ヨーグルトと聞いて琴欧州しか思い出さないのは明治ブルガリアヨーグルトの回し者です。
そう、チチヤスこそ大正時代に日本で初めてヨーグルトを発売した老舗(Wikipedia調べ)、そこが満を持して発売していがのがこいつ、乳酸菌ソーダなわけで。この、少年だか少女だかわからないお顔(チー坊という、おそらく少年です)もご存じの方は多いんじゃないかしら。
チチヤスが出すだけに、単純な乳酸菌飲料にはならないでしょう。チチヤスヨーグルトを0.5g、塩を一つまみ加え、ソルティヨーグルト風味として売り出すことになりました。こういうこだわりを見せてくれているのだから、単なるカルピスソーダ味にならないことを大いに期待したい。ええ、期待したいですとも。
100mlあたりのエネルギーは45kcalです。
100mlあたりの炭水化物量(糖質量)は11.0gです。
1本飲んだらごはん一膳分、ってところかな。まあまあありますな。乳性飲料だから仕方ないといえば仕方ないけれどね。ナトリウムもふつうのドリンクよりは多いので、汗っかきな夏には悪くないと思いますよ。
飲んでみましょ。
香りはカルピスソーダよりも甘い。なんだろう。アンバサとかに近いかしら。
うん。十分に甘い乳性炭酸飲料ですな。練乳ライクな甘味を感じつつ・・・というところ。
その中に、ちゃんとヨーグルトらしさがあるのがさすが、チチヤスヨーグルト含有ドリンクだ。
さらに一つまみの塩はしっかりと隠し味として生きていて、単なる甘ったるい飲み物ではなくなっているところが興味深い。最近コンビニで、塩系の飴売ってるじゃないですか。塩飴じゃなくって、グレープフルーツ飴に塩っぽい工夫がされているとか、サイダーキャンディーに塩アレンジがされているとか。
ああいう塩のアレンジを感じさせますね。甘くてでれ~っとなりそうなところを、塩で引き締めているというか。それが感じられる甘いドリンクです。
ヨーグルト風味だけどヨーグルトドリンクではない。
乳性炭酸飲料だけれどもカルピスソーダとも違う。
甘いけれどもそれなりの塩分も感じられる。
繊細な味だけれど、ちゃんとした立ち位置があるんじゃないかと思いますよ。
試してみてもいい。そんなドリンクに仕上がっていると思います。
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