ライフハック

観察力を養う

2012/10/18

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観察力、これ結構大切なことだと思っています。
観察力≒感じる力、といってもいいかもしれないですね。または、目配り力かな。

ブログのネタが生み出されるのも観察力。
何かを主導・主催する側に移ったときにトラブルを未然に防ぐのも観察力。
物事の改善点、問題点を発見するのも観察力。物事の始まりに必要なのが、観察力と思っております。

要は何か新しい実を収穫するための最初に必要なのが種で、その種を生み出すのが観察力。
観察をキチンと出来ないと、その後がいくら優れていても何も繋がらないのですよ。

ブログを書くということに置き換えて観察力を考えてみます。

初めの一歩をどうやって切るか?

よく言われることに、こんな例が出てきます。
思い立ったらすぐ行動しよう→すばらしい!
まず、とにかくブログを書いてみよう→すばらしい!
だけど、どうやったら「思い立つ」ことができますか?どうやったらブログの一行目を書けますか?

初動のための推進力に成るのが、観察力から得られる気づきではないかなと思う訳で。

自分ならではの観察力を育てる

授業、教室、セミナーで覚えたことを素直に実行する→人からもらった種は人からもらったようにしか育たない。

僕はそう思います。そこには後天的な要素が少ない(ないとは言わない)のです。
これはその人のDNAをそのまま利用しようとしているから、ではないかな、と。

自らのDNAを育てる

得たものを咀嚼して自分の中に取り込んで初めて、思想に自分のDNAが芽生えるんだと考えてます。

たとえ人から教わったことでも、そこから自分で気づいたことを実行する→自分のDNAから派生した種はさまざまに育ちます。広がり方が全然異なるわけです。

また、自分で気づけないと継続が難しい(人から得られる刺激には時間や金銭などの制約がありますよね)。けっきょく、持続させるには自らの発見、気付きが根っこになってくるのですな。

観察力をどうやって養うか、自分なりに考えてみる

さて、観察力をどうやって養えばいいのでしょうかね。

•周辺視野を物理的にも論理的にも養う

物をじぃっと、ギュッと見つめると周りが見えなくなります。視界が狭く、深くなります。
また、それに対し、物を何と無くぼおっと見ると、不思議と周辺まで見えるようになります。それが周辺視野です。

周辺視野のスイッチをオン、オフすることで、気づきのチャンスが生まれます。

photo:workstation by striatic

•デジタルなインプット、アナログなインプットの使い分け

デジタルなインプット→狭く深く
アナログなインプット→広く浅く

新聞を読むって、悪いことじゃないんですよ。自分に縁のないニュースが視界に飛び込んでくる可能性をもたらします。
専門書をよむ、様々なお気に入り機能を使って特定の人、ニュースソースの情報を得るということは、深い知識が入りますが比較的周辺視野を得にくいです。得られないとは言いませんが、率は下がるでしょう。

両方を使い分けることで種•DNAの幅・深さがバラエティ豊かになって行くと思います。

こうあるべき、の徹底と排除。

こうあるべき、と自分が思う事に反する事があったときこそ観察のチャンスです。

「こうあるべき」と考えないということではありません。
「こうあるべき」という意識を持ってそれを一度肯定して考えて、それを否定する思考プロセスが面白いですね。

簡単に一人ブレストが可能になります。

ぼーっとする事

色々なインプットからアウトプットする際に必要なのはぼーっとする事です。いったん、思考のバルブを解放しちゃいましょう。
無意識の中で結合される有機物に価値があることが、ままあるものですよ。

考えに詰まったら、一旦考えることを止めましょう。止めても人間、無意識で考えているもので、それがむくりと身を起こすまで放っておくのも面白いですね。忘れっ放しにだけはしませんように。

僕はこんな感じで、自分の観察力を養い、種を発見し、育てるようにしています。出来るだけ普遍的に書いたつもりですが、何かのお役に立てば嬉しいな〜。

※次回の観察力
【観察力を養う 2】 「いつも」を意識する

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