家系ラーメンチェーンの「壱角家」。レギュラーメニューに、麺をたっぷりの野菜に置き換えた「ベジタブル家系」というメニューがあります。たっぷりの野菜を、こってりとした家系ラーメンのスープで食べられるこのメニューは、ダイエット中であってもしょんぼりしない、豪快に頂けましたよ。チートデイでもないのにチートしているような雰囲気が気に入って、すでに何度もリピートしているこのメニュー、ご紹介します。
※糖質制限・ロカボ・ケトジェニックについてその是非は本記事では扱いません。糖質を控えている方に向いているメニューという視点でご覧下さい
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壱角家は家系ラーメンチェーン
壱角家は家系ラーメンチェーンです。2023年5月時点では、青森県弘前市から香川県綾歌郡宇多津まで、またタイやマレーシアにも展開しています。店舗数は110超。
家系ラーメンとしては大規模チェーンということもあり、あまりとがった特徴を出さずに、豚骨醬油ベースのスープに海苔・ほうれん草・チャーシューをのせた、スタンダードな味わいを提供していると思います。
ベジタブル家系はレギュラーメニューらしく、チケット販売機にも1ページ目に堂々と登場。醬油・塩味ともに660円とお求めやすい価格です。糖質制限って食費がかさむものなので、この価格も嬉しいです。なお麺を抜きたい方向けの「1玉(210円)」「半玉(110円)」オプションもあるので状況に応じて。
家系ラーメンといえば、券を渡す際に麺のかたさ・味の濃さ・脂の量を3段階で指定するのが定番。ベジタブル家系の麺抜であれば麺のかたさ指定はありませんが、味の濃さ・脂の量は好きなように指定できます。ケトジェニックダイエットの場合は脂質を摂らないといけないので、脂多めもいいかもですね。
壱角家のベジタブル家系を食べる
せっかくなので野菜をしっかり食べたい!と思い、ベジタブル家系のほかに、トッピングで白髪ネギ、ほうれん草、海苔、チャーシューをオプションで頼みました。豪快です。別皿にしてもらいましたが、写真写り以上に白髪ネギとほうれん草のボリュームがすごくて、どちらか片方だけでもいいかな、という量でした。
麺を茹でる工程がないからか、注文から着丼のスピードも早いように感じました。
テーブルにある主要薬味としては豆板醤とにんにく。
そして家系を象徴する薬味としてたまねぎと刻みしょうががあります。これらを組み合わせて好きな味付けにして食べていきましょう。
ベジタブル家系の本体だけでも、おそらくもやし1パック分程度と、キャベツ・ほうれんそう・豚肉が入っていて十分なボリューム。普通、この一杯でも結構な満足感があると思います。スープの中にも野菜がしっかり沈んでいるので、なかなか減らないんですよ。
海苔は水溶性食物繊維が豊富ですし、チャーシューはタンパク質の供給源です。これだけ食べれば満腹感を感じます。白髪ネギは味付けがしょっぱめなので、これを注文する場合はスープの味を薄めにして、塩味をスープに逃がしながら食べるといいかも。
ダイエット中も、いろいろ工夫を凝らして野菜を食べるんですが、家系ラーメン味のスープで野菜を食べられるのは嬉しいです。ダイエットで我慢しながら食事する感がなくなって、思い切り野菜を堪能することができるんですよね。
ダイエット中くらいラーメンのことなんて忘れろよ
という人もいるかもしれませんが、むしろ逆です。何か我慢するストレスをできるだけ軽減することがダイエットを成功させるポイントになると思います。
家系ラーメンの美味しい食べ方の1つに
海苔をスープに浸し、それで豆板醤やニンニク・その他の薬味でアレンジしたご飯を巻いて食べる
というものがあります。ご飯こそないものの、海苔にさまざまな野菜・薬味を巻いて食べるおいしさも格別です。
低糖質ダイエットの有力武器に
正直、満足しました。
単に家系ラーメンで言えば、それぞれもっと好きな店の味があると思います。でも、
- 店舗の多い外食チェーンで、昼も夜も野菜中心メニューを食べられる
- 1食あたりの野菜のボリュームが多く、食事の調整がしやすい
- 家系の味の野菜スープは、低糖質ダイエット中に自宅で作ることはまず無く、バラエティ的に優秀
- 660円は安い(低糖質の食事はなんだかんだ高い)
- 家系ラーメン定番のオプションであるネギ・海苔・ほうれん草・ショウガはダイエットにも適した食材
とメリットが多く、温野菜をしっかり食べたい日に足が向かう店の1つになりました。
定期的なダイエットだけでなく、次の食事は炭水化物を減らしたい、というニーズにも応えられる店だと思いますよ。