自宅そばのファミリーマートで、よくチキンやハムカツ、焼き鳥を買います。家飲みのつまみにちょうど良いんですよね。
そんな酒の友でもあり、日中に小腹が減ったときにも心強いメニューの一つがファミマのポテチキ。なんでも2020年9月8日にパッケージも味も生まれ変わるそうでして、東京・田町で行われたメディア向け試食会にお邪魔してきました。価格は税込で200円です。
鶏肉感マシマシで美味しくなりましたよ!
~ 目次 ~
新しいポケチキは3つの味
ポケチキは3つの味が用意されています。
- プレーン
- ホット
- チーズ
です。ほうほう。パッケージが直方体的になったのですな。
「パッケージ組み立ての人的コストを削減させました」
とご担当者の言。
ポケチキは2019年5月に発売され、1年数ヶ月で3億粒が売り上げられたそうな。
新しいポケチキの改善点
主力製品となるであろうプレーンを新しいパッケージで、ホットとチーズを一粒ずついただきました。
プレーンはこれまでの(2020年9月7日まで発売する)モデルと新しいモデルでの食べ比べもできました。
新バージョンの大きなポイントは
- 衣の改善
- 肉感アップ
です。
コーンフラワー主体の衣に
これまで小麦粉を主体にしていた衣をコーンフラワー主体に変更したそうです。
製品の性質上、ある程度作り置きの時間があるのはやむを得ないもの。そうした時間を経たときにサクッとした口触りが落ちるのを軽減させたそうです。
肉感アップ!
チキンという名前のメニューですから、食べるひとは何かしらの「肉」を想定するものですよね。その肉感にこだわった改良をされたそうです。
ひとつはブロック肉による食感を高めたこと。通常この手の製品は、ひき肉を使ってつくねにしたような製品ですが、新しいポケチキではブロック肉を使うことでお肉を食べている感触を高めたのだそうです。
確かに、ひき肉を使ったハンバーグやつくねって、肉料理ですけれど、焼肉やステーキ・焼き鳥といった肉の感じはありませんものね。つくね料理は肉料理と別の美味しさがる食べ物、といった認識があります。
「ポケつくね」ではなくて「ポケチキ」だから、つくね感よりは肉感が相応しいです。
もうひとつは調理の途中で塩を肉に練り込む工程をプラスしたとのこと。これにより旨味が閉じ込められ、肉の弾力が上がったそうです。
僕がひき肉をこねて料理するときにも、こねる段階で塩を振ります。それによって旨味のある脂が閉じ込められるの、わかります。これはきっと素晴らしい改善となるでしょう。
試食。新しいポケチキ、うまいよ!
新しいポケチキの説明のあと、試食をしました。
プレーンは現行製品と新製品のパッケージをご提供いただき食べ比べを。
ホットとチーズは新製品を一粒ずついただきました。
ジューシー感アップで美味しくなったプレーン
新しいプレーン、美味いですよ。食べ比べてみると、性能が高くなっているのが分かります。
肉っぽさを歯触りから感じられます。これまでのポケチキは「ポケチキの味」で、鶏肉を食べたい時はファミチキを食べていました。でも新しいポケチキならチキンを食べたいときに買ってもよさそう。
少し時間をおいて、冷めてからも食べ比べてみました。温かい時に感じた味の良さや肉の歯触りが残っているなあという印象を持ちました。
チーズとホットも美味しい
チーズは、これはもう濃厚なチーズ味。例えるなら、たこ焼きをタコ料理でなく粉物と言うのであれば、ポケチキのチーズ味はチキン料理ではなくチーズ料理じゃなかろうか、というくらいにチーズが濃いんです。
ホットは、辛味の傾向としてはカラムーチョに近い雰囲気でした。辛さを前面にだすのではなく、普段のチキンよりもピリッとしたのを食べたい!という向きの味付けです。
個人的にはこれに辛さを調整できるような粉が有償でも付いていたら、いろいろかけて食べたくなっちゃいます。
現行ポケチキを知っている人はぜひ食べ比べてほしい
2020年9月7日まで販売されているポケチキ、嫌いではない人はぜひリニューアル前に食べておいていただきたいです。比べてみると味の違いがよく分かります。
9月8日以降に初めて食べる方、他の同等製品と比べた肉感を味わってみては