拝啓@odaijiです。
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このエントリーの流し読みっ!
不要なメール・メッセージのリンクは開かない 可能なセキュリティーアップデートはしておこう 会社のマシンはシステム管理者に従おう
年末年始は日常とコンピューターへの携わり方が変わってきます。毎日職場や自宅でPCを触っている人でも、冬休みに入ったり帰省したりで、接し方が変わってくる時期です。
簡単ですが、そんな年末年始を何事もなく乗り切れますよう、アドバイスを送らせていただければ。
不要なメール、知らない人のツイートやメッセージのリンクは開かない
忘年会のお知らせ、新年会のお知らせ、明けましておめでとう!など、年末年始のメッセージは普段よりも若干多くなりがちです。
友達からくるのはまあいいとして、知らない人からのメッセージにリンクがありましたら、そのリンクは開くのをよしましょう。どのような迷惑プログラムへ続く道かわかりません。
友達からのものでも不自然に機械的なものがあったら、開く前に確認しておきましょう。
▼過去のエントリー
「アンドロイドアップマガジン」からのメールはAndroidでは開けるな危険!
こんなものでも書いているのですが、今送られてくる迷惑メールの多くは、ほかに感染した人の住所録情報を悪用して、発信元も宛先も偽装しています。
つまり、ウィルスメールが、一見知人から送られてきたもの、というのが結構存在しているんです。
さらに最近のリンクは、URL短縮化機能がある功罪で、リンク先にどのようなものがあるかわかりづらくなっています。どんなリンク先があるかわからない以上、とりわけ知らない人からのメッセージのリンクを踏む必要はありません。
君子危うきに近寄らず
でございますよ。
逆に、自分がリンクを付けて送るなら?
▼macaf.ee ショートURLサービス
McAfee | Secure Short URL Service
セキュリティソフト会社のマカフィーが運営しているURL短縮サービスを使って短縮URLを作成しましょう。こちらで作ったものは安全が保障されるので、受け取った人にも安心設計です。
可能なセキュリティーアップデートはしておこう
プログラムの脆弱性はいつの世も狙われます。その脆弱性をつぶさずに年を越せば、年明けに狙われます。
「あるある」なソフトウェアは以下の通りです。
Adobe Acrobat/Reader/Flash/Shockwave
Microsoft Office/Windows(Windows Update)
Java
このほかにもアップデートができるものは、できるだけしておくのが安心です。
ウィルス対策ソフトウェアがインストールされているのでしたら、そのウィルスパターン情報もアップデートしておくのが安心です。
自分が使っているソフトなどの理由で最新版にできないなどの状況がある場合、なおさら、そのほかのソフトは最新版にするように努めてください。
肩が脱臼しやすかったら、肩の周りの筋肉を強化するしかないのです(違うかな・・・)
会社のマシンは、会社の管理者の方に従おう
上で述べたことは、基本的には自宅のPC、会社のPC共通でいえることではあるのですが、会社のPCに関する休み前の手当ては、会社のシステム管理者の指示に従いましょう。
会社のマシンは、会社のポリシーで運営されています。
会社のマシンを個人の勝手でアップデートしたりしますと、運用に障りが出たり、全社の管理ができなくなったりしてしまいます。決められた管理者がいる場合にはその方の判断を仰ぎましょう。
システム担当者などが不在でポリシーが存在していない会社もあります。その場合は個々人の許されている活動範囲に基づいて作業しましょう。
長期休暇明けの注意
正月明け、会社に行くと、一気にどどーんとメールを受信することがあります。メールの洪水ですね。
その場合、ついつい添付ファイルやリンクの扱いがおざなりになりがちです。
くれぐれも、不信な発信元や、知り合いでも本文が妙に不自然なメールにある添付ファイルやリンクを安易に踏まないようにご注意ください。
余裕があれば、差出人に、そのようなメールを出したかどうか、確認すると良いでしょう。
先ほども申し上げたように、最近の迷惑メール・ウィルスメール・メッセージは、知人を偽装しているものが多いものです。
年末年始の忙しいときに迷惑メールでよけいあわただしくなりませんように。