健康 酒・飯

日本酒で悪酔い・二日酔いしにくくなるための呑み方4ポイント

2012/12/05

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拝啓@odaijiです。

どうも日本酒を飲むと悪酔いしがちだよな!という方、いらっしゃいますよね。日本酒は基本的にお米でできている酒ですし、アルコール分解のできる人ならそんなに悪酔いはしないはず・・・。

という気もしますし私も他の酒より美味しく飲めるので、25年ほど日本酒を飲み続けて来た経験から悪酔い・二日酔いしにくいポイントをお伝えできればなあと思います。

この記事のまとめ

  • 「純米系」のお酒を飲む
  • 燗酒から飲み始める
  • 酒量を知っておく
  • お酒と同量程度の水も飲もう
  • 日本酒についてで書きましたが、ほかのお酒でも応用の効く内容がありますよー。
    また、体質によって効能が異なる場合もあります!

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    1)「純米系」のお酒を飲む

    そんなことないよ!と言われることも多いこの対策ですが、僕個人の体質でいいますと、醸造アルコールを摂取すると統計的に悪酔いしやすかったんですよね。

    なのでご紹介します。醸造アルコールの問題が特に無い方は、2から読み進めてくださいね。

    ラベルに張ってあるお酒の種類を確認します。



    純米酒、特別純米酒、純米吟醸酒、純米大吟醸酒
    これが良いです。逆に

    本醸造酒、特別本醸造酒、吟醸酒、大吟醸酒
    は、僕的には悪酔いしやすい・・・。

    たとえ、大吟醸酒が「特別大吟醸酒」だろうが「大吟醸 生酒」だろうが、僕は悪酔いしやすいです。
    頭に「純米」があるかどうかが自分の体質的にはとても重要です。。

    なぜか。

    純米酒には醸造アルコールが含まれていないこと。

    この醸造アルコールが曲者になっている人は多いです。

    醸造アルコール - Wikipedia

    専門家でも意見が分かれるところのようですが、醸造アルコールの有無で酔い方が変わる体質の人もいるみたいです。
    醸造アルコールの無い酒ばかりで飲んでみる、というのを試してみるのもいいでしょう。

    さらに突き詰めて言えば、「純米系」の「山廃」「きもと作り」を選ぶと、最もお米に近い純米酒が飲めます。

    スタッフが日本酒を「知ってる」お店なら
    「アル添されていないお酒ちょうだい」
    「醸造アルコールの入っていなお酒ちょうだい」
    で通じます。

    2)燗酒から飲み始める

    これ、何気に重要。そして相当化学的。

    アルコールは体内で、体温と同じくらいになってから吸収されます。
    冷酒が一気に酔いやすいのは、お腹にたまったアルコールが一気に吸収されるからなんですね。


    冷酒の場合
    一杯飲む→おいしい。でも全然酔わない(胃の中のアルコールはまだ冷温)
    二杯目→おいしい。まだ酔わない(胃の中のアルコールは2杯分だが冷温)
    三倍目→おいしい。全然酔わない(胃の中のアルコールは3杯分だが冷温)

    中休み→胃の中のアルコールが体温程度に上昇

    ここで3杯分のアルコールが一気に体内に吸収される

    あれ、一気に酔った・・・


    これが冷酒で一気に酔う構図です。
    これが、お燗酒(体温程度の酒)になると、


    燗酒の場合
    燗酒一杯→おいしいね。少し酔ってきた(胃のアルコールは体温程度。一杯目の分が吸収)
    程よく一杯分酔う

    二杯目→おいしい。また少し酔ってきた(胃のアルコールは2杯分、全体的に吸収)
    程よく二杯分酔う

    三倍目→おいしい。いい感じに酔ってきた(胃のアルコールは3倍分、3杯目なりに吸収)
    程よく三杯分酔う

    中休み→3杯目のアルコール吸収が終了

    予定通り三杯分の酔いが回ってる


    みたいになります。
    これだと、一杯目、二杯目で、すでにその時のアルコールが体内に吸収されるので、酔ったペースがわかります。
    したがって無理に飲みすぎることがなくなるわけですね。

    上記の例の場合、どっちみち三合飲める人は大丈夫なんですけれど、二合しか飲めない人の場合、冷酒の場合は破たんします。燗酒の場合は二合飲んだところでストップをかけることが可能になります。

