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ThinkCentre M75s Small Gen2購入と同時に揃えたパーツ

2021/06/26

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先日、仕事用マシンとして高コスパのThinkCentre M75s Small Gen2を購入したのです。本機はメーカーサイト内の購入ページでのカスタマイズ構成を控えめにして実購入価格を下げ、その分のパーツを自分で別途購入しセットアップしたほうが、よりお得になるのでした。自分で組み込むのが難しい人はセットで買った方が良いのですが、コストパフォーマンスを求める人にはこのやり方が向いています。

ThinkCentre M75s Small Gen2の構成を見てみる

さて、本体と別に揃えるパーツですが、割とコスト重視で選択しています。その理由はこれまで使っていたノートパソコンがバックアップ機として生きるためです。
それ一台が故障したら完全に仕事がストップするような環境であれば、少しでも信頼性の高いパーツを選択、ということも考えます。が、バックアップ機があるため、コストを抑えた形にしています。コストを抑えたからといって必ず故障するわけでもないですから。

CPUはLenovo上で選ぶ

ThinkCentre M75s Small Gen2ではRyzenというCPUを搭載・選択できます。今回は

Ryzen 7 pro 4750g

を使おうと思っていました。グラフィック機能が内蔵されているモデルの中で上位の製品が手の届く安さになっているので、普段の快適さとごくごく簡単な動画編集を入れるならこれでよいかなと。Lenovoのスペック設定ではこちらを選択します。

このCPUを選んだモデルが安くなるのが、本機の良さです。

SSDはPCIe NVMe SSDの1TBを

ストレージを増やすことで、PC内に保存できる容量が拡大します。LenovoのBTOではこれが割高なので機器構成を組む時には容量の少ないSSDを選択し、別に単品で必要な容量のSSDを購入し、自分で差し替えました。MicrosoftのONE Driveが1TBの契約をしているので、ローカルにも1TBあると、何かの時にデータを退避するのにも安心かな、などと思ったり。

前の機種ではSATA接続のSSD・1TBのものを利用していました。3年間使っている中で、およそ700GBくらいはディスクを使っていたでしょうか。これから数年使うことを考えれば同じ1TBでは少ないなとも思いましたが、ThinkCentre M75s Small Gen2はデスクトップ機で2.5インチベイ・3.5インチベイにも空きがあるため、必要が出ればその時に増設すればよい、という考えに。

ただし、最低構成としてのストレージは、HDDではなくNVMeの最低容量の128GBのものにしました。HDDではなくSSDにした理由は

ThinkCentre M75s Small Gen2パーツ増設時の注意点について – こまめブログ
ThinkCentre M75s Small Gen2レビュー:Tinyよりコスパが強い。 | ちもろぐ

このあたりの記事を事前調査で読んでいたとき、共通の指摘があったからです。指摘とは

SSD無しモデルを購入すると、後でSSDを増設する際に必要な、配置するためのパーツが入っていない

というもの。自分に送られるものがどうかはわかりませんが、もしそうなったらダメージが大きいため、予防はしておいたほうが良いだろうと考えました。

メモリーは16GB×2を購入

前の機種はノートパソコンでしたが、16GBのメモリを搭載していました。マザーボードに直付けで拡張性がないため、最初から最も多い容量にしていたのです。

しかし、16GBという容量、GoogleのChromeというブラウザーでウインドウやタブをバシバシと開いていると、あっという間に食い尽くされてしまうようなサイズでした。あまり開きすぎないほうが良い、みたいな工夫はなかなか実を結びませんでした。そこで工夫をするより、今よりも大容量にすることに。

とりあえず8GB×1枚の構成にしておいて、追加で16GB×2を自分で用意しました。メモリは同じサイズのものを所定の位置に挿入することで、デュアルチャネルという速度効率の良い使い方をしてくれます。8GB分はうまくやってくれないと思いますが(のちに8GBも購入すれば大丈夫)、当面は合計メモリ40GB、32GBはデュアルチャネルで動いてくれれば良いかなと。

ブラウザーのタブを多数開いた状態で、処理の重い作業をするのもやりやすくなるはずです。

パソコンをセットアップして数日、取り急ぎタブを何枚開きっぱなしにしてもぜんぜん重くならなくてうれしい状況となっております。
気が向いたときに8GBを追加して、48GBまでは増やしておこうと考えています。

キーボードはLenovo謹製のアレに

BTOでキーボードやマウスも選択できますが、かれこれ20年以上ThinkPadが好きな僕は、あのキーボードにしてしまいました。

音楽を聴くだけのBluetoothイヤフォンですら、街中に出てブチブチ切れると、僕の心もブチブチ切れます。仕事で使う道具は基本的に有線が良いです。断線しない限りは有線が確実ですもん。配線も特に気になる性格ではありませんしね。

USB接続タイプのトラックポイント内蔵キーボードにしました。ThinkPad使いならこれでもう一安心です。気分次第ですがUSBマウスは家にあるのを使いまわすかもしれません。

……指紋認証デバイス忘れた。それ用のデバイスを買わないと。どうしても欲しくなったら単体で買うことにします。

Webカメラは適当なコストパフォーマンスの良さそうなやつで

近頃のノートパソコにはカメラが内蔵されているものも少なくなく、画質を気にしなければそれでWeb会議も済んでしまいます。今回購入したPCにはカメラが無いので、適当な製品を選ぶことにしました。

個人的にはWeb会議は

  • 音声が最も重要
  • カメラはそこそこで良い

と考えています。音声についてはすでに持っているマイク

こちらを使うつもりでしたので、あとはそこそこの映りをするカメラを、音質を気にすることなく購入すればOK。結局、購入したのは

こちらの製品です。

画質はエネルギーの持って行き場に悩んでいる若者のようにギラギラしていますが、まあ及第点。

今買うなら、Webカメラ内蔵のディスプレイもいいかもしれませんね。

3年ほど前に買ったディスプレイ
自宅作業用に27インチの4Kディスプレイを導入。作業環境が大きく改善した
がまだ元気なので、いつかこれを買い換えるタイミングが発生したときにWebカメラ内蔵のディスプレイにするのもいいかも。

今回購入した製品の総額はどのくらいか

結局、パソコンのリニューアルでいくらくらいかかったのでしょうか。まとめておきましょう。

No 製品 価格(購入時の税込)
1 本体・ベース 57,800
2 SSD 12,780
3 メモリ 19,980
4 キーボード 5,748
5 Webカメラ 2,999
6 合計 99,307

約10万円でした。個人的にはこの価格で仕事が快適になるマシンを準備できたので満足でした。Lenovoの構成で同じスペックにしたら、2~3万円は更に高くなると思われます。
人によってはこれにディスプレイ分の費用が必要になるかもですが、まあこのくらいです。

ともあれこれで揃ったのは、Lenovoの構成可能パソコンをベースにして安く揃えられたから、かなと思っています。

これで数年は仕事できることでしょう。がんばります。

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