拝啓@odaijiです。
池袋のうどん屋『うちたて家』でコシたっぷりのうどんを食べ、顎が疲れる
ちょうどこのエントリーの内容でうどんを食べ、顎がさんざん疲れたのが2012年11月23日の21時ごろ。その後僕はとある場所に赴いたのであります。それは「Shogi Bar」。お酒を飲みながら将棋を指す場所です。
2016年1月23日追記
その後(2015年の半ば?)新宿・歌舞伎町へ移転された模様。詳細は
SHOGIBAR(@SHOGIBAR)さん | Twitter
こちらをご覧くださいませ。
~ 目次 ~
経営するプロ棋士は橋本八段
Shogi Barは、現役のプロ棋士(将棋を指すことでお金を稼ぎ生計を立てておられる方)が経営されています。その棋士は
▼橋本 崇載(はしもと たかのり)先生
棋士紹介:日本将棋連盟
2012年度、A級という名人に直接挑戦できる可能性があるリーグに在籍しているトップ棋士の一人です。残念ながら2013年はB級というポジションですが、すぐまた復帰してくださるでしょう!
写真の通り、見た目が伝統文化の将棋の棋士らしくないというのが彼らしいところで、将棋という文化をもっと広い層の目に触れさせんとイカン!とお考えの先生です。
2014年度のNHK杯将棋トーナメント戦では準決勝という大舞台で「二歩」という反則負けを喫したことでも話題になりましたね。
ハッシー先生
と皆に呼ばれている人気者なんですよ。
そのハッシー先生が経営されている池袋にあるShogi Barへ行ってまいりましたよ。
▼ブログはこちらです。
SHOGI-BAR OFFICIAL HOMEPAGE
で、行ってみた。
これを目当てにビル探しましょう。
入ってみる
店内はいかにも小ざっぱりとしたBarでした。▲こんな感じの長テーブルがあって、将棋盤が4面、5面ほど置けるようになっています。お客さんが5人くらいは並んで座れて、お店のスタッフが一人(もしくは複数人)で相手をしてくださいます。タイミングが良ければハッシー先生もお相手してくださるそうで。
スタッフのラーメン大好き太郎君いわく
「初めてのお客様には詰将棋をお出ししているんですよー」
ですって。詰将棋っていうのは、将棋の駒とルールを使った、相手の王様を攻めるパズルのようなものです。
で、幸いなことにその詰将棋を二問出されて、芋焼酎ロックを二杯飲みながら正答!太郎君と周りのお客さんに「解くの早いねー」と褒められました。エッヘン。
こんな本格的な将棋盤もあって、靴脱いで上がって指すこともできます。この日は機会がなかったけど今度はやってみたいなー。
システムを聞いて、指す
チャージ3000円、基本的には飲み物中心です。おなかがすいたら出前が取れる模様。プレモル600円~といったところ。
開店時間は19時~24時です。将棋を指すのは多分無料ですね。
僕は上記の通りで、事前にうどんを食べておなか一杯だったので、ひたすらお酒だけ飲みながら将棋指しました。
お酒飲んで、将棋指して、お酒飲んで、お酒飲んで、お酒飲みながら将棋指して、お酒飲んで、お酒飲みながら将棋指して。
お酒7杯、将棋は3番指して2勝1敗でした。
大体、酒を飲めば飲むほど考えが回らなくなって将棋は弱くなるはずなんだけど、ベロベロになりながら、不思議と頭が冴えてたな。やっぱ俺、天才かもしれません。
「アナログ」の良さ
将棋はそのゲームの性質上、非常にインターネットゲームにしやすいです。日本で最大級のインターネット将棋サイトですと
▼将棋倶楽部24
将棋倶楽部24
というのがあります。僕もここで結構指すんですけれどね。
レート1600前後で、arashinというIDでやっています。見つけたら声かけてください。
実際、将棋盤を挟んで人と対峙し、マウスを使って操作するのではなく、駒を手に取って将棋を指すというのは大変に気持ちがいいです。
ネット上で会ってる人がリアルで会って「やっぱ実際に会うのっていいよね」っていうのと似ています。
駒で対話する。「棋は対話なり」なんてことわざもあります。
実際に駒を持って将棋を指すのは久しぶりだったのですが、大人の社交場といった風情があり、なかなか良いバーでした。
将棋が好きなら、たとえ弱くても楽しめるのがShogi Barだと思います。今度はハッシー先生に教えてもらいたいなー。