ブログを活用して製品のPRをしたいという海外製ネックピローの日本代理店の方が知人のライターさん経由で僕に相談がきました。僕自身も一記事書かせて頂きながら、ブロガーからのしっかりした目線で書ける人を推薦しています。
良いネックピロー製品でしたので、案件という意味だけでなく、僕自身が安心して他のブロガーさんにオススメできています。
~ 目次 ~
CabeauのネックピローPRにご協力頂いたブロガーさんと記事一覧
僕を含めこんな方に書いていただいています。
▼僕ですね。ほかのブロガーさんにPRをお願いするためには、まず根っこの僕が満足できるものでないといけないので、先に試用させていただきました。もちろんとても良い製品でしたよ。
▼ayanさんです。僕が尊敬し信頼できるトラベルブロガーのお一人です。起業に招かれて旅にでてブログ記事を書く、ということもなさる方ですが、依頼に対するアウトプットの数がただ事では無いほどたくさんあり、これは依頼する側が満足されるだろうなあという質と量。
▼本庄遥さんです。新高円寺にあるブロバーというブロガーが集まる場所で飲んでいたら、たまたま隣に座っていたのがご縁でお話するようになりました。話を聞いていたらビックリ!2020年のソフトボール女子日本代表を狙えるクラスで、インターハイでは防御率0を記録したピッチャーなんですよ。現在は個人で営業してスポンサーを探しながら秋のアメリカプロリーグ入りを目指しているそうで、アスリートのレビューが欲しいというクライアントの希望と、移動が多く身体をいたわりたい本人と、本庄さんを何かしらの形で応援したい僕の気持ちが合致して依頼しました。
▼まえちゃんです。日本と台湾をしょっちゅう往復してLCCを活用するまええちゃんはネックピローを使うべき人。他社製品と比較していただけるという、さすがのブロガーさんです。台湾また行きたいなー。
PR依頼を受け、ブロガーを推薦するときに気をつけていること
起業などから製品の紹介を依頼された場合の僕のスタンスは、主に▼このリンクに書いてあります。ステマ防止のためです。
チェックによって企業の依頼に応じた表現に変更する可能性があるものはAD。あくまでいちブロガーとしての感想を思う存分に書けるもので事実誤認等の確認程度で済むものはPR。企業→ブログ→読者、とあった場合に、企業よりにいる場合がAD、読者よりにいる場合がPRだと思ってもらえればいいでしょうかね。もっとも、ADにせよPRにせよ、可能な限り自分の感想・意見を書いていますし、AD記事だからとって自分の考えを曲げているわけでもありません。
重要なポイントで意見を曲げなければならないようであれば、そのお仕事はお断りします。
そのため、自分が企業から直接依頼を頂く場合には、必ず
試しに使わせていただく
フェーズを設けています。この結果、僕が勧めるにふさわしくない製品(僕ではその良さが紹介仕切れない、僕のブログの方向性とは異なる、製品がダメダメ、など)だと思ったらこの時点でお断りします。お金になろうが何だろうが、勧められない製品は勧められないからです。
その上でブロガーの推薦をすることになるのですが、これもまた難しいんですよね。
企業に推薦するブロガーさんはどんな人か
企業に僕が紹介させていただくブロガーさんは、少なくとも以下の4条件を考慮に入れています。
- 紹介したいサービス・製品との相性がよさそうなブロガーさん
- 企業の方が求めてるイメージに近いスタイルで書けそうな方人
- 納期を守ってくれそうな方(納期は厳格な場合と緩い場合とあるので、そのときに応じていろいろな方にお願いします)
- PR表記や関係性の明示など、ステマにならない工夫を分かっている、もしくは受け入れてくれる方
書き上げていない方にはできるだけ余計なプレッシャーをかけないようにしているつもりで様子を聞きます。まあ言われた方が「いつごろアップされます?」って言われたらプレッシャーにはなるものですけれど、それができるだけ小さいように、ということです。
依頼者が不安にならないよう、必要な連絡を取り、ブロガーさんが不安・疑問に思っていることを解消できるようにコミュニケーションを取らないとなあと思っています。
そういったこともあり、原則的には自分がリアルにお会いしたことのある方だけにお願いしています。お願いって顔見知りでないとなかなかしにくいものですからね。
なのでブロガーの知り合い、たくさん作りたいです。皆さん会ってください。
企業の方には拡散をお願いする
ブロガーさんに記事を書いて頂く企業の方の多くは、依頼して終わりになってしまっていることが少なくありません。これは割ともったいないことで、その企業のWebサイトや公式SNSアカウントで、そういった記事の紹介をどんどん拡散していくのが良いです。
だって、自分の製品の率直な意見が載せられた記事がたくさん出来ているんですよ。製品に興味を持ってもらってサイトを訪れたりSNSをフォローしてくれた人に、その感想を届けたいじゃないですか。
僕から企業の方へは、掲載された記事に関する拡散をオススメしています。数記事あつまるようであれば、取り上げられているブログ記事一覧のページを作ってもいいくらい。
先に紹介したayanさんから教えて頂いた▼以下のページ
は、利用体験のブログを一つにまとめている例。こういうまとめができると潜在的な顧客には響くんじゃないかしら。
良いものをもっと伝えたい
幸いなことに、PRをお願いされてお手伝いしている製品・サービスはみんな好きなもの、もしくは使ってみて好きになったものばかりです。ブロガーは感情が表に出るから面白い、というところがあるもので、楽しいもの・好きなものを紹介する際には筆も乗るもの。そんな良いものを口コミするお手伝いがもっと出来れば楽しいなと思います。
自分自身も企業さんから頼られる存在になりたいし力をつけたい。頼られる仲間のブロガーを増やしたいし、ブログを書く人と社会の接点が少しでも多く大きくなっていけばいいなと願っています。