昨今の事情から毎日体温を測る習慣をつけておくと良いかなと思い、スマホ連携機能のある体温計を探しました。同様の体重計や血圧計は、スマホとBluetooth接続をし、計測データを簡単に保存して管理・確認できます。
しかし、探しても出てくるのは婦人用電子体温計しかありませんでした。体温を測定してスマホにデータを飛ばせる、という要素は同じなので、それでいいや、ということで購入。OMRON MC-652LCという機種です。
当初の目的どおり、体温の測定と記録をちゃんと行えましたよ。
~ 目次 ~
婦人用電子体温計 オムロン MC-652LC
オムロン MC-652LCは、口内(舌の下側の付け根)で計測する体温計です。10~15秒で計測する予測式測定(計測時間での温度上昇度を元に、最終的な体温を分析・演算して出力する方式)と、5分ほどで計測する実測式測定(実際の温度を出力する方式)の両方に対応しています。
予測式の測定が終わったタイミング、実測の終わったタイミングで電子音がなるため、好きな方で計測をやめれば良いだけです。かんたん。
オムロンのスマホ対応計測器の総合管理アプリである「OMRON connect」を利用して本機からデータを取得することで、毎日の体温の記録・グラフ表示・CSV出力ができるようになります。
OMRON connect
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コロナ対策で体温の記録だけできれば良いのであれば、本アプリだけあれば記録可能。女性向けの基礎体温計としてフル活用するのであれば、本機のドキュメントで紹介されている「ルナルナ 体温ノート」もインストールすると良いでしょう。こちらのアプリは、僕は使いませんけれど。
ルナルナ 体温ノート
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OMRON connectとBluetoothで簡単連携
OMRON connectの初回起動時に体温計とスマホの連携を行います。
裏蓋をあけてオレンジのボタンを押し、OMRON connectから認識させるだけで体温計とスマホの連携設定は終了です。
MC-652LCは口内で計測
MC-652LCは口内で計測する体温計です。どうやら婦人用の体温計というものが、朝一に口内で計測するものだそうです。早速、口内での計測テストを行いました。
ケースから本体を抜くと、すぐさま計測モードに入ります。この状態で舌の下側の付け根に先端を当て、口で軽く咥えつつ手で支えます。
扁平な形をしている本機は細身のものよりも咥えやすいんですね。形に意味があって驚きました。
10~15秒経つとと電子音がなります。この状態で口から抜いて先端部分を拭き、ケースにしまえば予測式の計測が終了です。
予測式の計測終了の電子音が鳴っても計測を続ければ、5分程度後に再び電子音がなります。これで実測終了。ケースにしまいましょう。
ケースに入れた体温計はスマホと連携できる
ケースに閉まってから数十秒、ケースのLEDがゆっくりと点滅します。その間にOMRON connectの記録画面からリフレッシュ操作をするだけでデータを読み取ってくれます。
グラフ設定はカスタマイズしよう
僕の本機の利用目的は新型コロナウィルス感染症に対応するための体温測定です。OMRON connectではグラフの体温の軸を調整できるのですが、最高体温を41度くらいにしておくと良いと考えました。
僕の友人が先日、新型コロナウィルスに感染したのですが、そのときには40度近くまで体温が上がったそうです。そこまではグラフで確認できるようにしておきたいですね。
毎日体温を計測したい
コロナ禍においては、仕事で人と会う際には事前に体温チェックすることも礼儀になってくるかもしれません。また、感染の初期症状において微熱が出るというケースが、複数の方の体験談としてWebに書かれてもいます。
普段から体温を測っておけば、感染にいち早く気付けるかもしれません。また、継続して計測していることで相手に安心感を与えられるケースもあるかもしれません。
そうしたメリットのある計測と記録を簡単に行えるOMRON MC-652LCを、引き続き使っていきたいなと思いました。
できればオムロンさん、男性向きのアプリも作ってくれると助かります……。