フリーライターの@odaijiです。
ライター業の中で、FAXのやり取りをうまいことしたくなる機会が出てきたので、インターネットFAXを導入してみました。
このエントリーの流し読みっ!
~ 目次 ~
FAX、まだまだ現役
取材の申し込みをメインとしたケースで、FAXが必要になるケースがあります。
取材対象から
- 企画書をFAXしてください
- 掲載前の記事チェックをしたいのでFAXでイメージをください
- 掲載した紙面(画面?)をFAXしてください
こういうお願いをうけることが多々あります。
この期待に応えるには、FAXを使うしかないわけでして。
最初の数件の案件はコンビニからFAXを送っていました。ところがこれは
- 一枚あたり50円と、わりかし高額
- 送信はできても受信の環境がない
- コンビニまで移動するのは面倒くさい
という欠点があります。自分用のFAXを楽に導入することはできないものでしょうか?
FAX、どうするか
いざFAXを導入するとしたら、二つの手段が考えられました。
- 自宅に複合機を導入する
- インターネットFAXを利用する
どう判断したかを簡単に説明していきます。
自宅に複合機を導入する
メリット
- ランニングコストは通常の通信費しかかからない(普通の電話は加入しています)
- 古くなったプリンターのリプレースもできちゃう
デメリット
- 機材を買い換えるためイニシャルコストが発生する
- 機材次第ではペーパーレスではなくなる可能性あり
- 外出時にFAXの送受信の必要性が発生した場合にどうするか
外出時のFAX送受信ですが、自宅に送受信制御用のパソコンを用紙して起動しっぱなしにし、リモートアクセスでデータの送受信を行うことでカバーはできそうです。なので、これに関しては「手間をかければ可能かもしれない」ということで。
インターネットFAXを選択する
今どきはクラウドサービスがありますので、そこからFAXの送受信が可能です。
メリット
- インフラを持たなくて良い
- FAX専用の番号を手軽持つことができる
- ノートPC、スマートフォン、タブレットなどのデバイスから、いつでもどこでもFAX送受信が可能
デメリット
- 月額などランニングコストはそれなりに発生する
- クラウドサービスなので、いつサービスが終了するかわからない
- インターネット通信環境がないと、FAXの送受信そのものの指示が出せない
- 情報漏えい?
まとめ
価格次第ですが、FAX付きの複合機を購入するよりは、しばらくはこちらでやっても良いかなという判断もあり。
クラウドサービスの終了に関しては仕方なく、インターネットFAX自体がなくなってしまうことはないでしょうから、うまく乗り換えればよいでしょう。
また、情報漏えいですが、そもそもFAXで送受信するものはそれほど機密性に富むものが少ないので、あまり気にしなくてよいかという判断もできます。
それらよりは、モバイル出先でもFAXの送受信ができることのメリットが大きいのではないかという判断になりました。
インターネットFAXのサービス
さて、インターネットFAXにもサービスがいくつかありますが、
インターネットFAXは
- 050で始まる受信用FAX番号を持てる。より安いプランで、受信用FAX番号を持たず送信専用の契約があるところも
- FAXが着信すると通知が来るようなサービスがある
- FAXの送信時にはPDFなどをアップロードし、相手のFAX番号を指定する
といった契約・操作でFAXの送受信を行います。これによりペーパーレスになりますし、外出時にもFAXの到着を確認できるようになるのがメリットですね。
サービスは何社からも出ています。
インターネットFax【eFax】| いつでもどこでもFAX送受信
インターネットFAXサービス | InterFAX | メールやWeb APIでFAX送受信
これからのインターネットFAXならMessage+(メッセージプラス)
このあたりを比較に入れました結果、僕が選んだのは、FAX050です。
スタンダードプランであれば月額500円で受信用のFAX番号を維持でき、送信時に20円/枚かかります。受信料は月額に含まれている模様です。
送信時の金額がもう少し安いものはあるのですが(12円~15円くらい)、使用頻度があまり高くないことから、月額の安いFAX050がメリットが大きいだろうと判断しました。
使ってみた
パソコンからの送信で使ってみましたが、使用感はなかなか。モバイルの環境でさくっと送信できてしまうので大変助かります。送信時、受信時には登録したメールに案内が来るようなので、そこも安心です。
しばらくこれを使ってみて、使用量が劇的に多くなるとか、送信が多すぎてコストがかかるとかという状況になったときにほかの選択肢を考えてみたいかと思っています。