辛くて美味しいものが食べたい。たまには、辛さのお供は脂じゃないものが良い。
そう思ったときに脳裏をよぎったのは、新宿・サブナードにあるAFURI 辛紅さんでした。柚子の香りが特徴的なAFURIのラーメンに、唐辛子の辛味と和山椒の香りがマッチした酸味と辛味を楽しめる「辛紅らーめん」は季節を選ばず、美味しくいただけます。
満足度高いラーメンでした!
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AFURI 辛紅
AFURI 辛紅は新宿の地下街・サブナードにあります。地理的にはほぼ靖国通りの西武新宿駅あたりで、JR・私鉄の新宿駅から地下づたいで行くことも(少し遠回りしますけれど)、気候が悪くなければ地上を大ガード方面に行けば最短距離でいけます。
遠方の方は通販ページ(AFURI Official EC Site)もありますので、こちらも見てみてくださいね。
入り口付近は地下でも広々としています。非常に良い空間。
タッチパネル式の券売機です。各種電子マネーも利用可能。メニューの選択肢としては最も辛い8辛を注文しました。
山椒極細麺とこんにゃく麺を選べます。ダイエッター、ローカーボに気を使っている方も注文できますよ。
チャーシューも選べます。ぷるとろチャーシューが大好きなので、僕はこちらを選びます。
2021年1月時点で使えるキャッシュレス決済はこんな感じ。
チケットが出てくるので、これを持って入ります。
辛紅らーめんは朱色が美しい!
注文した辛紅ラーメン(980円)、8辛(110円)、パクチー増し(200円)がこちらです。
山椒麺はスープがよく絡みます。のどごしもよく非常に食べやすい麺です。
スープの朱色は本当に美しいですよ。他店の唐辛子系ラーメンとは赤みがちょっと違うんですよね。一口すすると、複数種類入った唐辛子の複雑な旨味と、高知県産の柚子の香りがすうっと入ってきます。
唐辛子は痛みよりも熱さを感じ、絡みの主張もあるのですが、唐辛子自体の美味しさを感じられるものでした。スープを通る喉が、お腹が、ぽかぽかとしてきます。
8辛はそうですねえ、蒙古タンメン中本の北極に近いくらいの辛味でしょうか。ただ、脂分が少ない分、辛紅らーめんの方が辛味がストレートにくるかもしれません。
全体的にさっぱりとした味わいの辛紅らーめんにおいて、ぷるとろチャーシューの濃厚とろとろ感が輝いています。動物の脂は辛味とうまい具合に融和するんですよ。
唐辛子が辛味、柚子が酸味なら、ぷるとろチャーシューは甘味といえるでしょう。辛味+酸味のラーメンに加わっても良いバランスを保ち、美味しさが続きます。
魅力的な「薬味」
ラーメンを一通り堪能してテーブルを見ると、そこには
- 山椒辣油
- 生姜りんご酢
- 追いゆずパウダー
の3種類の味変素材が置いてあります。山椒辣油も麻辣な味わいをアドオンできて美味しいのですが、AFURI 辛紅にせっかくきたのですから、柚子の酸味を増やしてみましょう。ということで、追いゆず「ゆずパッパッ」をチョイス。
スッパ辛いスープが、スッパスッパ辛いスープになりました。ラーメン終盤でこれは爽やかです。汗かいてるけど爽やかです。口の中は青春ど真ん中です。
と、そこに店員さんから「辛さいかがでしたか?」との声。
とても美味しいですよ!と答えると、なにかを出してくれました。
辣油のそこに、どろりとしたなにかが沈んでいるやつ。あれだ。これ、「激辛どろ辣油」だ。
ちょっとした焦げ感とネギ科の植物の香りとが同居した、辛さをアドオンできるやつ。
こういうやつは、辛さだけじゃなくて旨味も増すから好きです。案の定、スッパスッパ辛辛旨旨なスープに変わってくれました。
濃厚な辛味ばかり味わいすぎたら、爽やか激辛で気分転換を
世の中の激辛製品は、シンプルに唐辛子が強いものだったり、脂や炭水化物と唐辛子をあわせた濃厚目なものが多いです。それに比べてAFURI 辛紅の辛紅らーめんは、爽やかに激辛。
どのお店に行っても似たような唐辛子の辛さを味わってるだけなんだよな、と考えている人がいるならば、AFURI 辛紅はぜひ訪れるべきラーメン店です。まじ、いってごらん?
AFURI 辛紅情報
AFURI Official EC Site←新宿に行けない方も辛紅らーめんを通販で!辛味セットもあるよ