    燗酒の呼び方、温度
    呼び名 よびな 温度
    日向燗 ひなたかん 30度位
    人肌燗 ひとはだかん 35度位
    ぬる燗 ぬるかん 40度位
    上燗 じょうかん 45度位
    熱燗 あうかん 50度位
    飛び切り燗 とびきりかん 55度位

    ※沸騰させる泉燗(せんかん)っていうのもありますが、アルコールが飛んじゃうらしいですね。僕は飲んだことないのですが。
    まあアルコール飛んでしまうのでは「燗酒」になりにくいかなーってことでここでも飛ばしてます。

    燗酒(人肌以上ね)は、飲んだとたんに吸収されるから都度都度、酔いが周り、「ああ、酔ってきたな」という感覚を得易いですね。

    実践テクニックとしては、ぬる燗、上燗を頼んでおくのが吉かと思います。自分の猪口に注がれて口にする際に、ちょうどひと肌位になっていると飲みやすく、薫り高く、そして体内にすぐ吸収されるお酒になっています。

    これでペースがつかめるというものです。

    3)酒量を知っておく

    これは実践的なテクニックです。いちど一人酒をしましょう。
    一人酒はお店でも自宅でも構いませんが、どちらにしても「一合」という単位がしっかりわかるようにしておくのがいいです。
    お店なら大概は「一合ずつ飲みたい」といえばどうにかしてくれます。

    で。僕の場合の酒量チェック方法ですが。

    活字の小さめな文庫本を読みながら1人酒を飲みます。本はそこそこ面白い、飽きない内容のほうがいいですね。

    酔いが回る際、活字が面倒になってくる瞬間が訪れます。で、もう活字はいいや、と思ったそこを自分の酒量と心得ておくとちょうど良いですね。

    実際は、もっと飲むことができる領域にいます。でもここでやめておくと確実に悪酔いしないという域でもあります。

    本来お酒というのは、楽しく飲むものです。悪酔いする、うんと手前でやめるのがいい酒量なんです。

    もっとも酒量は時間とのかけ算的な部分もあります。一般的な飲み会であれば2時間、あるいは3時間として、30分に一合(弱いと自覚している人は30分に半合でも)と決めておいて、そのペースでいつ面倒になるかを見ておくと良いですね。
    また、適度におつまみを調整しながら何度か試してみるのもいいでしょう。

    4)お酒の合間に水を飲む

    お酒の合間合間に、水を飲んでください。基準はお酒を飲む量と同じくらいの量を飲む。
    個人的には冷たい水よりも常温の方がいいと思っています。上記の、胃のなかでアルコールを冷やしたくないから。

    最近は日本酒スタンドも多くて、日本酒の器を一つもらって、自分で日本酒を注ぎにいくようなところもあるでしょう。
    そんなところだったら、お代わりをする前に器に水を一杯注ぎ、

    (器に残っている前のお酒を洗いながら自分も一杯水を飲む)

    というのをやってみると、下にも肝臓にも優しいです。

    ▼山口の銘酒「貴」の仕込み水です

    これが効果抜群。まあ酒と同量飲むわけですからそうとう「薄まる」とは思うのですが、接種するアルコール自体の絶対量は変わらないはず。分解されるんですかねえ?でもとにかく悪酔いしにくいし、翌日にも残らないです。

    日本酒を味わう会などに行きますと、大概お水をもらえます。ある蔵元さんの会などでは、その蔵元で仕込むお酒用のお水(仕込み水などといいますね)をいただけます。これを「飲んだ日本酒と同量程度飲む」というのが推奨されています。

    化学的な裏付けを調べたことはないですが、どこの「いい店」に行っても同様のサービスは受けられます。
    水道水の場合もあるけれど、付き合いのある酒蔵さんの仕込み水を提供してくれるところもあります。

    そもそも、日本酒は水で作ってるんです。水で割って味が悪いわけでもないし、理屈が悪いわけではないです。

    水なんかと一緒にのんで、よわっちいなあ

    そんなこといわれたら、言ってるあなたこそが通じゃないんだよ、と言い返してあげてください。そしてぐびぐび水をのみ、どんどんトイレに行くべし。


    こんな風にお酒を付き合うと、お酒を多く飲む機会があっても、お酒に振り回されずに楽しむことができるのではないでしょうか。

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    しじみは肝臓に良いんですよね。ウコンヘパリーゼとともにお勧めです。内臓に優しくお過ごしください!

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