BONANZAという将棋ソフトが出てから、将棋のプログラムは飛躍的に向上しました。この数年は電王戦といって、将棋のコンピューターソフトがプロの将棋棋士を負かす実績が不思議でなくなるほどの大会が開催されていることもあり、将棋というゲームが話題になりつつあるのもわかる気がします。
とはいえ、ふつうのアマチュアの将棋愛好家にとっては、もっと気軽に・手軽にコンピューター将棋を楽しみたいもの。そんななかで色々試していましたが、このスマホ用将棋アプリがなかなかバランスよかったのでご紹介します。
「金沢将棋2」です。
~ 目次 ~
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金沢将棋2 ~レベル300~
カテゴリ: ゲーム, エンターテインメント, ボード, ストラテジー
僕はAndroid版を買いました。
画面キャプチャはAndroidのアプリからです。
棋力のバランスが良い
この金沢将棋、レベルが1~300あります。すいません、まだ1と200、300しかやってません。
レベル1は初級者に近いレベル。
レベル200は初段くらいあるんじゃないかなという気がしました。
レベル300は有段者、おそらくアマチュアの二段・三段くらいあるのではないでしょうか。
僕は今「将棋ウォーズ」というインターネット将棋アプリで三段で指しているのですが、金沢将棋2のレベル300は下手をすると負けるレベルです。
レベル200でも気を抜くと劣性になって盛り返すのに一苦労です。
初段を目指す人ならレベル100~200を常用すると良いでしょう。
遊んでみる
将棋の駒は3通りから選べます。沢山勝っていくと駒が追加できる模様。
以下は最初から登録されている駒です。
こらは通常。
こらは一文字駒。
テレビ対局ではおなじみですね。
英語表記。
この駒は、現実には見たことありません
対局開始するとこのようなオプションが選べます。
対局タイプを人にしていすると、このアプリはただの将棋盤になります。その場に将棋の友達がいるときには便利です。
コンピューターを選択した際にはレベルを指定できます
レベルは1-300まで選べます。
級位者は1-100
初段前後は100-200
有段者は200-300
が適しています
対局終了後。
待ったの機能をつかうと、ばれます(笑)
棋譜を保存することができます。
後で強い人に見せてアドバイスをもらうことができますね
環境設定。大画面スマホなら、ズームは切ると良いでしょう。
小さな画面のスマホなら、駒を確実に操作するためにズームが便利です
まとめ
道場でトップクラスに居る方、将棋道場24というインターネットサイトで常時1800点を超える方、将棋ウォーズで四段の中ほど以上にいらっしゃる方にはちょっと物足りないかもしれません。
それ以下の方。とりわけ上級から初段くらいまでの方は、このアプリを使って練習する価値があると思いました。
私がゴキゲン中飛車を選んだ時にスマホが超速37銀を選択するくらいの定跡は登録されているようです。
コンピューター将棋ですから指し込めば癖は出てくるかもしれません。
それをあえてオーソドックスに指していくことで、将棋の地力・経験を積むことができるでしょう。
そして終盤は強いはずですから、それに合わせて考えることで、終盤力を鍛えるのにも適していると思います。
初段前後の将棋ファンであれば、そうとう適したアプリです。Android版を買いましたが、オススメです。