@odaiji さん曰く、。
僕が総合編集長をしている合同メルマガの「Edge Rank」の共同執筆者・ @shuhei0919y さん主催の「映画ファンの集い」。2015年1月31日に開催されたその第9回を見学させていただきました。あ、取材です。
・メルマガ仲間の柳下さんの普段の活動や表情をみてみたい
・最近僕もシネマズ by 松竹というサイトでライターをしていることから映画に興味が出てきている
・評判の良さを複数方面から聞いている
・こういうエンターテイメント系イベントの主催を僕はしていないので勉強になるかなあと思った
などなど様々な理由が相まって、楽しみにお邪魔してきたのでございますよ。
~ 目次 ~
ファンの人同士のイベント
映画ファンの集いは、その名の通り映画ファンの映画ファンによる映画ファンのためのイベントです。
主催の柳下さんは映画ブログが絶好調だったり映画の評論が素晴らしかったり関係者とのつながりもある方ですが、彼自身が映画俳優でもないし、映画撮影・配給を生業にしている方でもありません。ただしこの柳下さん、筋金入りの映画好きです。勝手な想像ですが、自分ががっつり話せる相手を探すために、最初このイベントを立ち上げたんじゃないかなあと想像したり。
まあ人間、誰もが何かしらのマニア要素って持っていると思うんですよね。でもそのマニア度が恥ずかしいから、普段学校や職場ではなかなか話すことが出来ないっていうことがあるんじゃないかなと思います。
そういう方が発散させ、昇華させ、同じような想いの方と知り合うにはこういうファンミーティングはぴったり。自分の「映画好き」をどれだけ吐き出してもまだお釣りが来るような濃ゆいファンが沢山来ているようでした。
テーブルごとにお題を決めて45分間のフリートークをしてもらうという企画が骨で、アルコールや料理・お菓子と合わせてたくさんコミュニケーションを取る時間があったようです。フリートークタイムは45分×3回。参加者は自分が好きなテーマを選んで、合計135分間、思う存分映画を語りつくすことができるのです。
クイズ大会・プレゼント大会
映画界につながりのある柳下さんなので関連グッズのプレゼントや、その景品が狙えるクイズ大会が行われたりもしました。
ただしそのクイズにもコミュニケーションが必要な仕組みを作っているのがさすが。
挙手による早押しだけでなく、チームで協力して問題を解くような仕組みも取り入れています。
ファンの人同士が繋がれることを重視しているのでしょうね。
PRタイムも忘れない
45分のフリートークは3度あります。その合間合間に、自主映画を作られた学生さんや配給会社の方のお話など、映画に関係している方をファンにご紹介できる時間を設けてくださっていました。
僕がライターとして参加している「シネマズ by 松竹」もご紹介させていただきましたよ。
ファンとして何かに携わるとき、その界隈のプロとか現場の人と話せると嬉しいと思うのですよ。柳下さんがこれまで培ってきた人のつながりを生かして、そういう喜びも与えているんでしょうね。有難いことです。
運営回りの感想
以上がイベントの感想だったのですが、ここからは運営回りの感想。
スタッフのキビキビ感
まず若いスタッフがキビキビとしていてとても元気でした。聞けばこのイベント、柳下さんが最年長でイベントを回すスタッフの方はすべて柳下さんより年下なんですね。主催者でありお兄ちゃんの柳下さんのリードのもと、スタッフがとてもキビキビと動いておられました。
おそらくスタッフのみなさんも最初は参加者だったのではないでしょうかね。
自分が楽しかったイベントだからみんなにも楽しんでもらいたい。
そんな気持ちを持っているように見受けられました。
ホスピタリティが優秀
全参加者のプロフィールが乗った冊子を配布したり、ネックストラップに冊子内の自分の番号を掲載したプロフィールカードを印刷して入れておいてくれたり。
またボスの柳下さんもイベント中はしゃべりっぱなしの動きっぱなし。適度にスタッフや常連さんをいじりつつ場を和ませていました。
参加者は、ほぼ全員が近くで柳下さんを見られたんじゃないですかね。
スタッフは7人で回していたのかな。100人を超えるイベントを7人で回すのは無理じゃね?と思っていたけれど、なんと常連さんがスタッフのような気配りをできていたりと、旨い仕組みが出来ているもんです。
イベント会場をこしらえるときだって、スタッフだけでは足りないはずなのに、そこには有志の常連さんが沢山。リピーターが初めての参加者をおもてなししようという気持ちを持っているのかもしれませんね。
老婆心ながら
拝見していて気付いた点をほんの数点。些細なことですが。
受付時間はもっと短縮できる
受付の方、しっかりチェックされていて頑張っていらっしゃいました。しかし参加者の割には担当者が少ないような気がします。
100人の参加者がいたとして、一人30秒の受付時間がかかるとします。
すると、受付だけで50分は必要になるということなのですよね。
提案としては二つあって、どちらもシステムを有効活用しよう、というもの。
1)イベント管理ツールの受付システムを活用しよう
→イベントン - 主催者にやさしいイベント支援ツールというシステムでやっていたとお見受けするのですが、こちらを利用すると受付時の確認が楽になります。イベント受付時に参加者に番号が割り当てられるので、その番号で管理もできるし、QRコードを読み取ることで受付処理を行うことが出来ます。これで、一人当たりの受付時間を短縮できるでしょう
2)受付を平行にしよう
→イベントンの管理ツールを使えば、受付をパラレルにできます。同時に2人、3人の受付が可能です。これで全体の時間を短縮できます。
スムーズに受付を通れれば、よりイベントの楽しさが増す・・・かもしれませんね。
個々のプログラムに参加しないスタッフを作る
スタッフの方もイベントの盛り上げに一役買っていると思います。だからこそ一人、個別のプログラムに全く関与せず、常に全体に目を光らせられるスタッフが一人いると、トラブルや場の改善に貢献できるのではないでしょうか。
出来ればボスの柳下さんと同じ気持ち・志の人がいいですね。場面場面で遊軍のように手伝ってもいいけれど、基本的には全体の流れ・動きを押さえておくと良いです。
ロゴなど作ったらいいんじゃね?
イベントロゴなんか作ったらいいかなって思いました。
イベント会場に掲示する時にも使えるし、配布資料の頭に掲載すれば締まるし。
イベント自体のグッズも作れると思うんですよ。良くあるところで言えばステッカーとか。
※ほら、ブログにレポート書くときのアイキャッチに使えるじゃないですか
そういうデザイン請け負ってくれそうなブロガーさん、知ってますよ。
主催者が考えてるから改善される
これをみてさすがだなあと思いました。
柳下さん、ちゃんとイベントを振り返って次回の改善を考えているんですね。もっと良い会になっていくことでしょう。次回もさらに参加者をおもてなしし、楽しませる仕組みを作るのではないでしょうかね。
(追記:私の書いた改善案に関するアンサーも追記していただいています。仕事が速くて意志がしっかりしてます)
今後の予定
映画ファンの集いはすでに大人気イベント。100人の枠があっという間に埋まってしまいます。
今後は
▼2月開催分(ほぼ満席)
▼3月開催分(映画ファンの集い一周年記念会)
とあるようですね。
映画ファン、映画について日ごろぶちまけたい滾る思いのある方は参加してみることをおすすめします!