ライター仕事をしていたり、ブログを書いたりしていると、画像を指定のサイズで切り出したいというニーズが良く発生します。
例えば横長の何かの画像を元にし、良いとこ取りをした上で1120×630で切り出したい、というニーズが出てくるんです。
普通に考えれば1120:630の横縦比率で長方形指定をするのが既に大変なのですが、Windowsのフリーソフト「PictCutter」を使うと、切り出しサイズの指定をしてからその比率の長方形を拡大・縮小できるため、画像の加工が大幅に楽になります。
このフリーソフトはぶろぐを始めたばかりの頃から今の今まで、ずっと使い続けている便利ソフト。画像のトリミングに良いソフトを探している人は、ぜひ試してみてください!
~ 目次 ~
画像の切り出しとトリミング
僕の場合はデジカメの写真って、基本的に画素サイズをLで撮影します。
今のカメラの設定ですと、
横4500ピクセルくらい
縦3500ピクセルくらい
という大きさです。縮小はあとで行った方が画質の劣化が起こらず、写真をきれいに使えますからね。
ところでこういった画像を
・実際に使うときのサイズを横xピクセル、縦yピクセルで固定したい
・そのピクセルの比を保った形で画像ファイルから自由なエリアで切り出したい
という条件で切り出したいというニーズがあるんですよね。
最終的には1600x900ピクセルに切り出したいけれど、トリミングエリアは16:9とはいえ、どの範囲かはわからない、
といった状態ですね。
そんなニーズを満たせるフリーソフトがありました。pictcutterです。
「pictcutter」は切り出しに便利なフリーソフト
pictcutterは、最終的に切り出したい画像サイズを先にしていすると、元画像にその縦横火の長方形が出てきます。あとは拡大・縮小の比率を変更するだけで、好みの一・サイズでトリミング出来るというありがたいソフトなんです。
インストールから使い方まで解説していきますね。
「pictcutter」をインストールする
インストールは以下のURLから行いましょう。こちらのページです。
for Microsoft Windows 7,10と書かれていますね。僕はWindows10で快適に使えています。
zipファイルをダウンロードして解凍し、その中のexeファイルをダブルクリックしたら実行できます。インストール作業は必要としていないようですね。
「pictcutter」を使ってみる
まずは画像を読み込みます。プログラムを起動したら、中央のグレーのゾーンに画像ファイルをドラッグ&ドロップすればOKですね。
調整はほとんど2か所といっても良いと思います。
画面一番下にある「切り出しサイズ」で最終的な画像のピクセル数を決定します。
そして、その一段上にある「縮小率(%)」で、元画像からどの領域を切り出すかを決めます。
縮小率を変更すると、トリミングの枠のサイズがそれに合わせて拡大・縮小します。
また、枠自体をドラッグして、切り取るエリアを選択することができます。
切り出したいエリアが決まったら、画面上の「プレビュー」ボタンをクリックします。
プレビュー画面で切り出した画像のイメージを確認して、良ければ画面上部のボタンから、上書き保存や別名保存を選択します。
気に入らなければ、プレビュー画面を閉じてしまえば画像編集を続けられます。
直観的でわかりやすかった
画像サイズが指定されていて、その比率に合わせてうまく切り取りたい。
こういうニーズに直観的にこたえられるソフトがなかなか見つからなかったのですが、これは大変お手軽に操作できました。
Windowsはこういうソフトがフリーソフトとして提供されているのが良いですね。
作者さんに感謝しつつ、これからも使い続けて行きたいなと思っています。