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【「アマゾン」まねた履歴書に大反響 閲覧数20万件、仕事のオファーも】 のニュースを読んで、オリジナリティの大切さを知る

2013/02/03

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拝啓@odaijiです。

このエントリーの流し読みっ!

  • こういうアイディアを0から一発出せることの素晴らしさ
  • 同じことをやったら二番煎じ。次は何か
  • 自分なら何ができるか、常に意識することがチャンスのタネかも。

  • こんなニュースを見てしまったんですね。
    CNN.co.jp : 「アマゾン」まねた履歴書に大反響 閲覧数20万件、仕事のオファーも

    読みました。
    フランスのウェブマネージャー・フィリップ・デュボさんが、企業へ履歴書を送るかわりに、Amazonの商品ページに似せた自分の履歴Webページを作り、このURLを企業に送ったところ、企業からも一般からも大きな反響があったそうで。

    さっそく僕も、この元ページを見てみました。それがこちらです。

    ▼Amazon風の個人の履歴書ページ
    An Amaz-ing Resume - Philippe DubostAn Amaz-ing Resume - Philippe Dubost

    おおおお。これは見た目からして面白い。


    大切なことはアイディアと「最初にやった」こと

    星のつけ方とか、履歴の表示とか、非常に「Amazon」っぽく作っているんですよね。こんな遊び心を持っている人がWebManagerになってくれれば、きっと楽しいページを作ってくれるだろうと、企業は条件反射的に採用してしまいそうです。

    大切なことは二つだと思うのです。

  • アイディアの秀逸さ
  • それを「最初にやった」こと
  • Amazon風履歴書。確かにAmazonの各商品ページは、その商品のいいところを取り上げつつ、利用者の評価も載せつつ、結果てきに商品を買っていただけるようなページになっているわけです。

    それを個人に置き換えれば、個人のいいアピールページになるわけですよね。このアイディアが素晴らしい。


    そして、このアイディアを最初に実行し、企業にしっかり連絡したことです。
    これによって、その素晴らしいアイディアが世界で初めて世に出たことになります。ここまでがワンセットで初めて、世間に認められる素晴らしいデザイン・アイディアになるわけですよね。


    同じことをやったら二番煎じ

    じゃあ日本人が楽天のページ風に自分を表現したらそれで良いか。

    まあ、初めてやった人くらいは及第点なのかもしれませんが、もう2番煎じです。
    1番>>>>>(越えられない壁×3)>>>>>2番
    くらい差があります。それだけ、最初にやった人って尊いですよね。

    アイディアで勝負するなら、そこに一つ二つ、自分ならではのスパイスを利かせてはじめて、多少は比べてくれるくらいのレベルになるのだと思います。

    だから僕らは、個人の履歴書をネット通販のページで表現することはもうあきらめて、次の何か面白いことを探していくことに進まなければならない。

    そのために、


    自分ならどうできるか、常に意識することがチャンスのタネかも。

    このネタはもう取られてしまいました。自分なら何をすればいいんですかね。

    それは、自分を紹介するという素材に適している世の中のサービスがなにかを意識すること

    なのだと思います。簡単なたとえなら、Gungho社へ履歴書を送るなら、パズドラのモンスター紹介画面風にするとか。まあ僕が思い付きで書くくらいですから、このくらいじゃ入社できないでしょうけれどね。

    これは人間の履歴書に限らず、誰かに何かを紹介するときのアプローチに応用して考えていかなければならないことだと思います。
    AmazonくらいのWebサービスのデザインですと、もう実用的な美だと思うのですよね。このデザインを拝借するセンス。このセンスをこの一事からどれだけ吸い上げることができるのか。

    後から追う僕らは、吸い上げる力、応用する力で勝負していくことになります。
    自分の生活範囲で人になにかを紹介する場合、自分ならどう応用することができるか。
    常に世の中をそういう意識で見ていくことが大切で、面白いのではないかなと思いましたよ。

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