を求めている方は、一度立ち寄ってみても良いのではないでしょうか!