酒・飯

一人で居酒屋さんで飲むことは独りでいたいから、とは限らない

2014/04/20

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独りで居酒屋さんやビアバーに行くの、結構好きです。
たまにね

「奥野さん、独りで飲みにいけるってオトナだねー!」

って言われることがあるんですが、お店に入る人数が一人ってだけで、決して孤独を楽しんでいるだけじゃないんだよ、ということなんですわ。

お店の中には常連も店員もいる

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友達と居酒屋さんに入ったとき、誰と話します?
まあその友達と話しますよね。居酒屋にいく目的は、お酒や料理を楽しむことのほかには、友達ときたんなく話すことだとおもうんです。

じゃあ一人でお店に入ったときって、どうします?

っていうと、僕の場合、別に一人で静か~にお酒を飲みたい、ってだけじゃないんですよ。

そこには店員さんがいる。
そこには常連さんがいる。

だから、独りでお店にいっても、べつに誰とも話さずに静かに飲んで静かに帰るとは限りません。

ゆるいコミュニケーション

友人・知人とお酒を飲みに来るとき。だいたいそれらの友人・知人とはまあまあ近い距離であることもあり、時には議論が熱くなったりします。

でもね、お店の店員さんの手が空いた好きにちょろっと話しかけるようなコミュニケーションって、すごいゆるいんですよ。
もちろん仲もいいし、共通の話題なんかもあるんだけれど、ずっと話しこむわけではないからさらっとしたコミュニケーションになります。

常連さんは・・・。これは常連さんによっても違うんですが、ほかで一緒に遊んだりしない常連さんだと、店員さんの時と同じパターンかなって思いマス。お互いそこまで深入りしないし、その場その場で楽~に飲むための距離感で飲んでいることが多いから、必要以上に突っ込まない、ゆるいコミュニケーションで楽しみます。

ゆるいコミュニケーションって何だろう。

うーん。天気や最近のニュースの話題ほど距離が離れてもないし、
人生の相談をするほど重くもないし。

自分の趣味とか嗜好は知られているけれど別に深入りしない、という人とぱさぱさに乾燥していない、でもドロドロにウェットでもない、そういう距離感の一つなんだと思います。

店員さんとお友達になれたらいいな

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あるお店に初めて一人で入るとき。ましてその店自体が初めてのとき。

僕が思っていることは二つです。

1)料理やお酒が美味しいといいなあ
2)お店の人が良い人で、気楽に楽しいことを話せるような関係になれたらいいなあ

ということ。まあお腹減ってるときは、2はそんなに考えないけれども。

出てきた料理について、お店の人と話せると楽しいですよ。どこの食材使ってるの?とか、どういう調理しているの?とか。

話すも話さないも自分の自由なのがいい

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本当に静かに飲みたいとき、たいていのお店のスタッフは無理に話しかけずに放っておいてくれます。
まあ、ちゃんと放ってくれるのが良いスタッフの条件の一つでもあるけれどね。

でも話したいとき、忙しくない時間にうまく話しかければ、ちゃんと会話になります。

なんというか、その空気感を楽しんでいるのが独り酒なんじゃないかなと思ったりしていて、必ずしも独りで静かにしていたいわけでもないんですよ、ってことなんです。

独りでお店にいくのは静寂に耐えられない、そうお考えでしたら、必ずしもそうじゃないんですよ、ということだけでもわかっていただければ。

あ・・・。料理やお酒をじっくり楽しめる、系のメリットもあるけれど。今回はそこはどうでもいいやって感じです。

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