最近は飲み屋さんの新規開拓をしていませんでした。反省しています。
ふとネットを探索していて見つけた、渋谷の缶詰バー。
渋谷の文化村そばにあるMr.KANSO(ミスターカンソ)だった。職場の同僚3人と、男4人で行ってきた。ラーメン屋さんのビルの3階にひっそりと、ね。
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Mr.KANSOというお店
正直な話、昭和40年代くらいな店舗イメージでアニメ「笑ゥせぇるすまん」に出てくる「BAR 魔の巣」のマスターみたいなのが居る店だと思っていた。しかし入ってみると綺麗で落ち着いたお店でオーナーも妙齢の女性様。清潔感たっぷりなお店だった。
お店の一角には棚に並べられた缶詰、缶詰。オーナーいわく、あるときには200種類を優に超えるそうな。アジアからヨーロッパ、南米まで、様々な缶詰が時によって入れ替わりラインナップとなるらしい。
サバやマグロの缶もあるし、みつ豆の缶もある。私なんぞ子供の頃にはよくみつ豆の缶を食べており、とても懐かしい雰囲気がしたものだ。
おもしろ缶がたくさん!
いろいろ食べたが、鮭、うなぎの胆、ピリ辛ボーボードリなども美味しかった。
出し巻き卵、たこやき、トドの肉。食べてみたい缶詰は山ほどあった。カレーの缶はご飯で食べることもできるみたい。
それぞれ少な目が一人酒に優しい!
私は一人酒が多いのだが、悩みの一つに「一つの注文での料理が多すぎる」というのがある。代替が複数人の客向けだから仕方がないが、常連にならないと量(と価格)を減らしてもらえなかったりすることが多い。そのような店に比べ、この缶詰のバーというのは、食べ物の量が判断できるので、一人酒でも非常に安心だ。現にこの日も、女性の一人客が飲みにきていた。
スタッフの応対もすばらしく、お店に行く前に感じた昭和な、多少ざわめいたイメージというのは完全に払拭された。場所も渋谷の繁華街の中にありながらも隠れ家的であり、またひっそりと通いたいと思わせる良店だった。
また、行きたくなる店
良い店というのは酒だけでも味だけでも人柄だけでもない。これらが上手く絡み合い、店主と客の相性がビタっときたときに初めて良店足り得る。そういう意味では良店とは人によって様々だが、この店は私にとってまごうことなき良店だった。
また行こうと思う。