一風堂の辛味の定番がリニューアル！「極からか麺」は上等なウマカラを堪能できるぞ

一風堂、大好きです。2020年10月16日で創業35周年を迎えるそうですが、そのうちの25年くらいはその味を楽しんでいると思います。1994年に新横浜のラーメン博物館に出店したのが関東進出の1号店だったはずで、そこで食べてから定期的に足を運んでいるラーメン屋さんの一つです。

その一風堂の辛味の定番メニュー「からか麺」が誕生から31年で「極（きわみ）からか麺」にリニューアル。2020年10月16日から販売開始となります。そのメディア向け試食会があるというお話を聞きつけ、超前のめりで参加してきました。

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一風堂とからか麺

一風堂は、国内は北海道から宮崎・熊本まで、海外にも店舗を構えるラーメン店です。僕はいつも「白丸元味」を食べますが、「からか麺」は白丸元味よりも歴史ある定番ラーメンなんですよ。
メディア向け試食会の前日に、最後の復習（と極からか麺の予習）のために、それまでのからか麺を食べてきました。

からか麺は中太の麺で提供されていました。麺の硬さも固め・普通・柔らか目の3通りしか選べません。

辛さは

の5段階でした。写真のからか麺は超特辛。鋭角的な辣の辛味が特徴的な一品です。

さて、リニューアルした「極からか麺」ですが。辛さは普通と特辛の2段階になりました。が「普通」でも以前のからか麺の三辛くらいの辛味があるとのこと。僕は特辛を。同行したブロガーのコグレさん・サッシさんは普通辛を注文しましたよ。

麺は普通のとんこつラーメンと同じなので、固くしたければ粉落としから注文出来ます。

左が特辛、右が普通です。辣油のまじり方の具合で普通の方が辛そうに見えますが、食べ比べてみると辛味の度合いは段違いでした。

辛味が決して得意でないという人は普通で十分だと思います。ぼくは特辛標準でOK、OK。

一風堂の味が分かる人に向けて語るのであれば、白丸のスープに赤丸の香油、それに極からか麺オリジナルのトッピングが入ったものと考えれば大丈夫です。

極から麺のアップです。中央に鎮座する天かすはカラムーチョ的な味付けがされたもの。開発のご担当者曰く、複雑に作った味わいだけでなく、ちょっとジャンクなわかりやすい辛味も出したかったとのこと。

肉味噌は従来のからか麺に比べて複合的なスパイスの味わいがします。前作が直線的な辛味だとしたら、今作は圧倒的に複座うな辛味を持っていましたよ。

辛味だけではなく豚や玉ねぎのコクもある、これだけでご飯食べたいヤツでした。

さて、麺をずずずっといただくことにします。

白丸元味のスープの爽やかでありながら濃厚な味わいに、うまくスパイス・肉味噌・天かすの味わいが混じってくれているのがわかります。スパイシーな香りと辛味を感じつつも豚骨の優しさが両立しています。

前作と比べると鋭角な辛味から複雑な辛味に昇華した感じですかね。一点突破型の辛味が、複雑なカラウマに変わっていました。

極からか麺では、こいつが添えられているんですよ。胡麻ばくだんです。名前はおっかないけど優しいやつ。

練り胡麻やすりごまがいろいろ混ざった、香り高き薬味です。

食事の途中でこれを投入し溶くと、胡麻系のタンタンメンのような味わいに変わります。辛味が残りつつも胡麻の甘みがグンと増すんです。

替え玉をする人であれば替え玉のタイミングで投入するのがいいかな、と思いました。

ぼくの生活圏内にある一風堂でこの辛味の定番メニューが生まれたのは嬉しいことです。からか麺も良かったけど、極からか麺は

というメリットを感じました。悩みができるとしたら、一風堂へ行ったときに白丸元味を頼むか、極からか麺を頼むか悩まなくてはいけない、ということでしょうかね。嬉しい悩みです。

期間限定・一杯100円で注文できる樽詰のオールフリーは缶で飲むよりもシルキーな口当たりで、こいつを飲みながら極からか麺を食べるのもオツですよ。

オールフリーは提供店舗が決まっているので、こちら目当ての場合は予めご確認を。

極からか麺は僕にとって嬉しいスタンダード辛味麺になってくれそうです。

商品名：極からか麺（きわみからかめん）
価格：850円（税別）
特製極からか麺価格：1,090円（税別。チャーシュー2枚・のり3枚・半熟たまご付）
販売開始日：2020年10月16日～

お二人ともお酢を使った味変を称賛されています。その様子などをぜひご覧くださいませ！